2019年05月07日 (更新:2020年08月07日)
トヨタ・アリストの定番カスタムを紹介!
トヨタから販売されていた高級〝高速〟セダンであるアリスト。製造を終えてすでに14年が経過していますが、日本国内ではいまだにカスタムカーのベースとして高い人気を誇っています。今回は、そんなアリストの定番ともいえるカスタムをご紹介します。
CARTUNEユーザーのカスタム事例
エアロ加工に始まり、ベンツグリル移植、ヘッドライト加工、インタークーラーパイピング、オーバーフェンダーなどなど…異形感すら感じる圧巻のスタイリングをしたアリストです。
オーナー自ら「アリストに見えないアリスト」と口にするほど、もはや別の車種にしか見えないアリストはレクサスIS300h Fsportのフロントバンパーを移植。足回りもワークのエモーション T7R2Pの、フロント10Jリア11.5Jという極太ホイールをオーバーフェンダーでツライチにセット。
326パワーのフルエアロをまとった一台。グリルやエアロ開口部のブラックアウトにより、ホワイトボディも引き締まった印象になっています。
アリストの定番カスタム
そもそもアリストとはどんな車なのか?
アリストとは、トヨタが2005年まで製造・販売していたEセグメントに属する高級セダンです。
トヨタの高級セダンの一部に採用されていたターボモデルも存在するクルマであり、トップグレードには直列6気筒のターボエンジン「2JZ-GTE」を搭載していたことから国産では最速のセダンであるともいわれていました。
カスタムカーのベースとしても人気の高い車種で、「VIPカー」としてドレスアップされた車体や、サーキット走行を行うためにミッションをMTにスワップした車両も存在しています。
アリスト用フルエアロキット
ブラックパールコンプリート『JEWELRY LINE』
大きく空いたフロントの開口部や、デイライトなどランボルギーニやフェラーリを彷彿とさせるユーロスポーツテイストをふんだんに取り入れたデザインのフルエアロキットです。
各所に取り入れられたプレスラインは流麗で、アリストのもつイメージを崩さないままアグレッシヴな印象をプラスしてくれます。価格は、フロント・サイド・リアの3点セットで税別298,000円です。
ブレーン『PREMIUM SPORTS』
ブレーンは、純正バンパーをそのまま進化させたような高級感のあるエアロを開発しているメーカーです。
さりげなさと存在感のバランスが絶妙であり、一目見ると忘れられないフォルムをアリストに与えます。ブレーンのエアロはフルバンパータイプでありながら、最低地上高を稼ぎやすい設計になっているのもポイント。車高調により、地を這うような低車高を実現しやすいのも特徴です。価格は、フロント・サイド・リアの3点セットで税別300,000円。
K-BREAK 『PLATINUM』
代表である大林一樹氏の人柄もあり、人気のパーツメーカーであるK-BREAK。特徴なのは、フロントバンパーに施されたモール。一目で「K-BREAKのエアロだ!」と分からせてくれます。
開口部に設置されたフィンもインパクトを与えるのに一役買っており、リアはディフューザー加工済み。どこから見てもスキのないフォルムとなっています。価格は3点セットで税別250,000円です。
アリスト用車高調
MODE PARFUME『 MP COILOVER SUSPENTION KIT』
さらなる低車高と快適さを追求されており、低車高時の乗り心地低下を極限まで抑制するために全長調整式を採用。
標準装備されている18k/16kのバネレートをベースに、減衰力の20段階調節機能を搭載しています。価格は税別160,000円。
326パワー『チャクリキダンパー』
足回りパーツのクオリティに定評のある326パワーの車高調です。
極限まで車高を下げた状態での車体下部のヒットを避けるため、ハイレート仕様にも対応しているのがポイント。
減衰力も26段階まで調整することができ、車高調としては珍しく7色のカラーも選ぶことが出来ます。価格はフロント20K仕様で税別159,000円。
アリストにおススメのホイール
BBS 『LM』
ドイツを発祥とし、プレミアムな鍛造ホイールメーカーとして世界でも有名なBBS。
中でも、アルミ鍛造の2Pホイールである『LM』が持つ、ベーシックながら風格漂うメッシュスタイルはアリストにぴったりです。価格は18inchで税別99,500円(1本)~です。
TANABE SSR『ケーニッヒ』
アフターパーツのトータルメーカー・TANABEの廃版ホイールです。
しかしながら、デザインに古臭さは全く感じず、逆に洗練されたディスクのデザインは最高のホイールだとも評価されています。オーバーヘッドピアスなども現行のホイールではなかなか見られない部分であり、履いているだけで「おっ!?」と思わせてくれます。
OZ・フッツーラやエクイップなどと並び、いつかは愛車に履かせてみたい!という声も多い、人気のホイールです。新品では購入できないため、ネットオークションなどで探してみてください。
ヘッドライト加工
楕円をモチーフに左右で4つのヘッドライトが並んだアリストのフロントフェイスはそれだけで特徴的ですが、ヘッドライトに加工を加えることで、さらに独自の個性と点灯時の強烈なインパクトを手に入れることが出来ます。
おススメなのは、他車種の純正ヘッドライトに内蔵されているプロジェクターを流用してインストールするカスタム。例えば、F50シーマの通称〝バルカンヘッドライト〟や、3代目プリウスのヘッドライトなどが定番となります。
「光モノ」でも差を付けたいオーナーにはピッタリの方法です。これは!と思うヘッドライトを見つけたら、流用を考えてもいいかもしれません。
純正品を流用するため中古パーツショップや解体屋などに足を運んだり、ネットオークションなどでパーツを探すことになるため相場はバラバラです。
まとめ
今回ご紹介したのは、定番となるカスタムでもその一部です。走れるセダンであるのがアリストですから、エンジンにチューンを加えたり、スポーティなイメージをプラスするためにリアウィングを装着したりするのもアリです。アリストにお気に入りのカスタムをして、自分だけのスタイリングを手に入れてくださいね。