ホットロッドってなに?アメリカンカスタムの熱い文化に迫る! | CARTUNEマガジン
ホットロッドってなに?アメリカンカスタムの熱い文化に迫る!

2019年06月26日 (更新:2020年12月10日)

ホットロッドってなに?アメリカンカスタムの熱い文化に迫る!

皆様は「ホットロッド」というものを見たり聞いたことはありませんか?アメリカで生まれた「文化」は、誰もが注目するカスタムカーの象徴ともいえるほど、非常に個性的なものが非常に多いです。今回は、「ホットロッド」を初めて知る方向けに、その魅力を探っていきます。

そもそもホットロッドとは?

NORIさんのモデルAの画像
NORIさんのモデルAの画像

「ホットロッド」とは、主に1920~1930年代に製造されたクラシックカーをベースに、大排気量エンジンへの改造や換装、カスタムペイントなどの派手なドレスアップを施したカスタムカーを指します。

これはもともとアメリカで生まれたカーカルチャーひとつ。ホットロッドの「だれもが釘付けになる派手なルックス」と「大排気量の音やロマン」に魅了され、アメリカ国内のみならず、日本国内でも定期的にホットロッドの展示会が行われるほどの人気があります。

※上記画像、NORIさんのモデルAは車検適合車両です

ホットロッドは車検に通る?

コウイチロー@KamikazeSpeedRodさんのモデルBの画像
コウイチロー@KamikazeSpeedRodさんのモデルBの画像

ホットロッドはどのカスタムも非常に目を引くものばかりが多いですが、日本の車検には通るのでしょうか?

※上記画像、コウイチロー@KamikazeSpeedRodさんのモデルBは車検適合車両です

旧車には製造当時の保安基準が適用される

日本の保安基準は日々改正されており、新しい機構やシステムの装備義務付けなどが行われています。しかし、公道を走っている車両全てに新しい保安基準を適用しようとすると、内容によっては大半の車両が走行不可になってしまうことも。

それを避けるため、日本では車検時にその車両の製造当時の保安基準を適用して検査することになっています。

1950年以前に製造された車はOK

日本で現在行われている車検制度は1951年から始まっています。(それ以前からも存在したが、適用は公共交通機関に関するバスやタクシーに限られた)

ホッドロッドとして愛用されている車両はそれ以前に製造されており、当時はまだ明確な保安基準がありません。そのため、オープンホイールやサイレンサーレスのマフラーなど、一見保安基準に適合しないような構造やスタイルでも車検の取得が可能となっています。

ホットロッドを制作しているショップ

コウイチロー@KamikazeSpeedRodさんのモデルBDIYの画像
コウイチロー@KamikazeSpeedRodさんのモデルBDIYの画像

派手なスタイルのまま公道走行が可能なホットロッド。国内のホットロッド好きのために、制作および販売を行なっているショップが存在します。

※上記画像、コウイチロー@KamikazeSpeedRodさんのモデルBは車検適合車両です

VICTOR HOT ROD SHOP(神奈川県 茅ヶ崎市)

引用元:http://www.v-hotrod.com/

神奈川県茅ケ崎市にあるこちらのショップは、ホットロッドのカスタムだけでなく、ホットロッドに関するパーツの取り扱い、さらにはホットロッドのベース車やカスタムされたモデルの販売まで取り扱っています。

EAST COAST CYCLE’S(宮城県 仙台市)

引用元:http://www.radical-m.com/

こちらのショップはホットロッドのカスタムはもちろんのこと、アメ車のカスタムを得意とするカスタムショップです。アメ車のチューニングやペイントのみならず、中古車やパーツの販売、トライクやハーレーといった二輪車のカスタムまで取り扱っています。

ホットロッドのまとめ

noriさんの画像
noriさんの画像

いかがでしたでしょうか?簡単なものではありましたが、少しでも「ホットロッド」の魅力に気付いていただければと思います。

この他にも、個性的で圧倒的なパフォーマンスを誇るホットロッドがまだまだあります。もし気になったら、ホットロッドの展示会やお近くのホットロッドのカスタムショップに足を運んでみてはいかがでしょうか?

お詫びと訂正

2019/06/26に掲載しました当記事におきまして、旧年式車両の車検制度の内容に誤りおよび公道走行不可との記載がございました。正しくは現在でも車検通過および公道走行可能となりますので、当該部分を訂正いたしました。ご迷惑をお掛けした読者の皆様、ならびに関係各位に深くお詫び申し上げます。

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