2018年11月29日
手軽に車高を下げるならダウンサス!RSR Ti2000を紹介!他との違いや装着例を解説します!
車のカスタム化する時にエアロパーツやウィングを付ける方が多いですが、エアロパーツやウィングを付けるときは車高を下げた方が絶対に合いますしカッコよさが倍増しますよね。車高を下げるときに必要なのがダウンサスや車高調なのですが、今回はダウンサスのRSR Ti2000についていろいろな情報をご紹介します。ダウンサスや車高調に詳しくない方もこの記事を読めば理解できます。
RSR Ti2000シリーズの製品紹介
まず簡単にダウンサスと車高調について説明します。どちらもローダウンするのに使いますが、車高調の方から説明しますと、車高調とは正式名は車高調整式サスペンションのことです。つまり、ショックアブソーバーによる車高調整機構つきサスペンションのことで、車高を性能の為に調整するもので単に車高を下げるものではありません。
反対にダウンサスとはサスペンションについているスプリングを短くしたもので、こちらは車高を下げる目的だけのばねです。価格面でいえば当然スプリングだけのダウンサスの方が安くなり、車高調の半分程度で収まります。
一昔前まではノーマルのスプリングを短く切って車高を下げていた時代もあったそうですが、今ではさすがにそんな人はいません。当時はそのような改造をすると違反になりましたが、現在はプラスマイナス40mmの車高変動はOKとなっています。
今回紹介するダウンサスTi2000は、RSR社製の一般ダウンサスとはちょっと違います。通常のダウンサスはばね用の鋼材を使っているのに対し、Ti2000はチタン合金を使用しています。通常、スプリングは長い間使っていると金属疲労により性能が落ちてきます。しかし、チタン合金製のTi2000は軽量の上ほとんどヘタリがありません。
さらに、チタン合金のTi2000は大気耐久性、腐食耐久性、耐遅れ破壊性に優れています。そのため、RSR社では一般のRSRダウンサスが3年間またはr5万キロ保証なのに、Ti2000には「ヘタリ永久保証」を付けました。
RSR Ti2000 ダウンサス製品
- Ti2000ダウン
保安基準内での大幅なローダウン及びバネレートアップにより走行性能、直進安定性、コーナリング性能などのアップを実現。
- Ti2000スーパーダウン
デモカー、ショーモデル用の超ローダウンサスタイプです。最低基準高が低すぎて一般道の走行はできません。
- Ti2000ハードダウン
サーキット走行用のハードなセッティングです。大幅なバネレートアップでアグレッシブな走行に耐えることができます。
- Ti2000ハーフダウン/ハイロード
各車種毎に設定されており、低すぎず、高すぎずという丁度いいサスです。
- Ti2000ストレート
車高調用のストレートサスです。
RSR Ti2000を他社製品と比較した場合、まず、材質面からいうとチタンが含まれているということはもちろんですが、チタン以外にもニッケル、クロム、バナジウムが他社よりも多く含まれています。これら他社と違う成分により、先に述べた大気耐久性、腐食耐久性、耐遅れ破壊性、耐ヘタリ性において、他社よりも優れた特性を持っているのです。
さらに、Ti2000では高周波加熱炉を使用し焼き付け処理時間を一気に短縮する、RSR独自の製法で素材組織を微細化させることで強い素材を作ることに成功したのです。参考までに他社との性能比較図をご覧ください。すべての点でTi2000が優れていることがお分かり頂けると思います。
RSR Ti2000の装着例
それでは実際のRSR Ti2000の装着例をいくつかご紹介します。
クラウンのカスタム
Ti2000+SSキットを装着。低すぎず高すぎず、ちょうどいい具合になっています。
ヴェルファイアのカスタム
ヴェルファイア30 RSR Ti2000 ほどよいローダウンとエアロのバランスがいいです。かっこいいコメントが多数あります。
トヨタ 86(ZN6 GT G型)のカスタム
RS-R Ti2000 DOWN SUSPENSION 装着 25mmダウンした結果、隙間がきれいになって良い感じになったとのことです。
RSR Ti2000を装着した際は必ず四輪アライメント調整をしないといけません。また、一般的にダウンサスを装着するとサスペンションのストローク量も短くなりダンパーに負荷がかかることになります。そのため、ダンパー内部のオイルが漏れていないか定期的に点検することをお勧めします。
まとめ
いかがでしたか?車を手っ取り早くローダウンするにはダウンサスが安上がりでいいのですが、ヘタリ永久保証付のTi2000を一押しする理由がわかっていただけたでしょうか?RSR Ti2000を購入する時は専門的な知識をもつショップを選んでください。ダウンサス装着後は四輪アライメント調整も必要になりますので、ショップとよく相談をしてください。