2019年03月04日 (更新:2024年07月29日)
トライアングルタイヤ完全ガイド!巷で人気のタイヤを紹介します!
現在、タイヤメーカーは国内・国外合わせて十数社も存在しています。有名なブランドタイヤを製造しているメーカーから、激安タイヤやアジアンタイヤと呼ばれるタイヤを製造しているメーカーまで様々です。この記事では数あるタイヤメーカーから、トライアングルタイヤについてご紹介します。
トライアングルタイヤとは?
トライアングルタイヤ(TRAIANGLE TIRE)の創業は1976年。中国における最大手のタイヤメーカーであり、世界シェアにおいても14位を誇る歴史のあるメーカーです。日本でも楽天やamazonなどをはじめ、様々な通販サイトで扱われているアジアンタイヤメーカーです。
安価なタイヤとして人気があり、大口径ホイールにタイヤの扁平を薄くして履かせる〝引っ張りタイヤ〟の定番としてカスタムカーユーザーからも評価を獲得しています。トライアングルタイヤの製品は安価であるとはいえ、DOT(運輸省)、ECE(国連欧州経済委員会)、CCC(中国製品安全強制認証制度)などの認定にもきちんと合格した製品です。
トライアングルのタイヤを選ぶポイント
トライアングルタイヤの特徴は、なんといっても「コストパフォーマンスの良さ」。乱暴な言い方をしてしまえば、国産タイヤ1本分にあたる値段で前後輪分の4本すべて揃ってしまうほど。
しかし、激安タイヤの特徴としてたびたび挙げられるのがサイドウォールの耐久性と真円度などの品質の問題もあるので走行性能や静粛性などはユーザーの口コミなどで確認しておくのもおすすめです。
普通に街乗りでの運転をする分には問題ないレベルではありますが、ロードノイズも大きいとの声も聞かれるので割り切りが必要かも知れません。
トライアングルのタイヤは取り扱いが少ない
トライアングルのタイヤは、日本に流通しているタイヤの中で知名度は低く、まだまだ知らない方も多いとお思います。近年になって市場に出回り始めたことが理由で、もともとあるハンコックやピレリなどの海外メーカータイヤが大きなシェアを占めていることも知名度が低い理由につながります。
取り扱っているお店そのものが少なく、トライアングルタイヤを購入する方法としては通販サイトの利用が一般的です。通販サイトであれば、大手サイトを中心に購入することができます。トライアングルタイヤが販売されていても、そのサイズが自分の車種に適合していないこともあるので確認しておきましょう。
トライアングルのタイヤの気になる信頼性
タイヤを買うなら安い方がいいという気持ちがあっても、実際に購入することを考えると安いだけでは不安を伴うものです。トライアングルタイヤは情報が少ないので、信頼性という点で不安を感じる人もいると思います。購入してすぐにタイヤがダメになってしまっては意味がありません。
トライアングルタイヤは、日本では流通が少ないものの中国では最大手のタイヤメーカーです。そのため、信頼性という点で見るとかなり高く安心して買うことができます。世界基準の規格もクリアし、安全性にも意識して作られています。ちなみに、トライアングルタイヤの輸出向けブランドとしてダイヤモンドパックを展開しています。このタイヤも元を辿ればトライアングルタイヤと同じです。
トライアングルのタイヤの寿命
タイヤを購入する上でユーザーが気になるポイントが寿命です。寿命が長ければ長いほどユーザーにとってはメリットになります。格安で買うことができても、タイヤの寿命が短いと意味がありません。
トライアングルタイヤは有名メーカのタイヤより低価格で販売されていますが、安いからといってすぐに寿命を迎えるわけではありません。トライアングルタイヤが安いのは、品質を落としているからではなく、豊富な人材や物価が安いことで低価格の製造ができているからです。アジアンタイヤの中で見ても寿命は一般的な水準になっています。
▼トライアングルタイヤのサマータイヤ
トライアングルタイヤは、スポーツやミニバン、サマータイヤはもちろんスタッドレスタイヤまで幅広いラインナップを展開しています。ここでは、その中から定番品をご紹介します。
SporteX TH201 プレミアムコンフォートタイヤ
静粛性と乗り心地にを考慮したプレミアムコンフォートタイヤです。左右非対称パターンを採用しておりデザインは、ドライでもウェットでもバランスの取れたパフォーマンスを発揮してくれます。トレッド面は左右と中央のパターンを採用していてハイドロプレーニングへの耐性を向上させています。
購入価格(1本)【約5000円】←送料込みで😍 格安ですが、ロードノイズも少なく、 タイヤの持ちも良いです😄 あと、リムガードの引っ張りがカッコ良いので ここ最近はこのタイヤを愛用してます😍

