2019年05月13日 (更新:2022年11月07日)
バモスにおススメのカスタムパーツを紹介します!
2018年に約19年の歴史に終止符を打ったホンダ・バモス。同社の軽商用ワンボックスバンであるアクティバンをベースに、乗用ワンボックスとして改良された軽自動車です。販売終了となった現在でもバモスの人気はまだまだ高く、カスタムベースとしての需要もあります。今回はそんなバモスのカスタムパーツを多数ピックアップして紹介します!
バモスってどんな車?
バモスの由来となった「バモスホンダとは?」
バモスはホンダが1999年から2018年まで製造及び販売を行っていた軽自動車ですが、実は「バモスホンダ」という車名で1970年から1973年まで販売されていた過去があります。オープンカータイプの軽トラックとして販売されていました。
復活したバモス
1973年の生産終了から約26年の時を経て、復活したのがHM1/2型バモスです。バモスは、軽商用車であるアクティバンをベースに乗用車向けに改良されたワンボックスになります。ロールーフを採用したことで、商用車ベースであることをあまり感じさせません。
安全装備や快適装備を充実させたことで、一般ユーザーやアウトドアユーザーにも高く評価されています。使い勝手の良い両側スライドドアも大きな魅力です。
バモスのメカニズム面
バモスが搭載しているエンジンはビートや初代インサイトにも使われたE07Z型0.6L直列3気筒エンジンです。自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類がありますが、2010年に実施されたマイナーチェンジによってターボエンジンは廃止。ボディ形状はセミキャブオーバータイプですが、アンダーフロアMRレイアウトを採用しました。
2018年5月、約19年の歴史に幕を閉じて惜しまれつつも生産終了となったバモスですが、現在はバモスの後継車種に当たる「N-VAN」が販売されています。N-VANはバモスに代わる形で人気車種となりましたが、N-VANが発売して1年が経とうとしているにもかかわらず、未だにバモスの人気は衰え知らずです。
主に中古車市場で取引されていますバモスは、長年販売されていたこともあって、比較的リーズナブルな価格で購入可能です。 軽商用車ベースの軽ワゴンの中で特にスタイリングがカッコいいので、カスタムベースとしての需要もあります。
バモスはカスタムに最適?
販売されていた約19年間、高い人気を集め続けていたバモス。バモスユーザーはビジネスバンやレジャーを楽しむための車、ファミリーカーなど、本当に幅広い用途でバモスを活用しています。中にはバモスで車中泊を楽しむ人もいるようです。
もちろん、バモスカスタムを楽しんでいるユーザーも数多く存在しています。バモスのカスタムは外観や内装のドレスアップだけでなく、内装をキャンピングカーのように改造するカスタムも人気です。今回は外観や内装のドレスアップを中心にお伝えします。
バモスのエアロパーツ
車のスタイリング、特にフロントマスクやリヤ回りのイメージを大きく変えるエアロパーツ。元々は車の空力性能を改善するためのパーツですが、近年はドレスアップパーツとしての重要も高く、空力性能を重視しない軽ワゴンやミニバンにも数多くのエアロパーツが存在しています。
もちろん、バモスにもたくさんのエアロパーツが販売されています。バモスのエアロパーツはバモスにスポーティーなイメージを加えるものやレトロな雰囲気を演出するものなど、そのコンセプトやデザインの方向性は本当に様々です。
今回はおすすめのエアロパーツを3種類ピックアップしました。 どれも個性的なエアロパーツに仕上がっているので、バモスのイメージを一新することができるでしょう。バモスのエアロパーツを探している人はぜひ参考にしてください。
BROSTAR
まず初めに紹介するのは「BROSTAR」のエアロパーツです。BROSTARはバモス用のエアロパーツを数多く手がけていますが、今回はオーソドックスな「F,S,R SET」を紹介します。「F,S,R SET」はフロントバンパーグリル、サイドステップ、リアバンパーの3点がセットになった商品です。
サイドステップのデザインはシンプルですが、フロントバンパーグリルとリアバンパーのデザインはとても押し出し感が強いデザインを採用しています。純正よりも大型化されたフロントグリルはとても存在感がありますね。
軽商用車ベースのワゴンとしては元々いかついフロントマスクを採用しているバモスですが、BROSTARの「F,S,R SET」を装着することで、より迫力のあるスタイリングに仕上げることが可能です。「F,S,R SET」の価格は129600円となっています。
