これからの季節に重宝するテクニック!フロントガラスの氷を溶かす方法を教えます!

2018年12月17日

これからの季節に重宝するテクニック!フロントガラスの氷を溶かす方法を教えます!

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寒い冬の朝、車に乗るとフロントガラス一面が固い氷におおわれているといった経験はありませんか?急いでいる際、このフロントガラスの氷はとてもやっかいです。今回はそんな凍ったフロントガラスの対処法を紹介します。

アルコールをスプレーする方法

凍ったフロントガラスを解凍させるために、まず頭に思い浮かぶものは解凍用スプレーだと思います。最近CMでも紹介されるようになりました。あのスプレーの主成分はアルコールだったことはご存知でしょうか。

アルコールはメタノール、エタノールに分けることができますが、スプレーに使用されているアルコールはメタノールです。メタノールの融点はなんと-97.6℃です。凍っているフロントガラスにかけても、アルコールが凍ることはないのです。

凍ったフロントガラスに吹きかけることにより、氷とアルコールが混ざって融点がどんどん下がるのです。水が凍り始める温度が0℃ですから、少し混ざるだけで効果が出ることは歴然ですね。

アルコールスプレーを作ろう

フロントガラスの氷を溶かすためには、アルコールを吹きかけることが効果的なことがわかったと思います。そこで、既製品を購入するのも良いですが、自分で作ることもできるのです。

準備するものは、アルコールと水、そしてスプレーボトルのみです。アルコールと水を2:1の分量で混ぜ合わせるだけです。あとは凍ったフロントガラスに吹きかければどんどん氷は溶けていきます。市販されている製品はメタノールが使用されていますが、エタノールでも効果はあります。ホームセンターなどで購入できますので、是非ともチャレンジしてみてください!

また、もしも効果が薄い場合はアルコールの割合を増やしてください。北国に住まわれている方には恒例ですが、ウォッシャー液の取り扱いと同じなのです。ウォッシャー液はクリーニング効果があるのはもちろんですが、凍らないという効果もあります。

水で薄めることにより、それだけ融点は上がってしまいます。寒い地域で使用される方は、アルコールの濃度を高くすると効果が出ます。注意点は、市販されているスプレーにも書かれていますが火気厳禁です。アルコールは揮発する性質がありますので、取り扱いには充分注意してください。

風呂の残り湯とエアコンで賢く解凍!

「アルコールスプレーを作るのが面倒!」という方には、お風呂の残り湯を使用する方法もありますのでご紹介します。捨ててしまうお風呂の残り湯を使用することができれば、エコな生活になりますね!

エンジンをかけ、エアコンの吹き出し口をデフロスターにする

まずは車のエンジンをかけます。そして、エアコンのモードをデフロスターにしてください。

氷をどける。

溶け出した氷が再び凍る前にフロントガラスから拭い去りましょう。

お風呂の残り湯をかける

準備ができたらいよいよお風呂の残り湯をかけましょう。水は暖まりにくく冷めにくい性質を持っています。急にかけても溶け出す前に全てのお湯を使用してしまうことになりますので、ゆっくりかけましょう。少しずつエンジンが温まってくるとエアコンからは暖かい空気が出てくるので、さらにフロントガラスの氷は溶けやすくなります。

寒すぎる地域では逆効果なので注意!

お風呂の残り湯の使用は、北海道などの寒すぎる地域では逆効果になるので注意してください。水が一瞬で氷になる気温なので、お湯をかけていても凍ってしまいます。スケートリンクなどでは製氷の際にお湯をかけてツルツルな氷を作るのと同様で、さらに氷を厚くしてしまいます。

また、水蒸気も凍ってしまう寒さなので、氷の表面にある水分も蒸発してしまいます。この状態になると、氷に直接何かを行うことは逆効果になるのです。極端に寒い地域であれば、プラスチックのスクレーパーで氷を削るか、車内が温まるまで待たなければいけません。寒い地域の車にエンジンスターターが搭載されていることが多いのは、このためです。気温に合わせた対策方法を行いましょう。

お湯で解凍は絶対ダメ!

お風呂の残り湯よりももっと早く効果を得たいと考え、熱湯をかけようと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、熱湯をかけるのは絶対に行なってはいけません。

ガラスは温度変化に弱い

ガラスのコップに熱湯を注ぐと割れてしまうことはご存知かと思います。このように、ガラスは急な温度変化に弱く、割れてしまうこともあるのです。氷点下の窓ガラスに100℃近い熱湯をかけると、急な温度変化が起こりフロントガラスが割れてしまう可能性が高いです。

フロントガラスは複数構造になっている

事故などで割れたフロントガラスを見たことがある方もいらっしゃると思います。現在の車は、ガラスが複数構造になっており、蜘蛛の巣状のひびが入るだけで、あまり飛び散らない構造になっています。もし飛び散っても、粉々になり怪我をしない構造になっているのですね。しかし、この構造にすることで熱膨張率も異なるようになっています。このことも、熱湯で割れてしまう原因となるのです。

熱湯は意外と凍りやすい

温度が高い状態であれば、たくさんの湯気が出ます。湯気は小さな水の粒です。この粒一つ一つが急に冷やされることにより、簡単に冷やされて氷となるのです。熱湯をかけている部分は溶けるかもしれませんが、周囲は湯気で余計に凍ってしまいますので、効果はありません。このように、フロントガラスに熱湯をかけるという行為は効果を生み出さないどころか、フロントガラスの破損に繋がりますので絶対にやめましょう。

まとめ

今回はアルコールスプレーとお風呂の残り湯をかける方法をご紹介しました。これでも対処できない氷にはエンジンスターターが有効ですね。いよいよ本格的な冬が到来します。忙しい朝だからこそ、最短の時間で氷を溶かし、安全にうんてんできるように万全の準備を行いましょう!