ジムニーの燃費はどれくらい？カタログ値とユーザーの実燃費を調査！

ジムニー（JIMNY）は1970年から50年以上発売されているスズキの本格SUVです。2018年に20年ぶりのフルモデルチェンジを行い発売されたのがJB74型でモデル4代目となります。発売開始より注文が殺到、3年たった2021年でも1年の納車待ちが起こるほどの人気となりました。

国内ではスズキとして初のグッドデザイン金賞を受賞し、海外でもニューヨークモーターショー2019において【2019ワールドアーバンカーオブザイヤー】を日本車として初めて受賞しました。

車両構成としては【新開発ラダーフレーム】【FRレイアウト】【副変速機付パートタイム4WD】【3リンクリジッドアクスル式サスペンション】というジムニー伝統構成を継承しながら、新たに【ブレーキLSDトラクションコントロール】を全車に標準装備することでさらに走破性能が高められました。

今回はそんなジムニーの燃費を検証します！

燃費に関する情報はシフト等もありますが、全モデルを通して変わらない基本事項は次のとおりです。

ジムニーのJB64型にはXG・XL・XCのグレードが販売されていますがグレードによる燃費のカタログ値に変更は無くシフト方式による違いのみとなっています。

※ジムニーJB64型は2018年7月発売となるためWLTCモードのみの記載となっています。

各モードはそれぞれの条件下で行った数値を燃費性能として表示しているのですが、10・15モードなどでは一般的な走行条件と大きく異なったため数値が大きくかけ離れてしまい、購入者にとっては当てにならない数値となっていました。

そこで2011年にJC08モードが新たな基準となり実際の使用条件に近づけた状態で測定が行われる事となりましたが、それでもやはり実際の数値とはまだ離れていたため2018年に世界基準であるWLTCモードの記載が採用されることとなりました。

WLTCモードは一般ユーザーの使用条件に更に近くなったため、ユーザーの使用条件によってはカタログ値を上回る事も報告されています。上記の事から新しい基準値が記載されている場合はより実燃費に近いカタログ値になって来たという事がわかり、複数記載がある場合は最も数値の低いものをカタログ燃費として参考にしましょう！

それでは、実際のジムニーオーナーの投稿から実際の燃費を見ていきましょう！

MTのカタログ燃費16.2km/lより大幅に上回る燃費になっています。やはりMTによる細かなシフトコントロールは燃費への影響大のようです。

MTでも短距離での運転が多い場合などはカタログ値まではと届かないようです。

太郎さんのジムニーではカタログ値と同じ13.2km/lでした。

becchiさんはタイヤを変更BFグッドリッチ Mud-Terrain T/A KM3をチョイスしています。変更前の投稿では14.6km/lとなっておりカタログ値13.2km/lを上回っていましたので、人気のマッドテレーンに交換するとこれくらいの燃費になることがわかり、非常に参考になる投稿となっています。

ktory39さんさんのジムニーでは12.4km/lでカタログ値13.2km/lを少し下回る程度でほぼ想定値程度となっています。

AT/MT共にほぼカタログ値となり、WLTCモードでのカタログ値はかなりユーザー平均に近い事がわかりました。

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いかがでしたでしょうか？自分の車との燃費差はどれくらいだったでしょうか？マニュアルでは14km/l～19km/lとユーザーの乗り方により大きく燃費が違うことがわかりました。またATでは12.4km/l～14.6kmとなりユーザーの乗り方にあまり影響なくコンスタントにコントロールが行われている印象でした。

もちろんタイヤを変更する際は、投稿にもあったように大幅に燃費が悪化しますが、カスタムと燃費は常に影響し合うので、カスタムを行う場合の参考にしてください。

CARTUNEでは他にもたくさんのジムニーに関する投稿が集まっています。カスタムやメンテナンスの参考に是非他のオーナー達の投稿もご覧ください。

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