BLOW DESIGN
続いて紹介するのは「BLOW DESIGN」のエアロパーツです。BLOW DESIGNもBROSTARと同様、バモス用エアロパーツを多数販売しています。今回紹介するのはフロントバンパースポイラー(グリル部一体式)、サイドスカート、リアバンパースポイラーの3点がセットになった「3P スペシャルセット」です。
BLOW DESIGNの「3Pスペシャルセット」もBROSTARと同様、全体的に押し出し感の強いデザインを採用しています。初見のインパクトでいえば「3Pスペシャルセット」の方が上です。バンパースポイラーと一体式になっているグリルからは、ラグジュアリー感を感じます。
BLOW DESIGNの「3Pスペシャルセット」の価格は162,000円です。「3Pスペシャルセット」単体でも十分にカッコいいですが、BLOW DESIGNが販売しているボンネットスポイラーやリアウィング、アイラインガーニッシュと同時装着することで、さらに迫力のある仕上がりになります。
BLOW
最後に紹介するのは「BLOW」のエアロパーツです。エアロパーツというよりもボディキットと呼ぶほうがしっくりくるほどに、バモスの印象を大きく変えることができます。BLOWはバモス用の様々な製品を販売していますが、今回ピックアップしたのは「キャルペッパー」シリーズ。
スクエアボディを採用しているバモスに緩やかな曲線やレトロ感を取り入れることで、ベースがバモスであることがわからないほど大胆なカスタムに仕上がっています。フロントマスクのデザインは愛嬌があって、女性でも抵抗なく乗ることができそうです。
ボディサイドやリアビューの完成度も秀逸。上記で紹介したエアロパーツのような迫力はありませんが、「キャルペッパー」のおしゃれなデザインは違った意味で注目を集めるはず。「キャルペッパー」 の「コンプリートキット」の価格は25万円です。
フロントバンパー、丸目グリル&アイブロー、サイドステップ、リアバンパーの4点がセットになった「4点キット」も販売されています。こちらの価格は15万円です。単品での購入も可能ですが、予算に余裕があれば「コンプリートキット」を購入して、キュートでおしゃれなバモスにカスタムしましょう。
バモスにおススメのホイール
車をドレスアップする上で最も定番なカスタムパーツのひとつ、それがホイールです。バモスは軽商用車ベースですが、どうしても商用車感が拭えない鉄チンホイールではなく、乗用車らしいデザインのホイールを装着しています。
純正ホイールは車のイメージとマッチするデザインが施されていますが、製造コストをはじめとする様々な制約で完璧なデザインを採用することはできていません。そんな純正ホイールを社外ホイールへと交換することで、よりカッコいいバモスに仕上げることができるのです。
ホイールのデザインは車の印象を大きく左右します。どんなデザインのホイールを装着するかによって、バモス全体のイメージが大きく変わってくるのです。そこで今回はバモスにおすすめの社外ホイールを2種類ピックアップしました。
WORK MEISTER S1R
まず最初に紹介するホイールはWORKの「MEISTER S1R」です。「MEISTER S1R」は様々なデザインのアルミホイールを手がけているWORKの中で、最もオーソドックスな5スポークホイールを採用しています。硬質感のあるスポークは1本1本が力強さと洗練された美しさを演出。
ディープリムとステップリムを採用したことで奥行き感もあります。「MEISTER S1R」をバモスの足元に装着することでスポーティーな印象と強い存在感を与えることができるでしょう。シンプルな5スポークデザインなので、商用車らしさの残るバモスでも違和感は一切ありません。
また、「MEISTER S1R」はリムアレンジやセミオーダーカラー、特殊P.C.D.などの多彩なオプションが設定されています。これらのオプションを活用することで、より自分好みのホイールにできるはず。カラーバリエーションが豊富なところも魅力的です。
「MEISTER S1R」のサイズ展開は16~20インチとなっています。バモスの足下に装着するのであれば現実的なのは16インチです。16インチに設定されているリム幅は6.0~9.0J。「MEISTER S1R」の16インチの1本の価格は46,000円~67,000円となっています。
WATANABE RACING EIGHT SPOKE
続いて紹介するホイールは「EIGHT SPOKE」です。「EIGHT SPOKE」は8スポークデザインの定番ともいえるアルミホイールで、丸みを帯びたスポークが特徴的です。奥まったディスク部から歪曲して伸びているスポークは奥行き感と存在感を演出しています。
