AE86レビンのマフラー9選をユーザーレビューとマフラーサウンドで紹介します！

AE86のマフラー選びで注意しなくてはならないのは、あまり抜けが良すぎるマフラーをつけないということです。もちろん、サウンド重視の方にとっては抜けの良さも大切かもしれませんが、性能を重視するのであれば適度に抜けの良いマフラーを選択すべきです。

これは、過給機がないこととキャブレターを使用している車種なので、抜けすぎると回転数が一度下がると加速に時間がかかるようになってしまいます。エアクリーナーを変えると純正マフラーでは物足りませんが、抜けすぎにも注意が必要なのです。

マフラーに関してはいくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう！

マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB（デシベル）以下、軽自動車の場合で97dB（デシベル）以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。

保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。

マフラーのテールエンドが車両のバンパーから飛び出していたり、尖っていたりする場合、車検には通りません。

エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。

上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。

• JASMA認定品
• JQR認定品
• 保安基準適合品
• 車検対応品

ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。

マフラーの排気効率を重視した大口径マフラーのレガリスRは、ノーマルエンジンからチューンドエンジンまで対応可能なスポーツマフラーです。

フジツボならではの低音がアイドリングから聞こえ、アクセルを踏めばさらに低音が響き渡ります。室内にこもることなく、スポーティーサウンドを楽しむことができるのが魅力です。デザインは、ステンレスのポリッシュ仕上げで、大口径のテールエンドは迫力満点のスタイルとなります。

• JASMA基準(車検対応品)

様々なカスタムパーツを展開しているGPスポーツのエグザスシリーズの中でフラッグシップモデルととなるのがEXAS EVO Tune。

フルストレートマフラーに迫る優れた排気効率と、優れた消音性能を高次元で融合させ、オールステンレスのメインパイプと美しいチタンテールでレーシー感を増長させています。

• JQR認定品(車検対応品)

ベーシックモデルとして発売されてから、常に絶大な人気を誇ってきたロングセラーマフラーです。サウンドとしてはアイドリング時に静かな印象を持つかもしれません。しかし、回転数を上げるごとにやる気を出してくれるサウンドが響き渡ります。

回転数を落とせないAE86にとっては、見た目は大人しく、アクセルを踏むと豹変するという雰囲気を出すのにもってこいのマフラーですね！

【HKS リーガルマフラー：ユーザーレビューページ】

まるで純正のような外見ですが、レスポンスアップに成功したモデルです。軽量化とAE86に最適なレスポンスの良いマフラーです。音が出なければ社外マフラーがついていることに気づかないほどAE86の見た目を大切にしています。

純正マフラーで物足りなく、さらに外観も崩したくない方にとってはとてもオススメできるマフラーです。

こちらのタイプも主張しすぎず、純正の外観を崩さないタイプです。しかし、テールエンドを選択することができます。シングルであれば60Φと90Φの選択ができ、さらに60Φのデュアルを選択することができます。

触媒をつけることにより車検も対応するため、普段使いでも使用できます。デュアル型がお好きな方にとっては、これ以外にないほど良いマフラーだと言えるでしょう。

AE86もスポーティーな外見にするとチタンのテールエンドも魅力的になるはずです。そこで、柿本改のRegu.06 & Rであればチタンのテールエンドマフラーを販売しています。さらに、ストレートタイプなのでAE86の排気音をダイレクトで感じることができます。

柿本改はサウンドが大きいことでも定評がありますので、迫力重視でそうこうしたい方にとってはとても良いマフラーだと言えますね！

【柿本改 Regu.06 & R：ユーザーレビューページ】

TEC-ART'Sが誇る最高の1本。街乗りも快適に楽しみ、休日は峠のワインディングでNAサウンドを味わい、さらにサーキットも楽しむことができます。

JASMA認定取得で車検も安心でAE86スタイルに合わせた設計で、排気音量を軽減しつつ排気効率にも重点を置いています。FUJITSUBOによるダブルネームのもモデルで、静かなアイドリングから低中回転域でのトルクアップを感じ、高回転域では4AGらしい乾いたサウンドと迫力のあるWテールのサウンドが楽しめます。

メインサイレンサーに楕円型のタイコを採用した「Kakimoto.R」は音、性能のバランスを重視したオールラウンドスポーツマフラーです。

柿本ならではの低音の効いたサウンドはもちろん、トルクとパワーを確実に向上させる実力で柿本改のエキゾーストシステムを高性能・高品質マフラーの代名詞へと導きました。

また高い消音効果を持つ柿本改オリジナルの内燃機構造で、JASMA基準もクリアしているため、公道でも安心して使うことができます。

• JASMA基準(車検対応品)

現在、中古車としての在庫もどんどん減っているAE86です。しかし、大切に乗っている方にとっては自分らしくチューニングしていきたいと思っているはずです。9つのマフラーをご紹介しましたが、この中からぴったりのマフラーが見つかることを願っています。

性能、サウンド、外観の全て納得がいくマフラーであれば、最高のAE86に一歩近づきます。自分らしいAE86を目指して、お気に入りのマフラー選びに力を注ぎましょう！