2020年11月13日 (更新:2024年08月27日)
美しい積載テトリス実例集、キャンプギアをスマートに収納するコツ
美しく整ったトランクはキャンプ上級者の証拠。実際に積載テトリスを行なっているユーザーの実例をレポートします。積載テトリスをマスターして、周囲から一目置かれる上級キャンパーへの仲間入りを果たしましょう!
積載テトリスを極めよう
積載テトリスとは、荷物をテトリスのように隙間なく詰め込む積載方法のこと。
微妙に余る隙間を極力減ラスことでさらにスペースを確保できるほか、整理して積むことで荷物の所在がわかりやすくなり、設営時の時短にも繋がります。
積載テトリスのいくつかのコツ
同じ箱を複数購入し種類別に収納
積載テトリスにおいて重要なのは、収納ボックスやコンテナ、トランクカーゴなどの箱モノの用意です。
同じ種類のボックスを複数購入しておくことで、縦積みの安定感や見た目の美しさが向上するほか、荷物の形状が明確になるため隙間を詰めて積載しやすくなります。
箱に入れる荷物は種類別に分けておきましょう。地道な作業ですが、この辺りをきっちりやるかどうかでキャンプライフ全体の質が向上します。
すぐに必要な荷物は見える位置に積む
積載テトリスを実践しても、実用性が伴わなければ意味がありません。すぐにテントを張りたいのにペグが入った箱が奥にある・・・なんてことが発生しないよう、積載時は順序を考慮しましょう。
箱を積み上げる場合は、優先順位の高いアイテムが入った箱を最後に載せるのが鉄則です。
各ウィンドウとの干渉がないかを確認
箱モノを積み上げると、上側の箱の角がサイドやトランクドアのガラスに接近しがちです。トランクを閉めたときに接していないかはもちろん、路面の段差で跳ねたときに当たらないか、なども注意する必要があります。
どうしても接近している場合は、布やクッションを緩衝材代わりに詰めておくようにしましょう。
美しい積載テトリス実例をご紹介
今回は、積載テトリスを実践しているCARTUNEユーザーのNuma420さんの積載例を紹介。見栄えが良く使い勝手も良いテトリス積載の世界を覗いてみましょう。
愛車はホンダ クロスロード
Numa420さんの愛車は、ホンダ クロスロード。
シートを3列まで備えながらも、畳むとフラットになる荷室をもつ使い勝手が魅力の隠れた名SUVです。
タイヤはBFGoodrich製のオールテレーンに履き替え。純正サイドステップやルーフラックもあいまって、頼り甲斐のあるルックスに仕上がっています。
よく使うギアを基準にして積載
Numa420さんは、スノーピークのシェルフコンテナ25を愛用。ボックスとしての使用はもちろん、展開すると棚にもなる便利なキャンプギアです。
積載時は、このお気に入りのギアを基準にして構成を組み立てています。
こちらは、シェルフコンテナ25を2段で使用した例。サイドに同じ高さのボックスを置くことで、天板なしでフラットな2段目収納スペースを作り出しています。
このように使用頻度の高い収納用品やキャンプギアがある場合、それにサイズが近く、残りのトランクスペースにぴったりと収まるボックスを用意しておくと、スムーズに積載することができます。
こちらは、シェルコンテナ25を3段で使用した例。ボックスとの高低差を利用して小物用スペースを作り出しています。
様々な荷物や積載スタイルに対応できるよう、サイズの異なるボックスを用意しておくのも手です。
ボックスに荷物を収納する前に、ボックス自体がちゃんとトランクに収まるかどうかの確認をお忘れなく。
キャンプギアの一部を使用して整理
キャンプギアを積載時にも活用することで、トランク内を整理することも可能です。
こちらは、スチールラックの天板をクーラボックスの上に載せ、荷室を上下に分けている例。
天板をうまく活用できなければ、上の大きな2つの荷物の配置は難しくなっていたはずです。荷物が多い場合は、荷物に合うスペースを工夫して作り出せるかがカギとなります。
キャンプ慣れしているかはトランクを見ればわかる
積載テトリスは、より多くの荷物を収納できたり使い勝手が向上したりといいことづくし。愛車のトランクと荷物をよく観察し、自分がベストと思う積載レイアウトを見つけてみましょう。
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