新車で買えるオススメマニュアルMT車ランキングTOP10! | CARTUNEマガジン
新車で買えるオススメマニュアルMT車ランキングTOP10!

2019年08月06日 (更新:2021年03月15日)

新車で買えるオススメマニュアルMT車ランキングTOP10!

世界的に販売台数が低迷しているマニュアル車。たしかにATやCVTは快適ですが、マニュアル車にはマニュアル車でしか堪能することのできない魅力があるのです。今回はおすすめマニュアルMT車ランキングTOP10をご紹介します。

マニュアル(MT)車は走りが楽しい!

MASAさんのロードスターNDシフトノブの画像
MASAさんのロードスターNDシフトノブの画像

ATやCVTなどのオートマチックトランスミッションが全盛とはいえ、マニュアル車は今もなお大勢の車好きから熱狂的な支持を獲得しています。オートマの方がはるかに快適なのに、なぜマニュアル車はこれほどまでに人気を博しているのでしょうか。

大勢の車好きを虜にしている最大の魅力はやはり、走りを楽しめるからでしょう。自分の手で逐一ギアを変速する感覚はマニュアル車でしか味わえません。セミATやパドルシフトなどマニュアルの代替も登場していますが、変速する楽しさはマニュアル車の方が上です。

マシンを自分自身の手で操ることによって生まれる人馬一体感、自分が思い描いた挙動と同じようにマシンが動いてくれたときの感動は格別。これを一度体験してしまったら、現在AT車を所有している皆さんもマニュアル車の虜になるでしょう。

新車で購入できるおすすめマニュアル車ランキングTOP10!

第10位 日産 フェアレディZ

ウエちゃんさんのフェアレディZZ34の画像
ウエちゃんさんのフェアレディZZ34の画像

日産の歴史とともに歩みを進めてきたスポーツカー、フェアレディZ。現行モデルにあたるZ34型フェアレディZは2008年から製造および販売されています。発売から11年が経過している古株モデルなので、今回は第10位でのランクインです。

フェアレディZはMTモデルを購入できる国産スポーツカーの中で、トップクラスのパフォーマンスを誇っています。車両重量はやや大きいものの、3.7L・V6エンジンは300馬力を大幅に上回るパワーを発揮するので、重量を感じさせません。

また、フェアレディZのボディタイプは2ドアクーペですが、ソフトトップを採用したオープンカーのフェアレディZロードスターも存在しています。優雅なドライブを楽しみたい人は、フェアレディZロードスターの購入も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

主要スペック

エンジン3.7L・V型6気筒DOHC
駆動方式FR(後輪駆動)
最高出力(PS/rpm)336 / 7000
最大トルク(kgm/rpm)37.2 / 5200
全長×全幅×全高(mm)4,250×1,845×1,315
車両重量(kg)1,500
燃費消費率(km/L)9.8

※Version Sの主要スペック

グレードごとの価格

  • フェアレディZ :3,907,440~3,985,200円
  • Version S :4,760,640円
  • Version ST :5,104,080~5,212,080円
  • NISMO :6,293,160~6,401,160円
  • 50th Anniversary :4,588,920~4,666,680円

第9位 スズキ ジムニー

走る棺桶さんのジムニーJB64Wの画像
走る棺桶さんのジムニーJB64Wの画像

約20年ぶりのフルモデルチェンジを遂げ、現在販売中のJB64型ジムニー。軽自動車としては走りを堪能できるマシンに仕上がっていますが、マニュアルを駆る楽しさ自体はほかのスポーツカーに後塵を拝するため、第9位でのランクインです。

ジムニーの最大の特徴は、軽自動車という枠組みに収まっていながら普通車顔負けの悪路走破性を実現しているところ。ラダーフレームやリジットアクスル式サスペンションの採用など、贅沢なパッケージングとなっています。

また、歴代ジムニーのスタイリングを踏襲したスクエアボディも大きな特徴です。ジムニーの派生モデルとして、オーバーフェンダーによるボディサイズの拡大と1.5L・直4エンジンと搭載を施したジムニーシエラが存在しています。こちらは普通乗用車としての登録です。

主要スペック

エンジン0.66L・直列3気筒ターボ
駆動方式4WD
最高出力(PS/rpm)64 / 6000
最大トルク(kgm/rpm)9.8 / 6000
全長×全幅×全高(mm)3,395×1,475×1,725
車両重量(kg)1,030
燃費消費率(km/L)16.2

