2018年12月22日 (更新:2024年07月19日)
ヘッドライトが切れた!交換方法を紹介します!
夜走行中などで突然ヘッドライトのランプが切れて目の前が真っ暗になった経験、、、なんてめったにないかもしれませんが、どうせ交換するならもっと明るい物に交換してみませんか。交換方法となどをご紹介します。
ヘッドライトの交換方法
1.カプラーを外す
ボンネットを開けてヘッドライト裏側にカプラーを破損しないように上手く外してください。バッテリーを先に外しておくと感電するリスクを軽減できます。車種によってはカプラーは爪で固定している場合があり、また樹脂製の為、割れやすくなっています。なかなか外れないからといって無理に引っ張らないで下さい。カプラーまで割れてしまうかもしれません。
2.防水ゴムを外す
カプラーを外すと、ヘッドライト内に水やほこりが入らないように防水ゴムが取り付けられていますので取り外してください。なかなか外れない場合でも無理に引っ張らないで下さい。ゴムが破れてしまい、防水の意味がなくなってしまうかもしれません。回しながらゆっくり引っ張ると簡単に取れる事が多いです。
3.針金を外す
バルブを固定している針金を外してください。無理に外そうとすると針金が破損したり、バルブが破損したりするので特に注意して作業してください。また針金が破損するとバルブを固定できなくなるので最悪の場合、ヘッドライト本体を交換しなくてはなりません。特に注意してください。
4.古いバルブを抜き、新しいバルブと交換する
針金が外れたら、バルブをゆっくり引き抜いてください。バルブのユニットには固定の枘があるのでヘッドライトの溝に合わせて取り付けてください。ハロゲンなどの場合、発光側はガラスで出来ている為、非常に割れやすくなっています。雑に抜き差しするとヘッドライト内でガラスが割れてしまい、取り出しが非常に困難になります。
5.これまでと逆の手順を行い、作業完了
新しいバルブと交換が完了したら、今までの手順と逆の手順で作業をおこなって下さい。
交換する時の注意点
ハロゲンからHID、LEDへ交換
1.バルブ形状の確認
HID、LED共にメーカーの適合表などでバルブ形状や取り付け可能かを必ず確認して下さい。
2.HIDのバラストの位置
HIDにはバラストという電子機器が必ずあり、熱を発する機器でもありますので、熱に弱い所への設置は控えてください。
直流方式と交流方式に注意!
これは主にHIDに使用されるバラストのタイプを意味しています。バッテリーの直流をそのまま昇圧させるのが「直流方式」バッテリーの直流を交流に変換し昇圧するのが「交流方式」
直流方式と交流方式の特徴
直流方式 | 交流方式 | |
---|---|---|
導入コスト | 安価 | 高価 |
バルブ寿命 | 運次第 | 高寿命 |
故障などのリスク | 多い | 少ない |
直流方式のほうが安価である為、導入しやすいのが最大のメリットです。交流方式の方が点灯時の電力負担が少ない上、バルブ寿命が長いのが特徴です。また故障などのトラブルが少ない為、現在では交流方式が主流になっています。
バラストって?
HIDを使用してライトを点灯させるにはバラストが必要です。これは、バッテリーから流れてくる電圧を約2万ボルトまで昇圧させ、かつ安定させる仕事をしています。
交換に自信がない人は?!
交換に自信がなくても自動車パーツを扱うお店で交換してもらうことが出来ます。地域によって異なりますが、オートバックスなどでは左右で4000円~6000円程度です。だだし、車種によってはヘッドライトを外す必要がある為、その場合は交換費用が高くなってしまします。交換してもらうお店に事前に確認しておくと安心です。
まとめ
HIDやLEDは自動車メーカーでも標準で採用されることが多くなっています。そしてハロゲンに比べて圧倒的に明るく、高寿命の為、カスタムにも人気のある部品です。HIDとLEDでは、まだHIDの方が明るいとされています。しかしLEDの方が取付が安易である事と、点灯時の立ち上がりの速さ、白色を綺麗に発色する事が出来る、HIDの倍程の長寿命など多くのメリットがあります。もし交換する時は、どちらを選択するか、自身のスタイルに合わせて選択されるのが良いかと思います。