2019年01月10日 (更新:2024年07月22日)
ダイハツムーヴで車中泊!?カスタムして自分だけのムーヴにしよう!
ダイハツ・ムーヴは車内が広く、車内泊も余裕でできます。そのようなムーヴでの車内泊をより快適に楽しいものに変えるアイテムを解説していきます。他にも車をあなた好みに仕上げるためのアイテム。今回は車高調を取り上げます。車高調とはどのようなものかこれを読めばわかります。車中泊とカスタム、一緒に見ていきましょう。
ムーヴで車中泊するのに必要なモノ
アイテムが無ければ車中泊ができないというわけではありませんが、下記のアイテムあったら快適に車中泊ができます。あったら便利なアイテムから見ていきましょう。
マット
ムーヴは、上の写真のように前席のヘッドレストを外すとフラットになりますが、ある程度は凹凸が残ります。このままでも寝れないことはありませんが、気になるものです。それを解決してくれるのがマットになります。
ブラインドシェード(目隠し)
ブラインドシェード(目隠し)のメリットは多数あります。まずはプライベートの確保ができます。車中泊では車内で着替えたりすることも少なくありません。昼間の車外からの視線も気になりますが、以外にも夜も気になります。
車内を明るくすると丸見えですし車内が暗いままなら見えにくいのですが、外の様子がまったくわからないので車の近くに人がいて、こっそり覗いていてもわかりませんし、そんなことを想像すると怖くなります。このようにプライバシーの確保もできますが、セキュリティーの観点からも必要です。また、外からの熱気や寒気からも車内を守ってくれる効果があります。
カーインバーター
シガーソケットに差し込み電力の供給を受け、コンセントが必要な電化製品を使うことができる上に、上記の商品ならばUSBの差し込みが2個付いています。これがあれば、スマートフォンの充電はもちろん、タブレット、PCを使う時にも電力を気にする必要はありません。
他にも、ゲーム類、小型扇風機、電気毛布など、あらゆる電化製品を使うことができるので車中泊の快適性を上げることができます。注意が必要なのは使用する電化製品の消費電力の合計が、カーインバーター容量を超えたら使用できないので注意が必要です。
以上のアイテムがあれば、快適な車中泊を楽しむことができます。細かい事を考えると、食事は?お風呂は?と考えると必要なアイテムが浮かんできますが、アイテムが増えると、車内のスペースを潰していくことにもなります。アイテムの重要性を考えながら車中泊アイテムをチョイスすることをお勧めします。
ムーヴの車内の広さ
さて、車中泊のアイテムを見てみましたが、車中泊をするにあたって車内のスペースも気になる所です。
ムーヴの車内のサイズは長さ2,080㎜、幅1,320㎜、高さ1,280㎜となっています。長さが2,000㎜以上あるので、大人が二人寝ても、スペースに余裕がありますが、それ以上になると寝るには窮屈になる可能性があります。高さも1,280㎜あり、後部座席も分割式となり多彩なシートアレンジが可能です。そのまま座って過ごすには申し分ないが、マットの厚みのあるものを選ぶと、座っていても頭が天井に当たってしまうかもしれません。マット選びには厚みに注意が必要です。
ムーヴのおすすめ車高調
次に車のカッコよさにかかわる一つに、車高の高さが関係します。その高さを調整できるのが車高調と呼ばれるカスタムパーツになりますが、まずは車高調とはどのようなパーツかご存知ですか?
