車のDIYをするなら必ず揃えておきたい工具 | CARTUNEマガジン
車のDIYをするなら必ず揃えておきたい工具

2019年05月16日 (更新:2022年08月04日)

車のDIYをするなら必ず揃えておきたい工具

車メンテナンスやカスタムを自分で行うDIY。チャレンジしてみたいと思う方も多いのではないでしょうか。DIYで重要となるのが、工具はどこまで揃えれば良いのかという疑問点です。そんな方に向けて、最低限揃えておきたい工具をご紹介します。

メガネレンチ

金ちゃん【N-ONE】さんのN-ONEJG2の画像
金ちゃん【N-ONE】さんのN-ONEJG2の画像
引用元:金ちゃん【N-ONE】さんの投稿

DIYを行う上で、メガネレンチの出場回数は最も多いかもしれません。オートバイではどの車種にも車載工具として純正で入っているほど、メンテナンスにメガネレンチは欠かせません。そんなメガネレンチとは一体何かをまずは知りましょう。

役割

まず、メガネレンチの役割を知りましょう。役割はボルトやナットを締めたり緩めたりするための道具です。ネジや六角レンチよりも力をかけやすいため、車に多く使用されているのです。

ボルトやナットを締めるためにスパナを使用することもありますが、スパナは2点でとらえるのに対し、メガネレンチは6点でとらえられます。そのため、力が入りやすくボルトやナットが舐めにくいという利点もあるのです。

規格

メガネレンチに限らず全ての工具に言えることですが、規格を謝って揃えてしまってはぴったりはまらずに部品を痛めてしまう場合があります。車のDIYに向けて揃えておきたい規格はmmを選択してください。

世界には、mmとインチという規格が存在します。その中で、現在車で主に使用されている規格はmmで製造されています。年代によって一部でインチが使用されている輸入車もありますが、基本的にはmmです。現在インチが使用されているのはオートバイのハーレーダビッドソンくらいです。

見た目でmmとインチを見分けることは難しいですが、工具には必ず規格が書かれています。しっかりと確認し、mmを選択するようにしましょう。

価格帯

最も使用回数の多いサイズは10mmですが、様々なサイズが使用されています。小さいサイズだと力がかけられなかったり、大きいサイズだとスペースに入らなかったりするために色々なサイズが使用されているのですね。

そこで、メガネレンチを1本だけ準備するのではなく、セット購入がお勧めです。まとめて保存できるケースもついていることが多いため、失くさずにすみますね!それでは、色々なメガネレンチをご紹介していきます。

ASTRO PRODUCTS 02-23841 メガネレンチ ミリ 7本セット 02-23841 アストロプロダクツ(AP) https://www.amazon.co.jp/dp/B01M23OZPW/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_Q40ZCbKEB5MMZ

工具は精密でなければネジやボルト、ナットを痛めてしまいます。だからといって、毎日使用するようなプロとも違います。そこで、精密さを保ちつつ高額ではないものとしてお勧めできるのがアストロプロダクツのメガネレンチです。このセットさえあれば基本的に対応できるので、DIYにはお勧めです!

KTC(ケーテーシー) めがねレンチ セット 6本組 TM506 京都機械工具(KTC)

全ての工具において定評が高く、さらに日本製ということで評判の良いKTCです。ここまでくるとプロでも使用している方々が多いので、製品に間違いはありません。メガネレンチが壊れることはそうそうないので、一生物と言える工具になるでしょう。

スナップオン Snap-on コンビネーションレンチ 7ピースセット ミリサイズ スタンダードハンドル 【並行輸入】 OEXM707B スナップオン...

海外メーカーで人気があるのはやはりSnap-onでしょう。並行輸入でもこの価格です。しかし、信頼性が買われて世界中で大人気の工具です。憧れを持つ人も多いメーカーなので、ブランド志向のある方には最初から使用しても一生ものなので良いかもしれませんね。

ラチェットレンチ及びソケット

ひろゆき@CLUB Low'sさんのノアAZR60Gの画像
ひろゆき@CLUB Low'sさんのノアAZR60Gの画像
引用元:ひろゆき@CLUB Low'sさんの投稿

ラチェットレンチはあると作業がとても早く進みます。物によっては高価ですが、作業効率を考えると購入しておきたい工具の一つです。それでは、どのような工具なのかをご紹介していきます。

役割

ボルトやナットを締めたり緩めたりする機能はメガネレンチと同じです。違いは、メガネレンチほど力をかけることはできませんが、メガネレンチを何度もボルトから外す作業は疲れます。

ラチェットさえあればつまみをセットするだけで片方は空転し、片方は固定されるので作業が楽になるのであるととても楽です。また、メガネレンチで作業するスペースがない場所にも入れることができるので、ラチェットでしか作業できない場合もあります。

規格

ソケットの規格はメガネレンチと同様ですが、ソケットの形状が12角と6角に分かれています。ソケットを使用したことのある方ならわかると思いますが、なかなかソケットがはまらなかった経験があるはずです。

12角は、二重6角とも言われている構造で、ソケットがナットにはまりやすいので作業性が良いのです。しかし、6角ほどぴったりはまっているわけではないので、6角の利点としては舐めにくく力がかけやすいという利点があります。

どちらを選択するかは意見が分かれるところです。どちらも準備し、力をかけなければならない場合は6角で、そこまで力が必要ない場合は12角という人もいるかもしれませんが、基本的には好みでどちらか一方をそろえる人がほとんどです。

