1DINカーオーディオの選び方や、おすすめを一挙公開!

2019年06月29日

1DINカーオーディオの選び方や、おすすめを一挙公開!

カーオーディオのスタンダートといえる1DINのオーディオユニットの選び方とおすすめ商品を紹介します。機能性は2DINオーディオユニットに敵いませんが、様々な車に取付可能で、シンプルなデザインと操作が特徴。近年はスマートフォンなどのデジタル機器との連動させることにより機能性が向上しています。

カーオーディオとは

カーオーディオとは、車載用の音楽再生用機器。一般的にカーオーディオは、エンジンノイズやロードノイズが多いなかでの使用を前提としているため、家庭用オーディオにくらべ出力が高く、雑音環境でも聴き取りやすいように低音と高温を強調した調整がなされる傾向にあります。

また、車内の気温差や走行中の振動で故障しないように、しっかりとした耐候性・耐震性を備えているのも特徴です。

カーオーディオの種類

プレイヤー型

プレイヤー型とは、その名のとおり、プレイヤーとしての機能に限定した特徴をもつカーオーディオです。搭載される小型ディスプレイに表示されるのは、トラックナンバーや曲名、再生時間など最低限の情報にとどめ、運転中でも操作しやすい大型のボリュームノブや操作スイッチを備えているのが特徴です。

モニター一体型

現在主流になっているのが、モニター一体型カーオーディオ。カーナビと音楽再生機器を組み合わせたカーナビ・AV一体型ユニットがいまでも根強い支持を集めていますが、近年新たに登場したのが、ディスプレイオーディオと呼ばれる、モニターを装備したオーディオプレイヤー。バックモニターが急速に普及し、モニターなしでは車の機能が制限されてしまうことから、音楽再生機能に特化しながらも、ユーザビリティを確保したカーオーディオです。

大型モニターを搭載することで、操作設計の単略化と、バックモニターや映像コンテンツを広く取り扱えることが特徴。さらにはスマートフォンの画面をモニターに表示したり、オーディオユニット自体にAndroid OSを搭載し、動画再生やネットワーク型カーナビゲーションシステムを使えるスマートフォンと同等のマルチメディア性を備えたカーオーディオも登場しています。

「DIN」ってなに?

カーオーディオの寸法規格に用いられる「DIN(ディン)」とは、ドイツの工業規格を発祥とする国際標準規格であり、現在の市販オーディオユニットのほとんどがDIN規格にもとづいて製作されています。

車によってオーディオ搭載スペースは異なり、細長い長方形が1DIN。1DINを縦にふたつ並べた大きさのものが2DIN。2DINスペースには1DINユニットを2つまで取り付けることが可能ですが、1DINスペースに2DINのオーディオユニットを取り付けることはできません。

1DIN

1DINは、横180mm×縦50mmサイズのオーディオユニット規格です。読み方は、1DINは「ワン・ディン」および「シングルディン」と呼び、おもに簡易的なカーオーディオや音楽再生に特化したオーディオに用いられますが、外部モニターに対応した高機能オーディオユニットも存在します。

2DIN

1DINの2倍の縦幅を持つ、横180mm×縦100mmサイズが2DIN規格です。読み方は「ツー・ディン」および「ダブルディン」と呼び、多機能オーディオユニットや、モニター一体型が多く、現在は2DINスペースを備えている車のほうが多い傾向にあります。

1DINカーオーディオの選び方

1DINのオーディオユニットは価格も安価であるため、もっとも導入しやすいカーオーディオです。かつては、CDやラジオなどを再生するだけの簡易的な機能に限定されていましたが、デジタルオーディオやスマートフォンの普及にともない、USBメディアの再生やBluetooth接続、外部入力などの機能が追加されている特徴があります。

すべての機能が搭載されていれば便利ではあるものの、そのぶん本体価格が上昇します。自分の使い方にあった機能を選ぶのが最善の選び方です。

Bluetooth(ブルートゥース)の有無

Bluetoothとは、デジタル機器用の近距離無線通信規格。Bluetoothに対応したオーディオユニットなら、手持ちのスマートフォンや、デジタルオーディオプレーヤーで再生している音楽やナビ音声をヘッドユニットを使って再生・操作をすることができます。

bluetoothの特徴はワイヤレスで取り回しが便利な半面、音が厚みがやや劣る傾向にあります。徐々に改善されていますが、音質を優先にするなら外部入力端子つきのものを選ぶとよいでしょう。

外部入力端子(AUX)の有無

外部入力とは有線で接続する端子であり、スマートフォンやデジタルオーディオプレーヤーをはじめ、イヤホン端子などを装備するあるあらゆる機器の音源を、オーディオユニットのアンプを使って再生することができます。

