2019年04月28日 (更新:2022年10月21日)
クラウン220系のホイールサイズを解説!
2018年6月にフルモデルチェンジが行なわれ、新型となって登場したトヨタ・クラウン。外観もより欧州車を意識したシャープでスタイリッシュなデザインとなり、発売からナント1ヶ月で約3万台も売れているという非常に人気の車となっています。そんなスタイリッシュでカッコ良い現行型クラウンに社外ホイールを入れて、さらにカッコ良いクラウンにカスタムしてみましょう
クラウンの純正ホイールサイズをチェック
クルマをカスタムするうえで、ホイールの交換は代表的なカスタムメニューとなり、クルマ好きには欠かせないカスタムパーツとなっています。ホイールを交換する際は、まず純正のホイールのサイズを知っておく必要がありますので、現行クラウンのベースグレードモデルとなる「標準仕様」と「RS仕様」のホイールサイズを確認しておきましょう。
RS仕様
現行クラウンにあるRS仕様というのは、旧クラウンでいう「アスリート」にあたるグレードで、よりスポーティなモデルとなっています。
なお現行クラウンのRSモデルは、「RS-B」「RS Four」「RS」「RS Advance Four」「RS Advance」の5つのモデルに分けられます。
また、純正ホイールのサイズですが、RS仕様は専用ホイールとなり「225/45R18×8J 5H/114.3 インセット45」というサイズに全モデル統一されています。
標準仕様
標準仕様の現行クラウンは、旧クラウンの「ロイヤル」にあたるグレードで、「B」「S」「S Four」「S Four”C package”」「S”C package”」「G」「G Four」「G-Executive Four」「G-Executive」の全9種類のモデルに分かれています。
そのうち、純正ホイールは16インチ~18インチの全部で4種類となっており、グレードの違いによってホイールの種類も異なります。
それでは、現行クラウン標準仕様の純正ホイールサイズをそれぞれご紹介します。
標準仕様グレード | アルミホイールサイズ |
---|---|
G-Executive | 18インチ 5H 114.3 8J+45 |
G-Executive Four | 18インチ 5H 114.3 8J+45 |
G | 18インチ 5H 114.3 8J+45 |
G Four | 17インチ 5H 114.3 8J+40 |
S”C package” | 17インチ 5H 114.3 8J+40 |
S Four”C package” | 17インチ 5H 114.3 8J+40 |
S | 17インチ 5H 114.3 8J+40 |
S Four | 17インチ 5H 114.3 8J+40 |
B | 16インチ 5H 114.3 8J+40 |
標準仕様・RS仕様ともに、現行クラウンのホイールサイズと仕様はこのようになっています。
なお、純正ホイールのサイズは社外ホイールを選ぶうえで元となる数値ですので、自分のクラウンがどのサイズのホイールを履いているのかしっかり確認するようにしてください。
現行クラウンに装着できるホイールサイズ
さて、現行クラウンの純正ホイールサイズがわかったところで、実際に社外ホイールを装着する際、どのくらいのサイズを選べば良いのでしょうか?また、どのサイズを選べばフェンダーなどの加工なしで装着することができるのでしょうか?現行クラウンに装着できるホイールサイズを見ていきましょう。
加工しないで履けるサイズは?
まず、現行クラウンの純正ホイールは、16インチ~18インチの設定となっています。したがって、社外ホイールでインチアップをする場合は、18インチ~20インチぐらいが丁度良いと言えるでしょう。
また、爪折りなどフェンダー加工をしないで20インチの大口径ホイールを入れたい場合、ホイールのサイズはフロントで20インチ・リム幅8.5J、リアで20インチ・リム幅9.5Jぐらいまでなら装着可能です。さらに、インセットに関してはノーマル車高の状態で、およそ+50から+38ぐらいまでなら可能でしょう。
より太いホイールを履かせたい場合は?
ただし、もう少しリムの深い太いサイズのホイールが履きたいという方も中には多くいるかと思います。そういった場合、ダウンサスや車高調を導入しローダウンしてあげることでキャンバーを付けてあげます。そうすることによりノーマル車高の状態よりも太いサイズのホイールを入れることが可能となり、大体フロント・リアともに20インチ・リム幅9.5J インセット36までは十分可能になります。なお、ノーマル車高でインセット36のホイールを入れると、フロントでおよそ5~7㎜ほど出ます。
つまり、より大口径ホイールを履かせたいという場合はローダウンが必須で、さらにキャンバーを3度もしくは5度程度付けることで、より太いホイールを履かせることが可能になるわけです。そういった足回りの細かいセッティングに関しては、カスタムショップがデータを持っているので、ツライチなどを狙う場合は、カスタムショップに相談することをオススメします。
クラウンに装着できるホイールサイズの価格相場
新品ホイール
20インチ・リム幅8.5Jのホイールを新品で購入する場合、ホイール一本に対して5万円~10万円というのが相場です。もちろん、ホイールのブランドによっては1本10万円以上する場合もあります。なお、リム幅9.5Jの場合は、およそ2、3千円程度アップします。
たとえば、220系クラウンで比較的人気のホイールとなっている「Weds製 マーベリック1107 T」で見てみますと、20インチ・9.5J インセット36で、ホイール一本あたり8万5千円です。
また、VIPカーなどで非常に人気の高いメーカーであるエイムゲイン製のホイールGTMの場合、同じ20インチの9.5J で、一本あたり9万5千円となっています。
もちろんカラーやオプション設定などによって追加料金が発生する場合もありますが、現行クラウンで20インチあたりのホイールをチョイスする場合、ホイール一本に対して5万円~10万円ほど必要です。
中古ホイール
20インチ・リム幅8.5Jのホイールを中古で購入する場合、キズや汚れなどホイールのコンディション(状態)によって価格が大幅に変動しますが、4本セットでおよそ10万円前後が相場となっています。
しかし、前でも記述したとおり、中古の場合は、たとえ同サイズ、同ブランドのホイールであっても、実際のホイールのコンディション具合などで価格も4本セットで1万円ないしは2万円で販売されていたりします。
とにかくホイールを安く手に入れたいという人には中古ホイールが最適だと言えますが、少々神経質な人は、新品のホイールの方が良い選択なのではないかと思います。
まとめ
今回は、現行クラウンの純正ホイールから社外ホイールにカスタムしてみよう!ということで、220系現行クラウンのホイールについて、詳しく解説してきました。
現行のクラウンは、スタンダードな「標準仕様」から、より若者向けのスポーティモデル「RS仕様」まで、幅広いラインナップとなっています。
また、クラウンに最適な社外ホイールも18インチ~20インチと、ホイールの種類としては比較的多い部類に入るので、ホイール選びも好みに合わせて選ぶことができるかと思います。
2018年にフルモデルチェンジが行なわれ、より欧州車に近いシャープでお洒落なデザインに生まれ変わった220系クラウン。現行クラウンをカスタムしている人はまだまだ少なめですので、カッコ良いホイールをチョイスして、人とは違ったワンランク上のクラウンにカスタムしていってください。