※XGの主要スペック

グレードごとの価格

  • XG :1,458,000~1,555,200円
  • XL :1,582,200~1,679,400円
  • XC :1,744,200~1,841,400円

第8位 スズキ アルトワークス

タナカエモーションさんのアルトワークスHA36Sの画像
タナカエモーションさんのアルトワークスHA36Sの画像

かつて軽自動車最速マシンとして名を馳せたスズキ・アルトワークス。2000年を最後にスズキのラインナップから姿を消していましたが、2015年に15年ぶりの復活を遂げました。今回は第8位としての選出です。

2014年から販売されている8代目アルトをベースに開発された同車種。外観に大きな違いがないのでスポーティーさにはやや欠けるものの、最高出力64馬力を発生するターボエンジンと670kgという軽量ボディの組み合わせは最高にスポーティーです。

現在販売されている軽自動車としてはトップクラスの運動性能を実現しています。それでいて、5ドアハッチバックによる高い実用性を実現しているところも大きな魅力。普段遣いも走りも犠牲にしたくないという人におすすめのマニュアル車です。

主要スペック

エンジン0.66L・直列3気筒ターボ
駆動方式2WD / 4WD
最高出力(PS/rpm)64 / 6000
最大トルク(kgm/rpm)10.2 / 3000
全長×全幅×全高(mm)3,395×1,475×1,500
車両重量(kg)670
燃費消費率(km/L)23.0

※ FF・2WDの主要スペック

グレードごとの価格

  • 2WD :1,509,840~1,547,640円
  • 4WD :1,617,840~1,655,640円

第7位 ダイハツ コペン

Ⓜ︎さんのコペンLA400KDIYの画像
Ⓜ︎さんのコペンLA400KDIYの画像

軽自動車初の電動メタルトップを採用したオープンスポーツカー、コペン。ダイハツが現在販売している車種の中で、唯一のマニュアル車(商用車を除く)です。優雅なドライブも本気の走りも楽しめる、そんなスポーツカーが第7位にランクインしました。

現行コペンは2014年から販売されています。電動メタルトップの採用も大きなポイントですが、最大の特徴は「Dress-Formation」の採用によって3種類の異なる外観が用意されているところ。より自分好みの外観のコペンをチョイスすることができます。

電動メタルトップを採用している分、車両重量は850kgと軽スポーツの中ではやや重め。しかし、低回転からしっかりと発生するトルクのおかげでぐいぐい加速してくれます。駆動方式はFFですが、クイックな走りを満喫できるでしょう。

主要スペック

エンジン0.66L・直列3気筒ターボ
駆動方式FF(前輪駆動)
最高出力(PS/rpm)64 / 6400
最大トルク(kgm/rpm)9.4 / 3200
全長×全幅×全高(mm)3,395×1,475×1,280
車両重量(kg)850
燃費消費率(km/L)22.2

グレードごとの価格

  • Robe :1,852,200~1,873,800円
  • Robe S :2,052,000~2,073,600円
  • XPLAY :1,852,200~1,873,800円
  • XPLAY S :2,052,000~2,073,600円
  • Cero :1,906,200~1,927,800円
  • Cero S :2,106,000~2,127,600円

第6位 ホンダ S660

chibi660さんのS660の画像
chibi660さんのS660の画像

ホンダの名車として名高いビート以来、約19年ぶりに復活を遂げた軽スポーツカーであるS660。軽自動車でありながら走りの性能を徹底的に追求した本格マシンに仕上がっています。そんなS660が第6位にランクインしました。

S660は当ランキング唯一のMRレイアウトを採用しています。自主規制値である64馬力を発生する高出力エンジンと軽量ボディ、そしてMRレイアウトの組み合わせによって、普通車をも脅かす抜群のコーナリング性能を実現しているのです。

また、軽自動車初の6MTを採用しているところも魅力的。6MTはS660のために新開発されたもので、変速の楽しさを思う存分楽しめるでしょう。手動のロールトップが備わっているので、脱着に手間はかかりますがオープンドライブも楽しむことが可能です。

主要スペック

エンジン0.66L・直列3気筒ターボ
駆動方式MR
最高出力(PS/rpm)64 / 6000
最大トルク(kgm/rpm)10.6 / 2600
全長×全幅×全高(mm)3,395×1,475×1,180
車両重量(kg)830
燃費消費率(km/L)21.2

