あなたの車の塗装も危ない?全塗装のメリットと費用などをご紹介!

2019年02月14日 (更新:2019年02月14日)

あなたの車の塗装も危ない?全塗装のメリットと費用などをご紹介!

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なかなか経験する人はいないであろうことといえば車の全塗装です。今回は車の全塗装について、どのような時に全塗装を行うのか、全塗装することのメリット、そして全塗装する際に発生する費用などを紹介します。

全塗装が必要なボディの状態とは

経年劣化で塗装が剥がれてきた時

全塗装が必要となる場合として特に挙げられるのは経年劣化で、ボディの塗装が剥がれている状態です。

車の塗装は年月を経過するにつれて少しずつ経年劣化していきます。

10年や15年、さらには20年と車を所有しているとわかりますが、ぶつけたり擦ったりすることがなかったとしても車の塗装は新車購入時よりも色褪せてくるのです。

つまりは塗装が剥がれてくるということなのですが、塗装が剥がれると部分的にボディの色が変わってしまいますので、新車当時の塗装と比べると見た目の印象は良くありません。

また、塗装剥がれが進行するとサビが発生することもあります。

塗装の経年劣化の主な原因は紫外線

経年劣化で塗装がはがれる原因には、外気の様々な要因(紫外線/雨etc)によって塗装面に発生する化学変化があります。これによって塗装自体が劣化し、色褪せなどを引き起こします。

解体屋や野ざらしにされている古い車などの塗装が剥がれていたり色褪せているのをご覧になったことのある方も多くいらっしゃると思います。それは上記のような要因が関係しているのです。

車をぶつけたり擦ったりした場合にも塗装が必要となることがありますが、このケースではぶつけた部品を丸ごと交換することもありますし、擦った程度であればその部品だけ塗装することが大半ですので、全塗装となることはありません。

車のボディカラーを変更したい時

全塗装が必要になる時は、車のボディカラーを変更したい時です。

今の車のボディカラーを自分好みの色やカラフルな色にアレンジしたいと考えている場合には全塗装が必要となります。

先ほど、経年劣化でボディの塗装が劣化してきた場合に全塗装をする必要があると説明しましたが、今回の場合は、単純に今のボディカラーに満足できない・もっと車の色をカラフルにしたいという、オーナーの嗜好性が強く関係しているケースです。

ボディ塗装に経年劣化が発生していても走行性能には全く問題が無いということを理解すれば、嗜好性の問題と納得していただけるでしょう。

レストアするなら全塗装は必須

近年は空前の旧車ブームですが、旧車でレストアされたものならほぼ間違いなく全塗装しています。

今現在で旧車を所有されている方やこれから旧車の購入を検討されている方、すでに注文されている方の中には間違いなくレストアされた車両を購入された方がいらっしゃると思います。

レストアとなると、今まで走っていた車を作り直すだけでなく、倉庫に保管されているモノや廃車寸前・済だったり錆が多く野放しにされているような車をベースに作り直すこともあります。

そのような背景もあり、かなり古くなった旧車には全塗装はつきものなのです。

全塗装するメリットなど

新車のようにきれいなボディ塗装にすることができる

全塗装のメリットの1つは、新車のようなきれいなボディを取り戻すことができる点です。

長年所有して大事にしている車でも、経年劣化で必ずボディの塗装は劣化します。

そのような車のボディに全塗装を施せば、新車当時のような美しさを取り戻します。

くたびれた外観がかっこよく蘇るなんて、考えただけでワクワクしますよね!

自分好みのボディカラーにすることができる

もう1つのメリットは、愛車のボディカラーを自分好みに変更できる点です。

すでに説明したところと若干被るところはありますが、いまのっている車のボディカラーを別の色に交換することができるので、ほぼ自分の好きな色へと変更することができます。

ボディ全体を同じ色にするという方法だけでなく、部分的に色を変えるという方法もあります。

例えば、基本となる色はホワイトで、ボンネットだけダークグリーンやブラックにするといったやり方です。

全塗装することによって、ボディ塗装のリフレッシュだけでなく外観のイメージチェンジも可能となります。

全塗装の費用など

全塗装することで塗装がリフレッシュされた見た目が良くなるかつ好みのボディカラーにすることもできますが、気になるのはその価格です。

ここでは全塗装する場合にかかる費用がどれくらいになるのかを紹介します。

全塗装費用の内訳

全塗装にかかる費用を知るうえでまずチェックしたいことは全塗装費用の内訳です。

一例として、全塗装費用の内訳は次の表のようになっています

項目 内容
全塗装基本価格 全塗装時で発生する基本費用
コート加算 コート数による費用
部品塗装 部品単体を塗装する費用
部品の着脱工賃 外装部品などの着脱工賃
部品代 部品を買い足した場合の費用
下地処理 下地処理の費用

