エアロの取り付けは難しい?工賃やDIYのポイントについて紹介します | CARTUNEマガジン
エアロの取り付けは難しい?工賃やDIYのポイントについて紹介します

2019年09月18日 (更新:2020年08月07日)

エアロの取り付けは難しい?工賃やDIYのポイントについて紹介します

エアロパーツを購入して愛車に取り付ける時、もし自分でやるとしたら難しいのかどうか気になるところです。ここではエアロパーツの取り付けのむずかしさについて、業者に依頼した場合の費用や取り付けのポイントと合わせて紹介します。

エアロの取り付けは難しい?

ゆーさんのチェイサーJZX100の画像
ゆーさんのチェイサーJZX100の画像

カスタムのマストアイテムであるエアロですが、業者に依頼することなく自分で取り付けることも可能です。実際に自分自身で取り付け作業を行っているユーザーもいますが、問題はエアロの取り付け作業の難易度でしょう。以下ではそれについて説明します。

そのまま取り付けることは難しい

総じて、エアロパーツの取り付けは難しいと言えます。難しさの原因の1つは、エアロパーツ全体に言えることとして、装着する時のはまり具合に優れていない、つまりそのまま取り付けることは難しいということです。

はまり具合が優れていないというのはエアロパーツの材質に関係していて、マーケットで売られているエアロパーツにはFRP製やウレタン製のような製造過程で変形しやすい材質が採用されているので、そのまま取り付けるようとすると上手くはめられなくいという問題に直面することが多々あります。

塗装前に加工すること前提で購入すべし

そのため、エアロパーツを取り付ける際には加工すること前提で購入し、なおかつフィッティングを行って加工してから塗装をするという工程を踏むことが重要となります。

この理由ですが、塗装したエアロパーツに加工を加えるとせっかくの綺麗な塗装が台無しになってしまうからです。塗装費用も決して安くはなく手間もかかりますから、きれいな状態で取り付けたいのであれば、無塗装状態のエアロパーツを購入後すぐに取り付け加工を行ってから塗装をすれば塗装がきれいな状態のまま装着することに繋がります。

加工するための工具を揃える必要もある

加工するということは加工するための工具も必要です。エアロパーツの取り付け・加工に当たっては、マスキングテープのような数百円で購入できるものから、インパクトドライバーのような高価なものも必要になります。

一式そろえるだけでもそれなりにお金はかかるということを理解しておきましょう。しかし、業者に依頼した場合の費用と比べると、工具の総額は安いですし、その後も使用することができるのでお得です。

業者に依頼した場合の費用

kazu1000さんのクラウンアスリートGRS180の画像
kazu1000さんのクラウンアスリートGRS180の画像

自分で業者を取り付けをすることも可能ですが、業者に依頼してやってもらう方法もあります。それを生業にしているので、設備やノウハウが充実で仕上がりのレベルは基本的に高いです。業者に依頼した場合には費用が発生しますので、費用の概算を表にしてみました。

※値段はCARTUNE調べ

塗装取り付け
フロントバンパスポイラー一体型 30,000円~ 15,000円~
フロントハーフスポイラー 25,000円~ 15,000円~
フロントリップスポイラー 20,000円~ 10,000円~
フロントグリル 17,000円~ 6,000円~
アイライン(片側) 7,000円~ 3,000円~
サイドステップ(片側) 18,000円~ 7,000円~
リヤバンパスポイラー一体型 35,000円~ 14,000円~
リヤハーフスポイラー 25,000円~ 14,000円~
リヤルーフスポイラー 18,000円~ 7,000円~
トランクスポイラー 14,000円~ 6,000円~

ご覧いただいてわかると思いますが、取り付け工賃よりも塗装費用のほうが総じて高くなっています。価格が高いということはそれだけ手間のかかる(難しい)加工ではありますので、取付け作業や加工作業は自分で行い、塗装については業者に振るという手段をとっても良いでしょう。

これからエアロパーツの取り付けや塗装依頼を業者にする際の参考として参考にしてください。

自分でエアロを取り付ける時のポイント

ここでは自分でエアロを取り付ける時のポイント(注意点)をいくつか紹介します。

マスキングテープを貼る

エアロパーツを取り付ける際にはマスキングテープを貼ることが大切です。マスキングテープとは塗装作業や加工作業などで本来手を加える部分以外に塗装や傷がつかないようにするためのテープになります。

塗装は業者に依頼したとしても、仮取り付けや加工及び取り付けで外装部品を傷つける可能性が非常に高いです。ドリルで穴を開ける際にはその周りに貼るといった使い方もできます。エアロパーツの取り付けにおいて必ずマスキングテープを用意しておきましょう。

加工するなら少しずつ加工する

もう1つのポイントは、加工するのであれば少しずつ加工することです。例えばフロントバンパーやリアバンパーに取り付けるスポイラーなどに関して説明すると、フィッティング性を高めるためにフロントバンパーとの接触部分特にR部分を削る必要があります。

削る作業についてはサンドペーパーを用いてすればよいので問題ありませんが、削りすぎた場合には元に戻すことが不可能です。後戻りできないということにならないように、削る作業においてはペンで目印を作るなどしておきましょう。

手伝ってもらえるのであれば手伝ってもらう

もし作業を手伝ってくれる人がいるのであれば素直に手伝ってもらうことをおすすめします。バンパーのような車の幅いっぱいくらいのサイズの物のフィッティングをするとなると一人では不安定で難しいです。

ここで失敗すると加工が上手くいかないだけでなく、作業中にエアロやボディについている外装部品を傷つけてしまう可能性も高くなります。協力してくれそうな人がいる場合には素直に手伝ってもらいましょう。

まとめ

しろ@ER34さんのスカイラインER34エアロの画像
しろ@ER34さんのスカイラインER34エアロの画像

今回はエアロパーツの取り付けが難しい理由や業者に依頼した場合の料金目安、及びもし自分で取り付けるとなった時のポイントについて紹介しました。純正外装部品とは異なり、ある程度加工すること前提でエアロパーツは作られています。

加工だけでなく塗装も関係してくるので、ただ加工すればよいというわけでもないでしょう。しかし、挑戦せずしてできるようになることはありませんから、費用を減らした・自分でやってみたいという方は、加工に当たってのポイントや注意点を把握したうえで取付と加工だけでも挑戦してみてはいかがでしょうか。

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