ローバーミニ乗りの憧れ、MK-1とは?購入方法からマーク1仕様まで解説します! | CARTUNEマガジン
ローバーミニ乗りの憧れ、MK-1とは?購入方法からマーク1仕様まで解説します!

2019年04月29日 (更新:2020年06月17日)

ローバーミニ乗りの憧れ、MK-1とは?購入方法からマーク1仕様まで解説します!

ローバーがかつて販売していたローバーミニは現在でも大人気です。昔憧れていた車で、余裕ができたので購入を検討する方もいらっしゃるはずです。そこで、やはり初代のMK-1仕様も人気となります。今回はMK-1の歴史とローバーミニのメンテナンスについてご紹介します。

ミニ MK-1とは

りんけいさんのMINIの画像
りんけいさんのMINIの画像

まずはなぜMK-1が人気なのかを探ってみましょう。ゴーカートフィーリングと言われるステアリングの操作性はもちろんですが、その他にも魅力がたくさんあるのです。だからこそ、現代でもMK-1仕様のローバーミニが存在するのです。

販売期間

MK-1が販売された期間はなんと1959年から1967年です。MK-1は、ローバーミニの形として販売された最も古い車なのです。オースチン社とモーリス社で販売したことが始まりです。

オースチン社はオースチン・セブンという名で、モーリス社はモーリス・ミニ・マイナーという名で発売されました。この2社ですが、共同会社としてブリティッシュモーターカンパニー(BMC)を立ち上げ、そこで、MINIを販売していたのです。

ちなみに、ローバーという言葉が出てきていないのは、1982年に製造メーカーの名前がオースチン・ローバーとなり始めて出てきたのです。1989年にはローバーとなり、現在のローバーミニという呼び名が定着しているのですね。

特長・魅力

何と言っても特徴は最も始めに販売されたMINIであるということが大きいですね!現在のBMW MINIにおいても引き継がれている原点がMK-1にはあるのです。例えばカスタムグレードのジョンクーパーワークスですが、ジョンクーパーがカスタムしたのはMK-1です。

また、最初に販売されたオースチン・セブンという名前ですが、各世代の最終モデルとして限定販売されるセブンシリーズに引き継がれています。また、1961年に初めてオースチンミニクーパーとモーリスミニクーパーというクーバーが使われた車種が販売されます。

これらの型番はADO50です。1代目BMW MINIの型番はR50です。BMWに引き継がれた今でも、しっかりと初代に使われた様々な名称が使用されているのです。

また、有名人の愛好家も多かったのです。デイヴィット・ボウイ、エリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、デザイン界ではポール・スミス、そしてなんとエリザベス2世など、超一流の有名人に愛された車でもあったのです。

スペック

それでは、スペックを見ていきましょう。今から50年前に販売されていた車ですが、そのロングセラーから大きな変更もなく、最終型まで引き継がれていった点も素晴らしいですね!

排気量最高出力最大トルク全寸重量
848cc34ps6.08kgm3050×1410×1350(mm)600kg

600kgであることは驚きの軽さです!この時代を知る方は、現在のMINIを小さくないという気持ちもわかりますね。排気量848ccをベースにジョンクーパーが排気量アップなどのカスタムを行なって販売されたものがクーパーというモデルなのです。

ローバーミニの現在の中古車市場価格

とおるさんのミニ1.3iの画像
とおるさんのミニ1.3iの画像

それでは、実際にローバーミニを購入する際にはどれくらいの価格で販売されているのかを見ていきましょう!

年式が新しいものが最頻値に並ぶ

ローバーミニ全体を見たときに、最頻値の価格が120万円前後です。その内容を見ていくと、1990年代後半に販売された車種が多いことと、8万キロに満たない車両ばかりです。それらが走行距離が10万キロ近辺になると、価格が安くなり50万円台でも販売されています。

年式が古いかレストアしているものが高い

ローバーミニを見ていると、1980年代の車両でも300万円を越える車両も見られます。もしくは高年式でもレストアされていれば高額になっています。1980年代以前に製造された車両はプレミアがついているのです。

国産車でも、人気があるけれど車両が少ない車種にはプレミアがついています。例えば、20年前は日産スカイラインR32タイプMなどは30万円台でした。しかし、現在は150万円を超えています。魅力ある車とは、プレミアがつくのです。

なぜ古いと高額になるのか?

古い車両が高額なことには理由があるのです。ローバーミニの境目は1992年にあります.

これ以前はキャブレターであり、これ以降はインジェクションです。キャブレターは機械的にガソリンを霧にし、インジェクションは電子制御で霧にするのです。

キャブレターは機械的ですので、寒くなってガソリンを濃くしなければいけない場合でも止まります。また、こまめにエアフィルターを交換しないと塵が詰まってこれも止まります。インジェクションであれば電子制御ですし、塵はよくありませんが現代の車を見てもそれが原因で止まるはありません。では、なぜ古いローバーミニが人気なのでしょう。

キャブレターには独特のエンジン音があり、さらに修理も知識さえあれば簡単にできます。しかし、インジェクションでは部品を全交換しない直らないのです。

バイクのハーレーでも、インジェクション車よりもキャブレターや、もっと前のショベルヘッドエンジンやナックルヘッドエンジンの方が中古車が高いのと同じです。古い車両ほど人気があるのは、ハーレーもローバーミニも同じなのです。

ミニmk-1仕様とは?

