【2019年版】タイヤメーカー各社のミニバン向けタイヤ

2019年10月05日

【2019年版】タイヤメーカー各社のミニバン向けタイヤ

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セダン以上の人気を集めつつあるミニバン向けに多くのタイヤメーカーが「ミニバン向けタイヤ」をラインナップに加えています。ほとんどのメーカーがミニバンの重心高に起因するふらつきを抑えることによる疲れの低減をうたっていますが、それ以外にも各タイヤメーカー毎の特徴があります。

ミニバン向けタイヤとは?

国産タイヤメーカーを中心にラインナップを増やしつつあるのがミニバン向けタイヤです。主な特徴は、重心高の高いミニバン向けに、直進安定性や横風時の安定性を高めるなど快適性を重視した設計になっている点です。

また、時代の要求に応じて低燃費性能を追求した製品も多く用意されています。今回は各社の代表的なミニバン向けタイヤを確認してみました。

ブリヂストン

プレイズ PX-RV

引用元:tire.bridgestone.co.jp

プレイズの特徴は疲れにくさです。乗車定員の多いミニバンでは、ドライバーのみの乗車から、友達や家族と出かけるときの多人数乗車などでタイヤにかかる負荷が大きく変わってきます。

そうした際にもふらつきや乗り心地の悪化などを抑え、ドライバーの疲労とパッセンジャーの快適性を両立するための新しい技術が投入されています。トレッドパターンもIN側はブロック剛性を高めるティアドロップスロットを採用しています。

また、全体に偏摩耗を抑えるデザインを採用したことで、ふらつきも低減させています。

ラインナップは14インチから20インチ径まで用意していますのでコンパクトから、大型のアル・ヴェルクラスまでもカバーします。

ヨコハマ

ブルーアース RV-02

引用元:www.y-yokohama.com

ブルーアース RV-02は車重が重めなミニバンの、ブレーキング性能向上に注目して開発されています。車重だけではなく乗車人数が多くなることもあるミニバンでは安定したブレーキング性能、制動距離の短縮は安全面からも重要です。

低燃費タイヤとして転がり抵抗を低減しながらも、制動距離は前モデルのRV-01から12%向上させました。

ラインナップは14インチから20インチ径に、主要なタイヤ幅を用意していますのでユーザーの車にフィットするものが見つかるでしょう。

ダンロップ

エナセーブ RV505

引用元:tyre.dunlop.co.jp

エナセーブ RV505は静粛性に注目して開発されたのが特徴です。ミニバン特有のふらつきや制動距離が伸びることを抑えることだけではなく静粛性を向上させることで快適な室内空間を実現します。

ふらつきについては同社独自の『FUNBARI TECHNOLOGY』(ふんばりテクノロジー)によって、前モデルから19%改善しました

タイヤサイズは13インチから20インチ径まで用意していますので、より小さな車での選択肢を広げています。

トーヨータイヤ

トランパス mpZ

引用元:www.toyotires.jp

ミニバン用タイヤのラインナップを早くから揃えていたのがトランパスシリーズです。どのメーカーもメインの開発課題にしているふらつきだけではなく、トランパスシリーズは耐摩耗性にも注目して開発されました。

これによって摩耗ライフが27%向上。結果的に財布にも優しいタイヤになっています。製品ラインナップは14インチから18インチ径という売れ筋の5ナンバーミニバンに最適な、複数のタイヤ幅を用意しています。

ミシュラン

エナジー セイバー+

引用元:www.michelin.co.jp

エナジー セイバー+は快適性だけではなくしっかりとしたグリップ性能も両立すべく開発されました。このグリップ性能は摩耗の早いハイグリップコンパウンドを使うことではなく、タイヤの接地面積を拡大するようにデザインされた構造によって実現しています。

そういった点で、国産タイヤメーカーのミニバン向けタイヤとは一味違う製品に仕上がっていますが、メルセデス・ベンツ Vクラスなどの輸入車へのマッチングは抜群です。

タイヤサイズは14インチから16インチ径を用意しています。標準装着サイズのリプレース用に適したラインナップです。

まとめ

国産メーカーと海外メーカーのミニバン向けタイヤの最新モデルを確認してみました。国産タイヤメーカーの製品は特に「ふらつき」を抑えることによるドライバーやパッセンジャーの疲労の低減を最大の特徴にして開発されているのがわかりました。

対して、海外メーカーの製品ではミニバン向けをうたっている製品は少なく、今回はミシュランの製品を取り上げましたが国産タイヤメーカーとは若干コンセプトが異なり、走行性能をより重視して開発しているのがアベレージスピードの早い欧州発のタイヤらしいと感じました。

ミニバンで出かける機会の多いユーザーは、専用タイヤの装着によってより長距離や多人数乗車時の疲労軽減が期待できます。リプレースの際などには是非一度、検討してみてはいかがでしょうか。