2019年07月29日 (更新:2024年04月05日)
BMW3シリーズ E90系用マフラーのオススメ3選を紹介!
BMW3シリーズの5代目であるE90は、ノーマルでもスポーツセダンとして非常にセッティングレベルが高く、「駆け抜ける喜び」を体感できる車です。ですが、さらなるスポーツ性を求めるのであれば、純正マフラーでは迫力に欠けると感じることも。今回は、そんな時に検討したい社外マフラーについて、選ぶ時の注意点や各社製品の紹介をしていきたいと思います。
BMW3シリーズ E90系のマフラーを選ぶうえでの注意点
マフラーを交換すると心地良いエキゾーストサウンドと迫力のあるリアビューを手に入れることができます。アクセルを踏み込んだ際のマフラーからの咆哮はクルマとの一体感を得られる最高の経験です。また迫力のあるデザインでリアビューが一変し、より愛着が湧いて来ることは間違いありません。
しかし、マフラーに関してはいくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう!
■音量に関する規制
マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB(デシベル)以下、軽自動車の場合で97dB(デシベル)以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。
■最低地上高に関する規制
保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。
■装着位置に関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
■排気ガスに関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
車検も安心の車検対応品は?
上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。
- JASMA認定品
- JQR認定品
- 保安基準適合品
- 車検対応品
ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。
BMW3シリーズ E90系マフラーおススメ3選!
柿本改 einsatz
これまで数多くの国産車向けマフラーを作り出してきた柿本が、その経験と技術力を投入してインポートカー向けとして送り出したマフラーが「einsatz s-662」です。
これまで多くのレーシングマフラーを手掛けてきたノウハウを用いて、ルックス、サウンドだけではなく、中回転〜高回転の領域でのノーマル以上のパワー感、レスポンスを徹底的に追及した、「性能」にもこだわった製品として設計しています。
Freiheit JAPAN 美響マフラー
アイドリングでは純正+α程度のジェントルで控えめな音に抑えられていますが、高回転でレーシーなサウンドを奏でてくれる、こだわりのある製品です。長い期間をかけ開発されたこのマフラーは、トルク落ち込みも無く、材質はオールSUS304で作られておりサビ対策は万全です。
REMUS PowerSound
オーストリアのメーカーであるREMUS(レムス)は1990年に設立されました。BMW向けで人気のある「PowerSound」は、テールピースを好みに応じて付け替える事が可能です。
また、メインサイレンサー内にバルブシステムが内蔵されており、音量の調整ができるようになっている事も特徴。(車種によっては車検対応の為に固定されています)材質はもちろん全てステンレスで作られているので、耐久性も十分でしょう。
まとめ
マフラーを選ぶ時には「音」は当たり前ですがテールエンドの形や色等の「デザイン」も、とても大事です。
一昔前は、マフラーの音を聞き比べる事は難しく、イベントに参加したり、人づてに情報を仕入れるしかありませんでしたが、今はネット上に動画がアップされており、簡単に聞き比べて比較することが出来ます。
もし、純正マフラーのサウンドでは物足りなく感じた時には、今回ご紹介した内容も参考にしながら好みの一本を探してみましょう。きっとシルキーなBMWのエンジンが、もっと気持ち良いサウンドを奏でてくれることでしょう!