2019年09月10日 (更新:2020年08月07日)
車の修理見積もりを取ったほうが良い?その注意点や時間も解説します!
車は機械製品ですので、年数の経過や、高い使用頻度により不具合が出てきます。また、事故を起こし、車を修理しなければいけない場面に遭遇するときもあります。車を修理する場合、修理費用がいくらかかるのか、見積もりをとるべきなのでしょうか?今回は車の修理見積もりの必要性、見積もり時の注意点についてもご紹介します。
車の修理見積もりはできるだけ取ったほうが良い
あまりにも修理費用が高額であれば「修理を諦める」という選択肢もありますから、車を修理する際に、修理費用がいくらかかるのかはあらかじめ知っておきたいもの。修理見積もりをとることで部品代や工賃を把握することができるだけでなく、自分の車のどこが悪いのかを知ることもできます。
ある程度車を分解しないと見積もりを取れない場合
しかし、車の修理見積もりは必ずしも出されるものではありません。事故などで車の損傷が激しく自走することができないほど大破した状態では、車の見積もりそのものが出せないこともあります。
また軽度の事故であっても、車を分解しなければ厳密な見積もりが出せないこともあります。
この場合、大まかな見積もりしか出してもらうことができません。また、実際に修理をしてもらうと見積もり金額からかけ離れた修理費用が請求されることもあるのです。車を廃車にする場合は、業者はどのパーツが再利用・再使用できるのかを確認し、そこから業者の利益を計算するため、見積もりを出してくれることがあります。
見積もりに掛かる時間
見積もりにかかる時間は、修理する箇所やその状態によってさまざまです。では具体的に見積もりにかかる時間について見ていきましょう。
問題箇所が分かっている場合
パット見で修理箇所が分かる場合や車の修理する箇所が分かっている場合は、数十分~数時間で見積もりが出ることがあります。この場合は見積もり費用を請求されることはありませんので、気楽に見積もりを出してもらうことができるでしょう。
問題箇所が分からない場合
問題個所が分からない場合や故障の程度によっては、見積もりを出してもらうのに1~2日かかる場合があります。これほどの時間がかかる理由は、原因だと思われる箇所を特定するために時間がかかるからです。部品をばらす作業やさまざまな機械を使いながら機関を確認していくため、時間がかかります。
このように原因を特定するのに時間や手間がかかる場合の見積もりは有料になることもあります。見積書の相場としては修理費用の5~10%ですので、仮に10万円の修理費用がかかる場合には少なくとも5,000円の見積もり費用が請求されるのです。ただ、見積もりをとるのに費用がかかると知ると他の業者へ流れてしまう利用客も多いため、見積もり費用を請求しない業者もたくさんあります。
修理箇所が小規模な場合
自分自身で車の修理箇所を把握できるような小さなキズやヘコミの場合は、ネットで業者に見積もりを請求することも可能です。スマホのカメラ機能を使って修理箇所を撮影し、それを業者に送信することで、業者が修理費用の見積もりを返信してくれます。午前中に見積もりを請求した場合は、その日のうちにに返信があるでしょう。
このときに注意点として、スマホで写真を撮ったものを送信するだけではなく、文章で問題箇所の説明を付け加えることが重要です。たとえば、以下の3点の情報を付け加えることで、業者もより綿密な見積もりを送ってくれるでしょう。
- 車種
- キズ・ヘコミの場所・大きさ
- 車のボディカラー(車体に記載されているカラーコードを確認)
ネットでの見積もりは無料で返信してくれますし、個人情報の入力がなくても見積もりを出してくれる業者もあります。見積もりを請求する側としては便利ですので、複数の業者に見積もりを請求して比較するといいでしょう。
まとめ
今回は車の修理見積もりを取るべきなのかどうか。また取った際の注意点についてもご紹介しました。修理金額や修理箇所を知るために、修理見積もりをとることをおすすめします。ただ車の損傷が大きいと見積もりが出されない場合があることを知っておきましょう。また車の問題箇所が明確でわかりやすいほど、短時間で見積もりを出してもらうことができます。
もし業者へ車を持ち込む時間がない場合は、自分の車をスマホで写真を撮り、問題個所の説明を文章で送信することで、無料で見積もりをとることもできます。今回の記事を参考に、見積もりをとって修理してみてくださいね。