TR968 スポーツタイヤ
操縦安定性が高いセンターリブを施した方向性パターンを採用しているのが、この『TR968』です。V字型のグループによりウェット性能も高く、ブロックのエッジを傾斜させることによりノイズの減少にも成功しているモデルです。16inch~24inchというバリエーションの豊富さも魅力でしょう。
タイヤインプレッション!斜めのグリップが高く、デフでぐいぐい曲げることができる。 加えてサイドウォール剛性も低くなく、気持ち良い走りができる。 ただ、縦グリップが低く、攻めすぎると壁とキッスすることに。

TR978 スタンダードタイヤ
接地面中央に刻まれたストレートブロックと斜めの溝により直進安定性と静粛性を獲得したモデルです。サイズ展開は14inch~16inch。
ヴォクシーのタイヤをトライアングルのTR978をネットで17520円で買い、ガソリンスタンドで7300円で取り付けてもらいました。乗り心地もロードノイズも純正と変わりありませんでした。

TE301 コンフォートタイヤ
トライアングル TE301は、先進的なデジタルシミュレーション技術により開発された次世代タイヤ。ロングライフ性能を向上し、転がり抵抗を軽減、環境にも配慮された低燃費タイヤです。
▼トライアングルタイヤのスタッドレスタイヤ
TR777
トライアングルタイヤのスタッドレスモデルがこの『TR777』です。シリカ(二酸化ケイ素)を配合したコンパウンドと、無数のサイピングにより積雪・凍結路面でもグリップ力を発揮してくれるモデルです。サイズ展開は13inch~18inchで。
(舗装路) ブロックの割には倒れることなく安定してます。勿論早めのブレーキは大切ですよ。走行ノイズは酷いです😱💦 (雨天路) スタッドレス特有の水を吸い上げるパターンの為にレーンチェンジ等ではハンドルとられます (高速安定性)ハンドルのブレもなく安定して走る事ができます。しかしながらアジアンタイヤに有りがちな真円制に難ありでウエイトバランス取るのにオモリ沢山付いてます(爆) (積雪路) これね👀‼️だけど止まります❗ まったく問題ありませんよ❗ ハンドル切り返してもしっかりついてくるし。 (凍結路) これについては1番気になる事ですが、アジアンばかり履いている我には全くもって想定内。 Bアイスバーンでも急のつく運転しなければ問題なく止まります。 因みに急のつくブレ―キングしてもアンチロック作動でしっかり止まります。 (ライフ) こちらはなんとも言えませんが、4本の値段で国産1本分の値段にもならないタイヤです。2年も持てば御の字です。
TRIN PL01
回転方向指定のトレッドデザインを採用したスタッドレスタイヤでV字型のパターン設計により、雪上での走行性能を向上させてます。ドライ路面での走行性能も高いスタッドレスタイヤです。
回転方向を指定したトレッドパターン、センターリブデザインにより剛性を向上、ハンドリングや高速時での安定性の向上も実現しています。
PL02
PL02は左右非対称パターンが特徴のスタッドレスタイヤで、雪道や凍結した路面で優れた安定性と排水性能を発揮します。ドライ路面やウェット路面での走行性能も高いスタッドレスタイヤです。
旧モデルラインナップ
TR918
『TR918』は、ミニバンなどに最適なシリーズです。静粛性や乗り心地を重視した設計であり、左右非対称パターンを採用したモデルでもあります。サイズ展開は14inch~18inch。
トライアングルタイヤを使う場合の注意点
トライアングルタイヤに限らず、輸入タイヤは国産のタイヤに比べて空気圧を高くしなければならない場合がほとんどです。これは「ETRTO規格」と呼ばれるものであり、輸入タイヤはその8割以上が当てはまる規格なのです。もちろん、トライアングルタイヤも例にもれず「ETRTO規格」を採用しています。使用する際は注意しましょう。
まとめ
トライアングルタイヤは、コストパフォーマンスだけでいれば他のメーカーの追随を許さないでしょう。ロードノイズなど多少のデメリットこそあるものの、タイヤのメーカーや品質にこだわりがない方には、強い味方であるといえます。
タイヤの交換や購入を検討している方は、一度試してみるのもいいかもしれません。