2019年06月20日 (更新:2020年07月29日)
カーポートに自転車を置くことのメリット・デメリット
簡易式ガレージとも言えるカーポートですが、車だけでなく自転車を置くことももちろん可能です。この記事では、自転車をカーポートに置くことのメリット・デメリットについて詳しく説明していきます。
メリット
カーポートに自転車を置くメリットを説明します。
自転車と車の両方を置けると説得することができる
愛車を日差しなどから守るためカーポートを設置するにあたって、家族と相談する場合、自転車もカーポートに置くことが出来れば車だけでなく自転車も置ける場所が確保出来るという説明が出来ます。家族みんなにとって便利な設備となれば、説得もしやすいですね。
自転車が雨ざらしにならない
カーポートもしくはガレージが自宅に無い場合、自転車は屋根のない外に置かざるを得なくなり、天候によっては雨ざらしになってしまうケースが多くなります。カーポートがあれば雨や風、または鳥のフン等から自転車を守ることが出来ます。
自転車整備の作業環境が良くなる
カーポートがあれば、短時間から長時間の自転車整備でも紫外線や雨などから体を守ってくれ、より楽な環境で作業を進めることが出来ます。とはいえ、カーポートに自転車を置くのはメリットだけではありません。
デメリット
外気に触れる
カーポートはシャッターを閉じれば密閉空間になるガレージとは違い、車や自転車は外気に触れます。外気が自転車に常に触れている状態の場合、車体はもちろんタイヤのゴムの劣化は避けられません。自転車をきれいに保ちたい!という方には、ガレージなど屋内の保管がおススメです。
盗まれる可能性がある
上記のように、カーポートはガレージと違い密閉空間ではなく、自転車を設置している場合、人の目に触れやすくなります。その場合盗難対策が万全でないと、自転車が盗難される可能性は高くなってしまいます。
倒れた際に車に接触する可能性がある
外気に直接触れるカーポートの場合、風で自転車が倒れるという可能性は高くなります。自転車が倒れた結果、真横に止めてあった車に接触し、車に傷がついてしまうというケースも考えられます。
自転車だけ置きたいならサイクルポートのほうが合理的
サイクルポートとは
サイクルポートは自転車版カーポート、もしくは小型版カーポートと言える駐輪スペースで、塀やフェンスなどの外構脇に設置されます。雨による錆や黄砂、雨粒内のゴミによる汚れ、直射日光によるゴムや樹脂部分の劣化を防ぎ、オプションとして輪止めを追加することで、盗難対策も可能です。
種類・価格帯
・4本足タイプ
ベーシックな戸建てで、1人でも組み立てることが可能なタイプ。相場は30,000~57,000円です。
・ 2本足タイプ
住宅の壁に接するように設置可能な、玄関前のスペース等に向いたタイプで、相場は70,000~160,000円です。
・ガレージタイプ
雨風の侵入を防ぎ、自転車の保管だけでなく中で整備も可能なタイプで、相場は40,000~55,000円です。
・ ハウスタイプ
自転車を数台収納可能な、キャンプのテントのように天幕を張るタイプで、相場は8,000~26,000円です。
・ スタンドタイプ
パイプをL型にし、折り畳みも可能なタイプで、相場は7,000~20,000円です。
まとめ
カーポートに自転車を置くメリット・デメリット、そしてサイクルポートの種類や価格について説明してみました。カーポートに自転車を置けば便利な面もあれば、カーポートではカバーしきれない問題も多々あります。それらを把握したうえで、カーポート、サイクルポートもご自宅の環境に合ったものを選んでみましょう。