2019年09月01日 (更新:2020年08月24日)
クラウンアスリートの中古車相場を紹介します!
1999年に初代が発売されたクラウン アスリートは、高級感と走行性能を両立させたトヨタが誇る唯一無二のセダンとして現在も活躍しています。中古車市場でも、新車よりも安いコストで手に入れられるということで注目する人も多いです。今回はクラウンアスリートの特徴をおさらいし、中古車価格相場を紹介します。
クラウンアスリートに関する基本情報
クラウンアスリートは、クラウンのスポーツタイプです。1955年に初代クラウンが発売されて以来、1987年に発売された7代目にアスリートが追加されましたが、あくまでも特別仕様の位置付けで、一度この代限りで廃止になっています。
クラウンアスリートは1999年に発表された11代目にして正式なモデルとして追加されました。正式なモデルとしてはこちらが初代になり、当時から2.5Lターボや直径6気筒3Lなどクーペ顔負けのパワフルなエンジンを搭載していました。
発売期間
1999年9月に初代が発売されました。その後、3度のフルモデルチェンジを経て、現在は4代目が2012年12月から発売されています。
初代
初代クラウンアスリートは1999年9月に発売されました。当時クラウン自体が11代目を迎えていましたが、その際にスポーツモデルとしてアスリートが追加されました。
エンジンは3パターンで、新車価格は365〜506.5万円でした。
- 2.5L(200PS、一部4WDは196PS)
- 2.5Lターボ(280PS)
- 3.0L (220PS)
2代目
2代目は2003年12月に発売されました専用のサスペンション、メッシュタイプグリル、18インチアルミホイール、スポイラーなど先代よりもスポーツモデルらしいレーシーな見た目に仕上がっています。
マイナスイオン発生装置やオートエアコンなど、内装にも力を入れ快適性を向上させています。
エンジンは3パターンで、新車価格は378〜556.2万円でした。
- 2.5L (215PS)
- 3.0L (256PS)
- 3.5L (315PS)
3代目
2008年2月に発売された3代目は、全幅やトレッドが拡大され、リアランプが4灯式になるなどスポーティーなビジュアルに磨きがかかっています。先代と比べ制御系の能力も2倍に上がり、運転支援技術も備わるなど大きな進化を遂げています。
エンジンは3パターンで、新車価格は365.1〜745.2万円でした。
- 2.5L(215PS 2010年のマイナーチェンジ後は203PS)
- 3.5L(315PS)
- 3.5L(360PS スーパーチャージャー)
4代目
2012年12月に発売されたクラウンアスリートです。冷却機能の充実を目的にフロントフェイスが先鋭的なビジュアルになり、フロントフェンダーもエッジの利いたモデルになり、一種のスポーツカーとしてのアイデンティティさえも確立し始めています。
エアコンや車両設定は「トヨタマルチオペレーションタッチ」という独特なタッチパネルシステムで操作可能です。2.5LのFR車に限りハイブリッドモデルも投入されているなど、現代に見合う改良を遂げています。
エンジンは3パターンで、新車価格は390.9〜618.3万円でした。
- 2.5Lハイブリッド(178PS)
- 2.5L(203PS)
- 3.5L(315PS)
クラウンアスリートの中古車相場
クラウンアスリートの中古車相場をモデル別に表形式で紹介します。
※CARTUNE調べ
中古車価格帯 | 中古車価格相場 | |
---|---|---|
初代 | 約20~140万円 | 約100万円 |
2代目 | 約40~160万円 | 約130万円 |
3代目 | 約40~270万円 | 約160万円 |
4代目 | 約100~550万円 | 約330万円 |
まとめ
今回は、トヨタが誇る高級スポーツセダンであるクラウンアスリートの中古車相場や補足情報について紹介しました。クラウンは自動車業界の黎明期からトヨタを支える人気モデルであるうえ、スポーツモデルは需要が高く、中古で出回っている数も多いです。
購入する際は致命的な欠陥がないか各自で確認したり、中古車ディーラーと相談することが大切です。この記事を通してクラウンアスリートに興味を持った人は、同車に注目してみてはどうでしょうか。