全体的なデザインはクラシック感が強いですが、レーシーな印象も持ち合わせています。現在施しているカスタムの方向性にもよりますが、バモスの足下にバッチリと決まってくれるはず。「EIGHT SPOKE」はシルバーメタリックとゴールドメタリックの2種類から選択できます。
サイズ展開は12~17インチです。リム幅は5.0~から9.0Jで、価格は1本30,000円から59,000円となっています。
2018年まで販売されていたとはいえ、ベースのデザインは1999年で止まっているバモスには、最新のスタイリッシュなホイールを装着するよりも、「EIGHT SPOKE」のようなクラシカルで王道感のあるホイールを装着した方がカッコよく仕上がるかもしれません。
バモスにおススメのマフラー
車の定番カスタムパーツのひとつであるマフラー。マフラーを交換することで車内が心地よいサウンドに包まれます。マフラー交換はスポーツカーに施すカスタムとしてのイメージが強いと思いますが、昨今はミニバンやセダンもマフラーを交換する時代です。
マフラーを交換すれば、トルクアップなどのチューニング効果も期待できますし、リア回りのイメージを大きく変えるドレスアップパーツとしての役割も期待できます。今回は2種類のマフラーをピックアップしたので、バモスのマフラーを交換したい人は参考にしてください。
FUJITSUBO Legalis K
まず最初に紹介するマフラーが「Legalis K」です。「Legalis K」は軽自動車だけのために開発されたマフラーで、低回転域でのトルク特性向上と全回転域での出力向上を実現しています。「Legalis K」を装着するだけで、バモスはよりハイパフォーマンスな走りを手に入れることができるのです。
マフラー製造のスペシャリストであるFUJITSUBOの独自チューニングによって、バモスでもスポーツカー顔負けの迫力あるスポーティーサウンドを奏でることができます。車検対応品なので、爆音で周囲に迷惑をかけることもありません。
「Legalis K」は左右出しマフラーデザインを採用しています。材質はオールステンレスなのでチタンフェイスの輝きなどはありませんが、ステンレスならではの光沢感と左右出しマフラーデザインのおかげで、バモスのリア回りにスポーティー感と上質感を加えることが可能です。
有名ブランドが展開している商品としては比較的リーズナブルな価格です。リアピースのみの交換なので、DIYでの取り付けも簡単。DIYすれば工賃がかかることもないので気軽に交換することができますよ。
柿本改 GT Box06&S
続いて紹介するマフラーが「GT Box06&S」です。「GT Box06&S」は、ワゴン車やミニバンにスポーツテイストを加えるために開発されたマフラーとなっています。オールステンレスのマフラーですが、テールエンドにチタンフェイスを採用しているので、存在感のあるリア回りを実現することが可能です。
「GT Box06&S」は、ワゴンやワンボックスでもストリート走行を楽しめるように中低速のトルクアップと加速時のレスポンスを重視。「GT Box06&S」を装着すれば街中や郊外でも軽快に走行することができ、ひとたびアクセルを踏み込めばスポーティーなサウンドに酔いしれることができます。
さきほど紹介したマフラーと同様、音量自体は控えめなので安心です。もちろん、エキゾーストサウンド自体の質感は非常に高く、柿本改らしい気持ち良いサウンドが響き渡ります。
バモスの性能向上だけでなく、チタンフェースの採用によってドレスアップ効果にも期待できる「GT Box06&S」の価格は、28,642円となっています。こちらも有名ブランドの商品にもかかわらず非常にリーズナブルです。片側1本出しかつリアピースのみなので、DIYでの交換も簡単です。
バモスの内装カスタムパーツ
バモスの外観をカッコよくカスタムしたら、次は内装をおしゃれにドレスアップしてみましょう。車のカスタムは外観ばかりに目が行きがちですが、オーナーが実際によく目にするのは外観ではなく内装。
今回ピックアップした内装カスタムパーツは2種類です。内装の上質感が高まるだけでなく、バモスの車内の使い勝手も向上しますよ。内装をカスタムしたいと考えているバモスオーナーはぜひ参考にしてください。
OneCreation サイドテーブル
まず最初に紹介するのは、Amazonで販売されているバモス用サイドテーブルです。運転席助手席上部に取り付けることができるテーブルで、スマホやタバコなどの小物をおくことができます。ドリンクホルダーも用意されているのでとても便利です。