車高調とは
車高調とは車高調正式サスペンションのことで、調整方法は2種類存在し、一つはショックアブソーバーの長さを変える方法と、スプリングを支える皿状の部品を上下させることで車高を調整する方法とあります。
車高調の本来の目的は、レースやモータースポーツなどの競技に参加する方が、車高を調整しコースや天候に合わせてセッティングすることが目的でした。最近では車のドレスアップを目的として使用する方も多く存在しています。
車高を変える方法でダウンサスというパーツもありますが、こちらは純正のサスペンションから、短いサスペンションに交換し車高を低くします。車高調のように車高の調整機能はありません。ムーヴ用の車高調はどのようなメーカーが存在し、どのような商品のラインナップがあるのかを見ていきましょう。
タナベ、ラルグス、クスコ、テイン
タナベ
1982年以降から、SUPER GTやSUPER FORMULAなどの日本の代表的なモータースポーツでも様々なパーツが使われているタナベ。有名なのは独自ブランドを展開しているホイールのSSRで車好きなら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。タナベから発売されている車高調の特徴は、純正のパーツを流用し作られているので比較的価格も安価となっています。それなのに乗り心地も上々なところも人気の一つとなっています。ムーブに適合する製品例を一つご紹介します。
タナベが誇るシリーズ最高峰モデルになります。実際のダンパーの動きとドライバーの受ける作動間のズレを同調させるTVSを搭載しています。40段階もの減衰力調整機能も持ち合わせているので、あなた好みのフィーリングを見つけることができるはずです。
ラルグス
2006年に創業を開始したラルグスは多くのチューニングパーツを開発していますが、その中でも車高調には定評があります。他のパーツメーカと比較すると扱っている車種のラインナップが多く、さらに金額の幅も広くあり幅広い評価を受けています。
しかし、ネットで”ラルグス 車高調”と検索すると、続けて検索ワードの中に”オーバーホール”とも出てきます。検索が多いと思われますが少し気になるところです。ムーヴに適合する製品例を一つご紹介します。
軽自動車用に開発された車高調です。軽自動車はスペースが少ないので車高調幅やストロークが短くなりがちですが、それを犠牲にせず、さらには乗り心地も求めた車高調です。豊富な適合車種を扱う経験が生かされている車高調と言えるでしょう。
クスコ
1977年に創業された株式会社キャロッセのブランドであるクスコ。モータースポーツの経験も豊富で、アジアパシフィックラリー選手権や全日本ラリー選手権への参戦経験もあり、またSUPER GTの参戦経験もあります。レースへの参戦経験をパーツに生かしているので、信用性は十分にあります。ムーヴに適合する製品例を一つご紹介します。
クスコから販売されているストリートシリーズのストリートAは減衰力が40段階で調整ができます。サーキットで走る方も街乗りでも、それに合わせた乗り心地を調整できます。減衰調整も工具不要でできるので、お手軽です。
テイン
1985年に創業されたテイン。ラリーに参戦していた、市野諮氏と藤本吉郎氏は全日本ラリー選手権に参加していましたが、その際のマシンのショックアブソーバーが気に入らず、それならば自分たちで作ってしまえとオリジナルのショックアブソーバーの開発を始めたのが創業のきっかけです。
そのような、実戦経験豊富な二人が開発しただけに、出来上がったショックアブソーバーは高評価を受けました。その評価は現在でも健在で、日本だけではなく世界で高評価を受けているサスペンションメーカーです。ムーブに適合する製品例を一つご紹介します。
こちらの車高調は減衰力の調整が16段階ですが、高評価を受けているテインだけに、乗り心地も高評価となっています。価格も比較的安価となっているところも人気の一つです。サビ対策も万全で耐久性もありへたりに強いスプリングを採用しています。
ムーヴの車高調を流用しよう!
車のパーツは、構造が同じなら、流用できる場合があります。例えば、日産から販売されていた180SXとS13シルビアは構造がほとんど同じだったことから、フロントマスクを交換することにより、シルビアなのにマスクは180SX、逆に180SXなのにマスクはシルビアなる車が誕生したのは有名なカスタムです。上記のカスタムは、シルビアと180SXの名前を合体させた”シルエイティ””ワンビア”などの言葉を生むほど有名なカスタム例となりました。構造が似ている場合、カスタムパーツも流用できます。車高調が流用できるような現行ムーヴと足回りの構造が似ている車があるのでしょうか。
世代が違っても装着可能な場合あり!車高調メーカーでは品番が同じな場合も!(例)L175SとLA100S
ムーヴは2014年2月にフルモデルチェンジをし、現行モデルの型式はLA150Sです。LA150Sに近い構造がされている車は、2006年10月から2010年12月まで発売されていたムーヴL175Sと、2010年12月から2014年12月まで発売されたムーヴLA100Sです。実際に販売されている車高調でも、クスコから発売されているクスコ ストリートゼロは
- ムーヴ(カスタム) L175S (2WD)
- ムーヴ(カスタム) LA100S (2WD)
- ムーヴ(カスタム) LA150S (2WD)
- ムーヴコンテ(カスタム) L575S (2WD)
以上の車に適合します。
この4車種は足回り構造が似ているので、車高調の流用が可能です。しかし、製品適合の説明の中に、型式が明記してない場合は、確認が必要です。
まとめ
いかがでしたか?ダイハツ・ムーヴをカッコよくして、さらに車内泊の居住性アップを解説しました。ムーヴは軽の中でも車内が広く、車内泊も無理なくできます。しかし、上記に解説したアイテムをそろえるとさらに快適に過ごすことができます。ほかにも、カスタムをして自分好みの車に仕上げることで、車への愛着もさらにますので車内泊も楽しくなるはずです。乗り心地を損なわない車高調で、楽しい旅に出かけてみませんか。