☆ベビたん☆さんのミニハイマウントストップランプの画像
☆ベビたん☆さんのミニハイマウントストップランプの画像

本物のMK-1を購入したいところですが、世界でもあまり台数はないでしょう。以前、草なぎ剛さんのハーレーが話題になりましたが、70年前の車両でなんと価格は300万円から1000万円だとか。

ハーレーも有名ですが、MK-1もセレブたちに愛された車両ということでプレミアがついています。ハーレーは車体自体が変わっていますので昔の車両を買わなくてはいけませんが、MK-1はMK-1仕様にできるのです。

ローバーミニの車体はほとんど変わっていませんので、パーツを交換さえすればMK-1仕様にすることは可能なのです!それでは、一体何がMK-1仕様なのかをご紹介します。

丸みを帯びたグリル

MK-1の顔でもあるグリルですが、他と比較しても丸みを帯びています。後に出た車両では、少しグリルが角ばっています。そのため、グリルの交換と板金作業が必要になります。

楕円形テールレンズと小さなウインカー

テールレンズはMK-1にしかない形です。他のモデルよりも少し小ぶりなため、こちらも板金作業が必要となります。MK-1だけの形のため、絶対に外せないパーツです。また、ウインカーも他のモデルより小さいものがつけられていました。

ドア下のデザイン

1970年から販売されているMK-3以降のモデルは、ドア下が角ばっているのです。それを丸みを帯びるように板金が必要なのです。ドア側は切断し、ボディ側はパテ埋めすることになる大工事です。

スライド式の窓

現在一部車両ではノブを回すと窓を開閉できる車両があります。時代を感じさせるかもしれませんが、MK-1はそれすらなく、家の窓のようにスライドさせて開くのです。

このように、大工事となりますのでいきなりDIYを行うとせっかくのMINIが台無しになってしまうかもしれません。もしMK-1仕様にしたいのであれば、「ミニ屋」と呼ばれるMINIのカスタム専門店に相談してみるのが良いと思います。

ローバーミニのメンテナンスについて

飯塚さんのミニクーパー1.3の画像
飯塚さんのミニクーパー1.3の画像

「オイルが漏れている?それはオイルが入っている証拠だよ!」と、昔輸入車を乗っている方に言われた記憶があります。現在の輸入車はそういった現象は無くなりましたが、古い車両なだけあって不安に感じる方も多いと思います。

しかし、絶対に壊れないとは言い切れませんが、メンテナンスをしっかり行なっていればトラブルは最小限に抑えることができます。それでは、メンテナンスについてご紹介していきます。

部品供給

旧車に乗る際、一番の不安が部品供給です。国内では決まりで10年間はパーツを持っていなければならないという決まりがあります。20年も前に最終型の生産が終了したローバーミニに関して、部品供給は皆無と言って良いのではないでしょうか?

しかしそんなことはないので安心してください。現在でもイギリスを中心にローバーミニのパーツを製造している会社があるのです。日本では考えられませんね。現在プレミアがついている、AE86やハコスカなどの部品を製造している会社があるとは、想像もつきません。

それだけ世界で人気の車両であり、ローバーミニを今でも大切に乗っている人が多いということがわかりますね!

トラブルの多い個所

最もトラブルの多い箇所は、樹脂関連のパーツです。20年、30年前のゴムなどは、いくら保存状態が良くても劣化して朽ち果ててしまいます。そのため、あらゆる樹脂パーツに気を配らなければなりません。

その点、エンジンなどをオーバーホールしていたり、レストア済みの車であれば安心ですね!フロントガラスの樹脂が朽ち果て、雨漏りしてきたなどという話も良く聞きます。

また、様々なネジの増し締めは必要です。現在のネジは技術が進み、振動で緩みにくくなっていますが当時のネジは振動で緩むことが多いです。走行中にミラーやワイパーが外れてしまっては危険なので、メンテナンスとして増し締めは行いましょう。

そしてローバーミニの致命傷となる部分がボディの腐食です。これが原因で手放すユーザーも多いほどです。定期的にサビをチェックし、もしサビを発見したら早急に再塗装してください!

維持に掛かる諸費用

11年以上経過した車の自動車税は15%上がりますが、もともと排気量が低いローバーミニであればそこまで気にする必要はありません。また、ハイオク指定の車両ではありますが、これも実はそこまで気にする必要はありません。

レギュラーと比較しても10円アップですので、月に60L使用する方なら600円の差なのです。ローバーミニにかかる費用は、メンテナンスにお金をかけてください!

まずはオイル交換ですが、エンジンオイルとミッションオイルを共有しているため、3000km、もしくは3ヵ月に1度のオイル交換は必要です。また、ストップアンドゴーの多い日本で運転するのであればオーバーヒートを起こしやすいのでクーラントの点検、補充は必要です。ウォーターポンプ、ファンベルトのチェックも必要になります。

キャブレター車に関しては、詰まってしまうとエンジンにガソリンが行き渡らなくなるのでエンジンが止まります。ギャブレターが詰まってガソリンが出ることをオーバーフローと言いますが、その対策のためにオーバーホールを行うか、エンジンクリーナーで綺麗にする必要があります。

このように、定期的なメンテナンスによって大切に乗ればまだまだ走れる車両です。是非とも良いミニライフを送ってください。

CARTUNEユーザーのMK-1(仕様)を見てみよう

それでは、ユーザーの方々のMK-1を見てみましょう!

s2ki egawaさんの画像
s2ki egawaさんの画像

なんと1964年のオースチンミニクーパーです!お父様の車両らしいのですが、50年以上経った今でもしっかり車検も通り、現役で活躍しています!このように、50年経っても乗れる車は見ていて惚れ惚れしますね!

まとめ

maoさんのミニの画像
maoさんのミニの画像

古い車両で不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、車を長く乗るために必要なことは毎日乗ることです。運転することでエンジン内にオイルが行き渡り、内部の油指しを行なってくれます。

こまめにメンテナンスを行い、消耗部品を交換することでいつまでも乗れるのが車です。部品供給も安心なローバーミニであればこの点も安心ですね!

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