価格帯

それでは価格帯を見ていきましょう。他の工具と異なり、ラチェットは機械部分が含まれています。そのため、上位モデルになると高額になることが多いので、どの程度自分が使用するのかを考えて選ぶことが重要です。

ASTRO PRODUCTS 02-14184 3/8DR ラウンドヘッドラチェット 72T

ASTRO PRODUCTS 02-25227 1/4DR エクストラショートソケット 12PT 13個セット

やはりアストロプロダクツの商品は日曜大工ならぬ日曜作業を行う場合にちょうど良い価格帯です。ギア部分が72コマなので、滑らかに戻すことができて使用しやすいです!ソケットも買いやすい価格帯ですね。

トネ(TONE) ショートスイベルラチェットハンドル(ホールドタイプ) RH3VHS 差込角9.5mm

トネ(TONE) ソケットセット(6角・ホルダー付) HS310 差込角9.5mm

ラチェットでは定評のあるトネのラチェットとソケットです。壊れにくいことはもちろんのこと、この商品はラチェットが伸縮するのです。作業中に長くて作業しにくかったり、少し力をかけるために長いラチェットが欲しい場合にも、1本で作業できる点がありがたいですね!

DEEN マルチパーパスビットラチェット&52PCビットセット DEEN(ディーン)

こちらもラチェットでは人気のDEENのラチェットとソケットのセットです。ロゴがおしゃれであるという点も人気の秘訣です。精密度はプロのお墨付きですので、使用してみる価値はありますね。

ジャッキアップ類の工具

学さんの画像
学さんの画像
引用元:学さんの投稿

車の整備を行う上でジャッキアップは欠かせません。そこで、ジャッキアップする際に必要となる工具は一体どんなものがあるのでしょうか。種類別に見ていきましょう。

油圧式ジャッキ

ぐるぐると機械式のジャッキでジャッキアップしても作業はできますが、どうせなら両輪一気に油圧の力であげてしまった方が作業性は良いですよね。種類は、ローダウン対応と通常タイプ、そして対応負荷量がありますので、愛車に合わせた選択をしましょう。

ARCAN(アルカン) 3t スチール/アルミニウム ハイブリッド ジャッキ HJ3000JP

こちらはローダウン車に対応しており、さらに3tまで持ち上げることが可能なジャッキです。通常2tまでしか対応していないものものが多いため、車検証で自分の車の重さを確認してから購入するのが良いですね。

ジャッキスタンド 2t 馬ジャッキ リジットラック 折りたたみ式 2基セット 傷防止ゴムラバー・ロックピン付き ウェイモール (WEIMALL)

オイル交換などで車の下に入る際には、絶対に油圧ジャッキをかけたまま入らないでください。万が一油圧ジャッキが外れた際には、命の危険があります。そこで、ジャッキスタンドをジャッキアップポイントにかければ安全に作業することができます。安全のためにも、是非とも揃えたい工具です。

【アストロプロダクツ】AP プラスチックラダーレール

ローダウンした場合やスポイラーの関係でジャッキを入れることができない車にはジャッキサポートが必要になります。タイヤの前にセットし、少し前に出れば車体が上がるので、楽にジャッキを設置することができます。車によっては是非とも欲しい工具ですね。

インパクトレンチ

はちのりさんのスプリンタートレノAE86DIYの画像
はちのりさんのスプリンタートレノAE86DIYの画像
引用元:はちのりさんの投稿

タイヤ交換の際には、インパクトレンチがあれば作業性が格段に上がります。タイヤ交換を自分で行なったり、車高調のセッティングを変える際にタイヤを外す場合、インパクトレンチがあれば作業もはかどります!

マキタ(Makita) 充電式インパクトレンチ 18V 6Ah バッテリ2本・充電器・ケース付 TW285DRGX マキタ(Makita)

昔はコンプレッサーがなければインパクトを使えなかったのですが、近年は性能が向上し、電気でもインパクトレンチを使用できるようになりました。信頼がおけるマキタであればこれくらいですが、もっと安いものもありますので探してみると良いですね。

手っ取り早く工具を揃えたい方向け

細々と工具を揃えるのも楽しいですが、セットで一気に揃えてしまうという手もあります。もちろんセット内容によって同じメーカーでも値段は変わってしまいますが、基本的な工具が揃っているのでほとんどの作業は可能です。

KTC 工具セット SK3560SS SK3560SS 京都機械工具(KTC)

先ほどご紹介したKTCのセットは10万円を超えてしまいますが、よほどのことがなければ工具は一生使用できます。好みによって揃えるのも良いですが、信頼できるメーカーで統一してしまうのも、今後のDIYを楽しくする一つの手段です。

まとめ

NOB RIVERさんの画像
NOB RIVERさんの画像
引用元:NOB RIVERさんの投稿

車の整備を行う際に、安い工具を揃えても作業は可能ですが、ある程度の物を揃えなければネジが舐めてしまうリスクが高くなります。使いやすさはもちろんですが、精密さで値段が変わると考えても良いでしょう。

自分の愛車を自分でメンテナンスすると愛着も持てます。しかし、精度の低い工具を使用して逆に車を傷つけてしまう結果になってしまうと悲しいですよね。工具選びも車のパーツ選び同様、揃え始めると楽しいです。是非、お気に入りの工具を見つけてDIYを行いましょう!

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