※MT・αの主要スペック

グレードごとの価格

  • β :1,980,720円
  • α :2,185,920円
  • α特別仕様車トラッドレザーエディション :2,275,560円
  • S660 Modulo X :2,850,120円

第5位 ホンダ シビック

とらドラさんのシビックタイプRFK8の画像
とらドラさんのシビックタイプRFK8の画像

当ランキングもいよいよ佳境を迎えました。記念すべき第5位に輝いたのは、ホンダが製造および販売を手掛けているCセグメント車種、シビックです。シビックにはセダンとハッチバックの2種類が設定されていますが、今回はハッチバックをご紹介します。

5ドアハッチバックの実用車でありながら、スポーティーなスタイリングを実現。1.5L・直4ターボエンジンは最高出力183馬力、最大トルク24.5kgmを発生させます。駆動方式はFFですが、6MTで軽快な走りを楽しむことができますよ。

そんなシビックのハイパフォーマンスモデルに位置するシビックタイプRも魅力的。シビックタイプRは先日までニュルブルクリンクにおけるFF車最速ラップタイムを保持していました。生半可なFR車や4WD車では太刀打ちできないほどのポテンシャルがあります。

主要スペック

エンジン2.0L・直列4気筒ターボ
駆動方式FF(前輪駆動)
最高出力(PS/rpm)320 / 6500
最大トルク(kgm/rpm)40.8 / 2500-4500
全長×全幅×全高(mm)4,560×1,875×1,435
車両重量(kg)1,390
燃費消費率(km/L)12.8

※TypeRの主要スペック

グレードごとの価格

  • HACHBACK :2,800,440円
  • TypeR :4,500,360円

第4位 スズキ スイフト

hikoasisさんのスイフトスポーツZC33Sの画像
hikoasisさんのスイフトスポーツZC33Sの画像

スズキの世界戦略車であるスイフト。実用性が重視されるコンパクトカーでありながら、運動性能にもしっかりとこだわって開発されています。標準モデルのスイフトでも走りを楽しむことはできますが、やはりおすすめしたいのはスイフトスポーツです。

大衆コンパクトカーベースのスポーツモデルでありながら、全幅を40mmも拡大。スズキの走りに対する姿勢にとても好感が持てます。従来のスイフトスポーツは1.6L・直4NAエンジンを搭載していましたが、現行モデルは1.4L・直4ターボエンジンを採用しました。

最高出力140馬力、最大トルク23.4kgmと過去最高の数値を記録しています。車両重量も970kgと超軽量。これまではコンパクトカーのスポーツグレードに過ぎない存在でしたが、現行モデルは本格的なスポーツカーへと変貌を遂げています。

主要スペック

エンジン1.4L・直列4気筒ターボ
駆動方式2WD(前輪駆動)
最高出力(PS/rpm)140 / 5500
最大トルク(kgm/rpm)23.4 / 2500-3500
全長×全幅×全高(mm)3,890×1,735×1,500
車両重量(ボディ際zbg)970
燃費消費率(km/L)16.4

※スイフトスポーツの主要スペック

グレードごとの価格

  • XG :1,456,920~1,504,440円
  • XL :1,561,680~1,787,400円
  • RS :1,685,880~1,911,600円
  • スイフトスポーツ :1,836,000~2,059,560円

第3位 スバル WRX STI

コトネさんのWRX STIの画像
コトネさんのWRX STIの画像

スバルのハイパフォーマンスマシンであることを意味する「WRX」の称号。その称号をインプレッサから受け継いだモデルが2014年から販売されているWRX STIです。スバルの高性能4WDシステムを武器に、国産車最高峰の走りを実現しています。

WRX STIが搭載しているエンジンは、長年にわたって熟成を重ね続けてきたEJ20型。2.0

L・水平対向4気筒エンジンは最高出力308馬力、最大トルク43.0kgmを発生します。ハイパワーエンジンと4WDの組み合わせがもたらす走りは過激のひと言。

ハイテクな電子制御システムも備わっているので、マニュアル車初心者でも安心です。WRX STIの派生モデルとして、快適性を重視したWRX S4も存在しています。ただし、WRX S4にはマニュアル車の設定がないので注意しましょう。

主要スペック

エンジン2.0L・水平対向4気筒ターボ
駆動方式AWD(常時前輪駆動)
最高出力(PS/rpm)308 / 6400
最大トルク(kgm/rpm)43.0 / 4400
全長×全幅×全高(mm)4,595×1,795×1,475
車両重量(kg)1,490
燃費消費率(km/L)9.4