上記の表にまとめた項目は全塗装を業者に依頼した際に発生する費用の一例です。表をご覧いただくとわかるとおり、技術料がほとんどを占めています。

部品代も発生する費用の一部とお伝えしましたが、部品を買い足すということは交通事故で外装部品を損傷したときや、バンパーを外す時に交換する部品が出てくる場合になりますので、塗装費用の内訳は技術料と工賃の2つと考えておくのが妥当でしょう。

技術料は業者によって大なり小なり差がありますから、全塗装を検討している場合には見積もりを依頼して、費用の内訳や価格が把握しておくことが大切です。

NAロードスターの場合

塗装業者が紹介している見積もりや価格表を参考にNA型(ユーノス)ロードスターの全塗装費用を調べてみたところ、NAロードスターに全塗装を行った場合に発生する費用の概算は260,000円から430,000円の間と考えておくのが妥当と思われます。

安くて20万円台で全塗装を行うことができる一方で、40万円台の全塗装費用が発生する場合もあるのです。

しかし、この価格差は実際に作業してみないとわからないというものではなく、下地処理を行うかどうか及びどの程度の下地処理を行うのかによって決定されます。

コート数の違いとその価格

ロードスターを全塗装した際に発生する費用の価格帯の広さにはコート数の違いが100%関係しています。

コート数とは全塗装(ないしは塗装)時にボディに塗装する塗料が何種類となっているのかを示したものです。

コート数は1-3コートとなっていて、1コートをソリッド、2コートをメタリック、3コートは3コートパールと呼ばれています。

このコート数はロードスターだけでなく、全塗装する際にはどの車にも検討しなければならないポイントとなりますので、理解しておくといつか役に立ちます。

1コート(ソリッド)

1コート(ソリッド)は、すでにある塗装面の上に着色塗装を1回分だけ塗るタイプです。

1回分だけの着色塗料で全塗装をするため、以下で紹介する2コートや3コートの全塗装と比べると費用は当然安くなります。

ただし、塗装を終えた時の仕上がりや耐久性は2・3コートと比べると劣っていて、そもそも1コートでの全塗装を行っていない業者もあるくらいです。

2コート(メタリック)

2コート(メタリック)は、元の塗料の上にメタリック着色塗料とクリア塗料の2つを用いて全塗装を行うタイプです。

初めにメタリック着色塗料で着色塗装し、その上にクリア塗料で塗装して艶を出すという仕組みととなっています。

3コート(着色・パール・クリア)

3コートは、3種類の塗料を元ある塗装の上から塗装するタイプの全塗装です。

もっとも一般的なのが、着色塗料・パールマイカ・クリア塗料の3つを用いた3コートの全塗装です。

1コートと2コートよりも手間と時間にお金がかかる分、全塗装した際の塗装の輝きや存在感は1コートや2コートとは一味違ったものとなっています。

すでに紹介したとおり、1コート・2コート・3コートの中で最も高い費用が発生するのは3コートです。

その次に2コートで、最も費用が安いのは1コートとなっています。

1コートを推奨しない業者があるという事実を考慮すると、これから全塗装をしたいと考えている場合には2コートまたは3コートが良いでしょう。

まとめ

今回は、車の全塗装について、全塗装しなければならない車の状態や、全塗装することのメリット、及び全塗装をした場合に発生する費用がどれくらいになるかをNA型ロードスターを例にして紹介しました。

全塗装するような状態の車は、長年の日常生活での使用によってボディの塗装が経年劣化しているものや、自身の嗜好に合わせるために施すことが多いです。

ロードスターの例を見ても、全塗装を検討する場合には少なくとも30万くらいはかかります。

2コート以上で行うことを前提として各塗装業者で見積もりを出し、その価格及び内訳をしっかり把握したうえで依頼するようにしましょう。