2019年07月19日 (更新:2024年03月28日)
シエンタ用マフラーおススメ5選を紹介します!
様々なファミリーカーを販売しているトヨタのラインナップの中で、最もコンパクトなボディサイズを採用しているのがシエンタです。実用性の高さと使い勝手の良さをウリにしているシエンタは、残念ながら走行性能はあまり重視されていません。ですが、どうせならシエンタでも走りを楽しみたいと考えているオーナーは少なくないはず。そこで今回はシエンタでも快適なドライブを楽しめるおすすめマフラーをご紹介します!
シエンタのマフラーを選ぶうえでの注意点
2003年の販売開始以来、コンパクトミニバンNo.1の販売台数を記録しているトヨタ・シエンタ。シエンタに限らず、そもそもミニバンという乗り物は走行性能が重視されていません。
そのため、シエンタでのドライブが退屈でしかたないと感じている人も少なくはないと思います。そんな人におすすめしたいのがマフラー交換です。純正マフラーから社外マフラーに交換すれば、シエンタでももっと走りを楽しめるようになります。
シエンタのマフラーを購入する際は、どんな特性が備わっているマフラーなのかしっかりと下調べをしましょう。製品によっては低速トルクが薄くなって乗りづらくなってしまったり、うるさすぎて近所に迷惑をかけてしまったりすることがあります。
またマフラーに関してはいくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう!
■音量に関する規制
マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB(デシベル)以下、軽自動車の場合で97dB(デシベル)以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。
■最低地上高に関する規制
保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。
■装着位置に関する規制
マフラーのテールエンドが車両のバンパーから飛び出していたり、尖っていたりする場合、車検には通りません。
■排気ガスに関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
車検も安心の車検対応品は?
上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。
- JASMA認定品
- JQR認定品
- 保安基準適合品
- 車検対応品
ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。
シエンタ170系用マフラーおススメ3選!
GANADOR PASION EVO
国産車を中心に幅広い車種のマフラー開発を手掛けているGANADOR(ガナドール)。同社がシエンタ用として販売しているマフラーが「PAISON EVO」です。こちらの製品はシエンタのハイブリッド車用製品になります。
右ダブル出しのオーバルマフラーデザインが、シエンタのリア周りにスポーティーさを演出。GANADOR独自の技術であるP.B.Sの採用によって、パワーアップと燃費向上という大きなメリットをもたらしてくれます。
- JQR認定品(車検対応品

柿本改 GTbox 06&S
日本を代表する老舗マフラーメーカーである柿本改(かきもとかい)。柿本改はFUJITSUBOと並ぶほどの人気を博しています。今回は柿本改が展開している製品の中で、現行シエンタに装着することができる「GTbox 06&S」をピックアップしました。
同製品の車内に響き渡る重低音サウンドは、なんの変哲もないドライブにワクワク感をプラスしてくれるでしょう。こちらのマフラーは右側1本出し形状を採用していて、チタンフェイスのテールエンドを採用しているため、ドレスアップにももってこいの製品です。
- JASMA基準(車検対応品)
M'z SPEED GRACE LINE エキゾーストシステム
今まで装着していた柿本マフラーに比べて、かなりアクセルのレスポンスが良くなり加速もスムーズになった。しばらくは、ミニコンプロで燃調調整に悪戦苦闘する日々が続きそーですね😅 モデリスタ装着車でも吊りバンド加工調整でエアロに干渉せずにしっかり付きました。
高品質なコンプリートスタイルを打ち出し続けるM'zSPEED。巨大な自社工場をもち、エアロなどの精度において非常に高い評価を獲得しています。
そんなM'zSPEEDが開発したのが4本出しマフラー。構成自体はシンプルですが、ボディ形状にぴったり合うようにオフセットされたマフラーエンド部分など、M'zSPEEDならではの丁寧なシゴトが光ります。
- 保安基準適合(車検対応品
シエンタ80系用マフラーおススメ2選!
BLITZ【NUR-SPEC W's】
幅広い車種のチューニングパーツ開発を手掛けているBLITZ(ブリッツ)。BLITZはサスペンションとマフラーのスペシャリストです。スポーツカーだけでなく、軽自動車やミニバンなどのアフターパーツも販売しています。
今回はその中でも、初代シエンタに適合する「NUR-SPEC W's」をピックアップしました。こちらの製品は、ミニバンやワゴン向けに静粛性を追求しています。低速トルクの確保、ピーク時のパワー向上も実現しているマフラーです。
- JASMA基準(車検対応品)
APEXi N1 evolution Muffler
スポーツカーの吸排気系パーツやECUなどを販売しているA'PEXi(アペックス)。同社のマフラーの中でも、今回は初代シエンタに適合する「N1evolution EXTREME」をピックアップしました。
テールエンドにチタンフェイスを採用することで、コンパクトミニバンであるシエンタのリア周りに彩りをプラスしてくれます。機能美・排気効率・サウンドなどトータルバランスに秀でた魅力的なマフラーです。
- JASMA基準(車検対応品)
まとめ
今回はトヨタ・シエンタにおすすめのマフラーを5つご紹介しました。シエンタはファミリーカーとしては多数の魅力が備わっていますが、その反面、決して十分とは言えない走行性能や退屈な走りなど、車好きにとっては大問題な欠点も備わっています。
しかし、前述した5つのマフラーに交換すれば、シエンタでもドライブを楽しめるようになるはずです。幸いにもシエンタ向けに販売されている製品は、どれも優れた静粛性や街乗りでの走行を考慮しているマフラーばかりです。
周囲に迷惑をかけることなく、家族で最高のドライブを満喫することができるでしょう。今回ご紹介したマフラーはどれも高い評価を獲得しているものですが、念のため、自分に適しているマフラーかどうかをしっかりとチェックしてみてくださいね。