グレードごとの価格

  • STI :3,866,400円
  • STI Type S :4,060,800円

第2位 マツダ ロードスター

🐬すうぃーつ、ほまれ🐬さんのロードスターND5RCホイールの画像
🐬すうぃーつ、ほまれ🐬さんのロードスターND5RCホイールの画像

近年、急速に成長を遂げているマツダ。同社が掲げる人馬一体をテーマに、1989年から30年以上にわたって販売されている車種がロードスターです。現行モデルにあたるND型ロードスターは、2015年にフルモデルチェンジを遂げて発売されました。

美しいスタイリングと上質なインテリアも大きな魅力ですが、最大の魅力は走りの楽しさ。1,000kgを下回る軽量ボディがもたらすクイックな走りは、まさにライトウェイトスポーツカー。エンジンパワーは非力ですが、最高のスポーツドライブを楽しむことができます。

また、ロードスターは2シーターオープンカーです。幌をオープンにして優雅なドライブを満喫すれば、あなたはきっとロードスターの虜になるでしょう。電動メタルトップでありながら美しいクーペフォルムを実現したロードスター RFもおすすめ。

主要スペック

エンジン1.5L・直列4気筒DOHC
駆動方式FR(後輪駆動)
最高出力(PS/rpm)132 / 7000
最大トルク(kgm/rpm)15.5 / 4500
全長×全幅×全高(mm)3,915×1,735×1,235
車両重量(kg)1,020
燃費消費率(km/L)16.8

※RSの主要スペック

グレードごとの価格

  • S :2,554,200円
  • S Special Pakckage :2,759,400~2,872,800円
  • S Leather Package :3,094,200~3,207,600円
  • RS :3,256,200円

第1位 トヨタ 86・スバル BRZ

りゅー@真っ赤な86❤さんの86ZN6の画像
りゅー@真っ赤な86❤さんの86ZN6の画像

記念すべき第1位に輝いたのは、トヨタとスバルの共同開発によって誕生したピュアスポーツカー、86/BRZです。2000年代のスポーツカー氷河期に開発がスタートして、2012年に発売。2010年代を代表するスポーツカーとして人気を博しています。

第2位のロードスターと同様、走りの楽しさに重点を置いて開発されています。その結果、スポーツカー初心者から玄人まで、幅広いユーザーが走りを満喫できるようになりました。エンジンはスバルの2.0L・水平対向4気筒エンジンを搭載しています。

最高出力は207馬力、最大トルクは21.6kgmと決して高い数値とはいえません。それでも軽量ボディと低重心設計のおかげで、最高の走りを楽しめるでしょう。アフターパーツも豊富なので、カスタムベースとしても最適です。

主要スペック

エンジン水平対向4気筒DOHC
駆動方式FR(後輪駆動)
最高出力(PS/rpm)207 / 7000
最大トルク(kgm/rpm)21.6 / 6400-6800
全長×全幅×全高(mm)4,240×1,775×1,320
車両重量(kg)1,460
燃費消費率(km/L)11.8

※86・GTの主要スペック

グレードごとの価格

  • G :2,623,320~2,647,080円
  • GT :2,981,880~3,048,840円
  • GT ”Limited" :3,183,840~3,250,800円
  • GT ”Limited・Black Package” :3,356,640~3,423,600円
  • GR SPORT :3,780,000~3,846,960円
  • GR :4,968,000円

まとめ

どっしーーさんの86ZN6の画像
どっしーーさんの86ZN6の画像

年々需要は少なくなっているものの、まだまだファンの多いマニュアル車。今や走りを楽しむためのトランスミッションとなっているため、マニュアル車が設定されている車種は限られています。そんな数少ないマニュアル車のおすすめランキングをご紹介しました。

軽自動車まで含めると意外にも多種多様なマニュアル車が販売されており、試乗してみると案外欲しい車種が見つかるかもしれません。中古車に比べると多くの予算が必要になりますが、新車には中古車では堪能することのできないシャキッとした走りを楽しめます。

皆さんも新車のマニュアル車を購入して、思う存分走りを楽しみましょう。もちろん、AT車やCVT車だからといって走りを楽しめないわけではありません。何より移動が快適という大きな魅力もあるので、自分の用途に合うトランスミッションの車を購入してください。

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