シフトノブの交換は自分でできる!シフトノブの交換方法を解説

2019年05月07日 (更新:2019年05月27日)

シフトノブの交換は自分でできる!シフトノブの交換方法を解説

トランスミッションにはMTといわれるマニュアルトランスミッションとATのオートマトランスミッションがあります。シフトチェンジを必要とするMTは、運転中かなり頻繁にシフトノブを触ることになります。ATでも必ず手にする部分です。自分で簡単に好みのノブに換えることができれば、走ることが一層楽しくなるのではないでしょうか。簡単に取り換えられるもの、また取り換えの難しいものなど詳しく紹介していきます。

シフトノブを交換するメリットは?

本来の意味はモータースポーツで性能を上げるために交換するものです。純正のシフトノブは重さがあり、ミッションの振動が頭部の揺れを大きくし、場合によってはシフト抜けすることもあるため交換します。ミスをなくしシフトワークを速くするには、軽量なものが好まれているようです。

モータースポーツ以外でもシフトノブを交換することで、得られるメリットもあります。

  • ドレスアップ効果

もっとスポーティにしたいとか、高級感が欲しいなど今までとは異なる雰囲気を演出したいときには、シフトノブを変えるだけでも印象が変わります。運転が楽しくなりそうですね。

  • 自分の好きなものにできる

例えば素材ですが、本革、アルミニウム、ジュラコン、チタンなどさまざまな素材の中から選ぶことができます。また自分の手に馴染む形状に変えることもでき球体型、棒状型、くびれ型などから好みのものを探すことができます。

シフトノブが違反になる場合がある

シフトノブを交換することは基本的に合法です。「改造」が許されている指定部品の中にシフトノブは含まれています。でも安全基準を満たしていなければ違法となるので、注意が必要です。

  • シフトパターン

「シフトパターン」をご存知でしょうか?シフトレバーの近くに、シフトのゲートパターンとそのシフトが何速に対応しているかが表示してありますよね。MTなら1~6の数字とR、ATならP,R,Nなどのレンジが書かれたものです。シフトノブの交換をする場合には、このシフトパターンを必ずシフトレバーの近くに表示する必要があります。

これがないと違法となり、車検に通らないこともあるので注意が必要です。またギア数とシフトノブの表示が違っていると場合も車検には通りません。取り換える際に新しいシフトノブと一緒にシフトパターンが同封されていることが多いですが、もしない場合には手書きでも構いませんので必ずシフトパターンを表示させてください。またシフトパターンのアフターパーツもあるので、利用するときれいに仕上げることができます。

  • シフトロッド

シフトのロッドを一緒に交換する際にも注意が必要です。多少の長さの変更ならば問題はありませんが、極端に長すぎるものは違法となります。

車のパーツは全て運転にかかわる重要なもの。安全基準を守り、チューニングを楽しみましょう。

シフトノブの交換方法

自動車メーカーによってネジ径やネジ山の間隔のことであるピッチが違います。付属のアダプターで対処できる場合もありますが、入らないこともあるため、適合車種を確認してから購入してください。

MT車の場合

国産車の多くはネジ式になっています。シフトノブを左に回していくだけで外すことができます。汎用品を取り付ける際にはネジとレンチが付属品になっていることが多いので、すぐに作業に取り掛かることができます。全ての車種に当てはまるわけではありませんが、ネジ式の手順を紹介します。

シフトノブを左方向に回し取り外す。

  • 新しいシフトノブの付属品に同封されている汎用アダプターの中から少し窮屈なものをシフトネジに差し込む。
  • アダプターをシフトネジに被せ、右方向に回せなくなるまで差し込む。
  • シフトノブの下側にあるカバーを外す。
  • 外したカバーを始めにシフト側に差し込む。
  • 新しいシフトノブを差し込んで右方向に回しはめ込む。一旦下のカバーをシフト全体に被せ、バックリングが上がるところまでシフトノブを左に回し調節する。
  • 先に差し込んだシフトノブ下側のカバーを戻し、先程締め付けたシフトノブを左方向に少しずつ戻しバックリングを上げる。この時バックギアが入る位置まで調節する。
  • エンジンを停止した状態でバックギアが確実に入ることを確認する。その後でイモネジを使い本締めする。
  • 下側のカバーを外し、付属のイモネジを本締めすれば完成。イモネジは付属の六角レンチを使用するとよい。