選曲などの操作は再生機器でおこなわなければならないことと、ケーブルの取り回しが不便な点がデメリット。しかし、bluetoothに比べよい音質で再生できるメリットがあります。

USB端子(外部メモリー端子)

本体に音声データを記録したUSBメモリー、およびスマートフォンやデジタル・オーディオプレーヤーなどをUSBケーブルで接続し、内部に記録された音源を再生する機能です。対応するメモリー容量には上限があるものの、それでも数百曲もの音楽タイトルを車内で楽しむことができます。

MP3・AAC・WAVなどの一般的なコーデックならばほとんどのオーディオユニットが対応し、圧縮率が少ないほど高音質再生を可能とします。ただし、一部の特殊なフォーマット音源は再生できない場合があります。

デザイン

機能のほかにカーオーディを選ぶうえでの基準となるのがデザインと操作性。近年ではどのような車でも操作しやすいように配慮されていますが、ボリューム位置が運転座席に対して右にあるか左にあるかで、操作性が大きく異なります。

また、車のメーター照明色との兼ね合いや、ディスプレイや操作部の照度が調整できるかも重要な要素です。とくに夜間の眩しすぎるオーディオ照明は、運転の注意散漫を引き起こします。

おすすめのカーオーディオはこれだ!

カロッツェリア(パイオニア) MVH-3500

カロッツェリアが販売する、車載デジタルオーディオプレイヤーです。再生機能をUSB接続のデジタルメディアに限定し、CD再生機能を省くことで価格を抑えた1DINオーディオユニット。圧縮音源でもCD並の高音質再生を可能にする「アドバンスド・サウンドレトリバー」機能を搭載します。

カロッツェリア(パイオニア) DEH-5500

カロッツェリア1DIN・標準CDプレイヤーの高機能版であり、CD/USB/Bluetooth/外部入力を備えた中堅機です。専用アプリをインストールしたスマートフォンと接続することで、運転に有用なカーナビアプリや音楽再生アプリ同士を紐づけ、快適な使用環境を提供します。スマートフォンからの操作でイルミネーションやイコライザーも自在に調整することができます。

ケンウッド U380BT

CD/USB/Bluetooth/外部入力をすべて搭載するケンウッドの1DINトップエンド機。充実した機能が特徴であり、コーデックはMP3・AACに加えて、WAVとFLACはUSB接続なら96kHz/24bitのハイレゾ音源の再生にも対応。サウンド・イコライザー機能も車にあわせて緻密に調整することができます。イルミネーションカラーは1,000色から選択可能。ワイドFMにも対応しています。

カロッツェリア(パイオニア) MVH-7500SC

車内でスマートフォンをより快適に活用できるように開発された1DINユニット。本体は数個のボタンと小型ディスプレイが配置された簡素なものですが、ユニット前面に備わったホルダーに、専用アプリを内蔵したスマートフォンをセットすることで、AV一体型ナビゲーションシステムのように扱うことができます。専用アプリは、カーナビはもちろん、音楽再生アプリやメッセージアプリとの連携も可能です。

PUMPKIN Android 8.1搭載 カーナビ

Android OSをインストールした1DINサイズのユニット前面に、10.1インチの大型IPSディスプレイを搭載した中国製マルチメディアデバイス。1080p HD対応のディスプレイをカーナビと音楽アプリを分割表示・同時起動することが可能です。GPS機能やwi-fi、OBD2、Bluetooth、外部入力機能を搭載し、カーオーディオというよりは、車載タブレット端末もしくはインフォテイメント・システムといいえるほど充実した機能が特徴です。

ただし、日本車への取りつけには最適化されていないため、配線加工が必要になる場合があります。また耐久性や保証に関しては、国内メーカーのように期待することはできないでしょう。カーオーディオ上級者向けの、遊び心くすぐる商品です。

まとめ

1DINオーディオユニットはスマートフォンとの連携が常識となり、これまで1DINの弱点であった機能性の乏しさを劇的に改善しました。それと同時に、より1DINならではの低価格で手軽にカーオーディオを楽しめるようになっているのが近年の1DINオーディオの特徴です。

まだまだCDの高音質も魅力的ですが、カーオーディオの流れはカーナビなどの車載機能と、音楽・映像再生のエンターテイメントを統合したインフォテイメント・システムへと傾倒しています。スマートフォンと連携することで1DINと2DINの機能差は縮まり、1DINオーディオユニットでも、十分にカーオーディオを楽しむことができます。