タイヤがパンクした!パンクは修理して再利用するべき?

2019年03月16日

タイヤがパンクした!パンクは修理して再利用するべき?

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突然起きるタイヤのパンク。一昔前までは予備のタイヤが積まれていましたが、最近ではパンク修理キットを付属させるのが主流になってきていますよね。パンクしてしまったタイヤは、修理して使い続けるべき?それとも買い替えるべき?疑問にお答えします!

何故タイヤがパンクするのか

そもそも、なぜタイヤはパンクしてしまうのでしょうか。主な原因は以下の4つです。

  • 鋭利なものが刺さる
  • 縁石などにぶつける
  • ホイールが変形している
  • 空気圧が適正でない

それぞれ見ていきましょう。

鋭利なものが刺さる

よくあるのは釘ですよね。「そんな頻繁に落ちているものなのか」という疑問はぬぐいきれないものの、まるでタイヤが釘を引き寄せているかのように、パンクしたタイヤには高確率で釘が刺さっています。釘以外では、割れたガラスの破片などもあります。

釘の場合は、刺さった瞬間に「プシュー」と抜けていくわけではなく、刺さったまま走行を続け、時間の経過とともに徐々に空気が抜けていき、パンクに気づくという流れです。

縁石にぶつける

衝突事故を起こした車両のホイールがゆがみ、タイヤもぺしゃんこになっているという映像を見たことがあるでしょう。縁石はコンクリートでできており、タイヤよりも硬いものです。路肩に寄せるときや、駐車場などで切り返しをするとき、道路でUターンをするときなどに縁石にタイヤやホイールを擦ってしまったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

縁石にタイヤがあたることにより、サイドウォールというタイヤの側面は少しずつ傷んでいきます。側面の磨耗やめくれによってタイヤの空気が抜けやすくなり、いずれはぱんくしてしまいます。タイヤをこすってしまった場合は「ちょっとだし平気平気」と思わず、こまめに空気圧チェックなどを行って、異常な空気圧の変化が起きていないか確認するようにしておきましょう。

ホイールが変形している

ホイールには、タイヤをはめ込んでいるリムという部分があります。このリム部分が歪んだり、へこんでいたりすると、タイヤとホイールの間に隙間が生じやすくなり、空気が徐々に抜けていきます。ホイールのダメージも、縁石にぶつけたり、路面の大きな穴や段差を踏んだりしたときに発生しやすいです。「何か踏んだな」「なんかぶつけたな」と思ったら、ホイールとタイヤの状況を確認しておきましょう。

空気圧が適正でない

空気圧はタイヤにとって最も重要です。低すぎる空気圧では、タイヤがたわみやすくなり、熱によってダメージを受けるほか、潰れたような状態で力を受け止めなければならないため、ゴムにヒビ割れが生じやすくなります。特に高速道路などの長距離を高速で走行するような場面では、空気圧が低いことによってタイヤが熱によるダメージを受け、パンクやバーストといったトラブルが起こってしまうのです。

目安としては、1ヶ月に1回、ガソリンスタンドなどで空気圧の点検を行いましょう。また、高速道路に乗る前には必ず確認しましょう。空気圧の適正値は運転席のドアを開けたドアストライカー周辺のステッカーに記載してあることが多いです。わからない場合は、店員さんなどに見てもらいましょう。

パンクしたタイヤを修理するメリット

パンクしたタイヤは、程度によっては修理が可能です。釘などが刺さった程度であれば、ゴム状の詰め物でふたをすることにより再利用することができます。

パンクしたタイヤを修理するメリットは、以下の2つ。

  • 買い替えるよりも修理した方が安い
  • 溝が残っている&製造年も3年以内ならまだ使い続けられる

パンク修理の料金相場は1000~3000円ほど。自分でできるという方は材料代だけで修理でき、新しいタイヤに買い替えるよりも安く済みます。タイヤは、4本あるうちの1本だけを買い替えると溝の残り具合などに差が出るため、前2本もしくは後ろ2本ごとで合わせて交換が一般的です。そのため、溝も残っており、製造年から3年以内ほどの新しいタイヤであれば、修理して使用するほうが経済的です。

パンクしたタイヤを修理するデメリット

パンクしたタイヤを修理することにはデメリットも存在します。

  • 古いタイヤは耐久性が下がる可能性がある
  • 修理が不十分の場合、またパンクする恐れがある

タイヤにパンク修理を施すということは、多少なりともタイヤに手を加えることになります。メーカーが保証する耐用年数までもたない、修理したのにまたパンクしてしまった、というトラブルに見舞われる可能性は少なからずあるでしょう。古く硬くなってしまったタイヤに修理をするとその後の寿命にも影響がないとは言い切れません。「直したから安心」とは限らないのです。

パンクしたタイヤを修理するべきか

タイヤがパンクしてしまったとき、修理するべきか買い替えるべきかを判断するポイントをいくつかご紹介します。

パンクを修理すべき

  • 製造年から3年以内のもの
  • 溝が6分以上残っているもの
  • 街乗りメイン

買い替えるべき

  • スポーツ走行をする
  • 製造年から3年以上経過している
  • 溝が5分以下に減っている
  • ひび割れなどがみられる

上記にまとめたチェックポイントを参考に、修理するか買い替えるかを切り分けていただければと思います。その理由は以下のとおりです。

  • タイヤのゴムの耐用年数は3〜5年のものが多い
  • 車検適合のタイヤ溝の残りは3分程(1.6mm超)である
  • スポーツ走行はタイヤにかかる負荷が大きいので修理していないタイヤが望ましい
  • ひび割れなどの劣化があるタイヤはパンクしていなくても買い替え時。

これらの理由を踏まえたうえで、ご自身の車の使い方やライフスタイルに合わせて修理か買い替えかを選んでいただければと思います。

タイヤがパンクしないためのポイント

タイヤのパンクは起きて欲しくないと誰もが思うことでしょう。しかし、釘が道路に落ちているかなんて予測できる方はいませんよね。鋭利なものが刺さることが原因であるパンク以外は未然に防ぐことが可能ですので、以下のポイントに気をつけて走行しましょう。

  • 1ヶ月に1回空気圧とタイヤの点検をする
  • 縁石にぶつからないよう、車の回りをよく確認し余裕を持った運転をする
  • 縁石や段差を越える際は十分に減速する

この3つを気をつけるだけでも、タイヤやホイールへのダメージを抑え、定期的な点検によって異常に早く気づくことができます。

走行中のパンクは事故にもつながりますので、日ごろの点検をしっかりと行っておきましょう。

まとめ

タイヤのパンクについてご紹介してきました。タイヤはいきなり空気が抜けてしまうわけではなく、日々のダメージによって徐々に症状が現れてきます。なかなか毎回車を点検してから乗るという方は多くないかもしれませんが、定期的にタイヤの溝や空気圧の点検をして、路上で立ち往生してしまうような状況に陥らないようにしておきましょう。