2019年11月13日 (更新:2020年07月14日)
旧車に似合うホイール特集!
発売から半世紀近くが経過し、もはやクラシックカーと言って差し支えの無い70〜80年代のクルマたち。今回は、そんな旧車と共に今なお愛され続ける、昭和の輝かしい時代に生まれたホイールたちを特集します!
レーシングサービスワタナベ エイトスポーク
1967年創業のレーシングサービスワタナベ。創業当時からFJ、F3などのレーシングマシンを設計・製作していた同社の言わずと知れた超有名ホイールが「エイトスポーク」です。特徴的な8本のカマボコ型スポークは、アルミホイール業界に「RSワタナベ」のイメージを強く定着させるものとなりました。
ハヤシレーシング
ハヤシレーシング誕生のきっかけは、ハヤシカーショップを営んでいた林将一が、1969年に日本グランプリに出場するべくレーシングカーを開発したことでした。好成績を収めた レースマシンのホイールをストリート用にモディファイしたところ大ヒット。スポーツ性もファッション性も兼ね備える、こだわりの逸品です。
WORK
1977年の創業と同時に発売され、たちまち人気を博したワークのアルミホイールがエクイップ。当時のレース業界でも大活躍し、その性能は折り紙付きです。エクイップにはディスクデザインがいくつも存在し、そのどれもが今なお愛され続けています。
エクイップ 01
直角にクロスするスポークが特徴のエクイップ01。深リムの奥から十字が浮き上がってくるようなデザインはインパクト抜群!!
エクイップ 03
細い2種類のひし形を組み合わせたディスクデザインが特徴的なエクイップ03。現在ではなかなか目にしない幾何学的なメッシュホイールです。
SSR
国内初の3ピースホイールを開発したスピードスター。圧倒的な軽さとコストパフォーマンスでレースシーンを席捲しました。SSRはそのブランドの一つ。残念ながら2005年に倒産してしまいましたが、現在ではTANABEがその後を継ぐ形でブランド展開を行っています。
SSR マーク1
俗に1円玉ホイールと呼ばれるマーク1。ディスク面に穴の無いデザインを採用し、究極のディッシュホイールと言える形状になっています。
着目したいのがリムの深さ。ディスク面がほぼ平面になっていることで、オフセットを最大限まで使うことができるのです。
SSR マーク2
中央に異なる素材感の重視スポークを配したSSR マーク2。同じホイール径であっても、マーク1よりも一段厚みのあるリム幅を採用することによって、ボリューム感のあるデザインとなっています。
SSR マーク3
SSR マーク3はマーク2同様ディスク径を小さくとりつつも、8本スポークを採用することによって軽快感を与えています。深いボリューム感のあるリムデザインと、軽快感のあるスポークのコントラストが美しいホイールとなっています。
まとめ
今回は旧車に似合うホイールを特集しました!旧車界ではどれも定番といわれますが、現代にはない大胆さや繊細なホイールデザインが魅力的。サイズの関係で現代の車に装着するには難しい場合もありますが、履ければ個性的な車に仕上がること間違いなしです!