イモネジはだいたい3か所ほど取り付けがありますが、作業のしにくいところはギアを上げ下げすると取り付けがしやすくなります。

ネジ式の代表的な取り付け方をご紹介しましたが、自動車メーカーによってロッドの太さは違っています。また場合によってはスペーサーを噛ませる必要もあるので、シフトノブ購入時には対応車種などの詳細を確認してください。また、どうしても外せない場合は、接続方法がネジ式ではないことも考えられます。イモネジや接着剤で固定されていることもあるため、ディーラーに確認した方が良いでしょう。

輸入車の中にはネジ式の他に、シフトロッドごと引き抜くタイプのBMWやシフトノブが固定されず、強く引っ張ると外れるスマートなど車種によってかなり違いがあるようなので、こちらも注意が必要です。

AT車の場合

ATのゲート式はMTと同じネジ式なので手順は同じです。ただATのストレート式やコラム式の場合には、シフトノブの先端にオーバードライブスイッチやロックアップ機構、誤動作防止機構などの電気的な配線が組み込まれています。その場合、スペーサーを噛ませたりシフトを分解したりと複雑な作業が必要となるので、無理に自分で交換せずショップやディーラーに依頼するほうが良いでしょう。

おすすめのシフトノブ紹介

さまざまな種類のシフトノブがあるので、ここで少し紹介していきます。

  • Beatrush(ビートラッシュ) トヨタ 86 ZN6、スバル BRZ ZC6用(M12×1.25)ジュラコンⓇ製シフトノブ タイプ-QBR(ホワイト)【A91212W-QBR】

30年に渡るモータースポーツからのフィードバックを「リーズナブルプライスアンドハイクオリティーパーツ」を合言葉に開発、制作を行っています。

ジュラコン製のシフトノブは夏の暑さにも気にならない素材です。シンプルですが、オフホワイトが際立っています。大きすぎず、小さすぎず扱いやすいサイズ感で、ダイレクトにシフトチェンジの伝わる感触が楽しめそうです。

  • 無限(MUGEN |ムゲン) シビック CIVIC | S660 カーボンシフトノブ CARBON SHIFT KNOB レッド 54102-XLT -K2S0-RD

無限MUGENはホンダのカスタムブランドとして、チューニングパーツやアクセサリーの開発、制作を行うメーカーです。「SUPER GT」を始め「SUPER FORMULA」など数々の世界的レースに参戦している技術力の高さに定評があります。無限のスタイリッシュなデザイン性は特別な存在感を演出してくれるでしょう。

カーボンシフトノブは、ほどよい重さが感じられ、操作性が格段に向上するかもしれません。

  • TRD 本革巻シフトノブ 5速MT用 MS204-00004

TRDはトヨタ直系のワークスであるが故に実現できる品質の高さがあります。トヨタのテストコースなどの施設を利用して開発を行えるのはTRDならではの特徴でしょう。またレースで得た技術やノウハウを活かした開発を行っています。

本革巻きのシフトノブは滑ることがなく、手に馴染み非常に扱いやすいといえるでしょう。重さは、純正より少し重い程度なので違和感なく操作することができます。

  • MOMO(モモ) シフトノブ ネロ SK99

MOMOの歴史は古く、1964年にイタリアのレーサージャンピエロ・モレッティが設立した自動車関連製造企業です。当初はサーキットユースの製品がメインでしたが、1970年から一般向けとしてステアリング、ホイールなどの製造も手掛けるようになりました。日本の自動車メーカートヨタ自動車や三菱自動車で純正採用の実績もあります。

デザイン性の高い本革使用のシフトノブはどこから見てもお洒落です。また重さもほどよくあり、クイックな走りができそうです。

まとめ

ショップやインターネットには、さまざまなシフトノブがあり迷ってしまうこともあるかもしれません。そういうときにはディーラーオプションも考えてみてはいかがでしょうか?車との相性を考えれば、しっくりくるかもしれません。メーカー直系のアフターパーツなら安全基準ももちろんクリアしています。またメーカー保証も付いているので、装着後の不具合が起きた時も安心です。

気に入ったシフトノブに取り換えて、イメージチェンジした車に乗れば、今までと違う走りに出会えるかもしれません。