木目調パネルとメッキを採用したデザインはバモスの車内に高級感をプラス。 車内の利便性を高めるだけでなく、ドレスアップにも最適です。バモスの収納スペースは使い勝手が悪いと感じている人は取り付けを検討してみてはいかがでしょうか。
シートカバー
続いて紹介するのは、バモス用レザーシートカバーです。マジックテープやファスナーで装着できるようになっているため、誰でも簡単に到着することができます。シート生地には本革の質感を再現したPVC高級レザーを採用。
フェイクレザーではありますが、その質感は本物です。シート背面にはディンプル加工を施すことでデザイン性を高めています。また、PVC高級レザーの表面には生活撥水加工が施されているため、もし車内で飲み物をこぼしてしまってもシミになりにくいです。
座面や背もたれ部分にはパンチングレザーを採用することで質感と快適性を両立しています。また、レザーシートはサイドサポート部が毎日の乗り降りによって擦れやすいです。
シートが擦れると見た目が悪くなってしまい、レザーシートカバーを装着している意味がなくなってしまいますよね。だからといって毎日気を遣いながら乗り降りするのも面倒です。
しかし、バモス用レザーシートカバーは擦れにくいパイピングを採用しているため安心して乗り降りすることができます。価格は8,619円ととてもリーズナブルです。運転席・助手席2脚セットの金額なので、その点は注意してください。
CARTUNEユーザーのバモスカスタム事例を紹介!
バモスの外観や内装ドレスアップするカスタムパーツをいくつかピックアップしました。この中で興味を持ったカスタムパーツがあればぜひ購入してみてください。きっとあなたのバモスをさらにカッコよく仕上げてくれるはずです。
最後にCARTUNEユーザーのバモスカスタム事例を紹介します。今回ピックアップしたバモスは3つ。どれもレベルの高いカスタムに仕上がっているので、これからバモスを購入しようとしている人、バモスをカスタムしたいと考えている人の参考になると思います。
車高短バモスさんのカスタム事例
まず最初に紹介するのは、車高短バモスさんのバモスカスタム事例です。車高短バモスさんのバモスは押し出し感の強いフルエアロを装着することで、存在感のあるやんちゃなカスタムに仕上がっています。フロントグリルとアイラインが一体化したフロントバンパーの造形は迫力がありますね。
シャコタン・ツライチを限界まで追求しています。ボディはブラウンメタリックにオールペンされていて、個性とプレミアム感を両立足元には2×7のクロススポークデザインを採用したホイールでスポーティー感を強調しています。
あきら240パーセントさんのカスタム事例
続いて紹介するのは、あきら240パーセントさんのバモスカスタム事例です。あきら240パーセントさんのバモスは、実はバモスではありません。本当はアクティバンなのですが、バモスホビオのフロントバンパー移植や、アクティには設定されていないバモスのターボエンジンに載せ替えることで、限りなくバモスに近づけている少々特殊なカスタム事例となっています。
個性的なボディカラーとなっていますが、これはあきら240パーセントさんがグリーンパールにオールペンしているので、本来のバモス、もといアクティバンには設定されていません。さらに、あきら240パーセントさんがこだわっているのは足回りです。フェンダーを叩きだして見事なシャコタン・ツライチを実現しています。
シモティさんのカスタム事例
最後に紹介するのは、シモティさんのバモスカスタム事例です。シモティさんのバモスはエイジング塗装(錆塗装)を施していて、個性的なカスタムに仕上がっています。旧車のようにレトロ感溢れるフロントマスクですが、ヘッドライトにはイエローバルブを導入しているそうです。
ドアミラーを小型のものに交換したり所々にステッカーを貼り付けたりと、センスの良いカスタムに仕上がっています。足元には鉄チンホイールを装着してレトロな印象を演出しつつ、ホワイトレタータイヤでスポーティーさも強調しています。
まとめ
今回はバモスの外観内装カスタムパーツをピックアップしましたが、いかがだったでしょうか。 2018年に販売終了となり後継車種のN-VANにバトンタッチしたバモスですが、カスタムパーツの豊富さやカスタムベースとしての人気はN-VANよりも上です。
今回紹介したカスタム事例をチェックすると分かるように、バモスには個性的なカスタムを施しているオーナーが多数存在しています。もっとバモスのカスタム事例をチェックしたいという人はぜひCARTUNEを利用してみてください。