2018年11月27日 (更新:2020年08月24日)
プリウスPHV(ZVW52)を徹底解説!どんな車なの?
プリウスは次世代の環境車として注目を浴びています。プリウスPHVとしてはZVW52が2代目です。この記事ではプリウスPHVのZVW52はどのような車なのか?、カスタム例などについて解説していきます。
プリウスPHV(ZVW52)ってどんな車?
プリウスPHVのZVW52は金子 將一さんによって開発されました。開発時の大きなテーマとして、「エンジンをかけないようにすること」というのがありました。初代プリウスPHVの時はエンジンをかけたほうが効率、使用環境にもいいと開発者は思っていたそうです。しかし、お客様の声は全く違うものでした。
「エンジンがかかるとがっかりする。エンジンがかかっていると環境に悪いイメージがある」
と言った声が挙げられました。実際はエンジンにはエンジンの役割があり、モーターにはモーターの役割があるという考えがトヨタ自体にあったため、環境に配慮しつつ、車の良さを出すということに専念してプリウスPHVを作っていました。
このお客様の声によって、プリウスPHVのZVW52は環境性能の高い車であると共に、買っていただける製品を目指し始めたのです。それを目指して出来たのが、太陽光をエネルギーとして走行する技術です。
さらにエンジンをかけなくても車内を温めるために、ガスインジェクションという技術も採用しています。これらの進歩によって、寒さ対策もでき、日々の走行をEVだけで出来るようになりました。今後、プリウスPHVのZVW52はエコカーの主役ともなり得るでしょう。
プリウスPHVのスペック紹介
プリウスPHVのZVW52はパワーなどにこだわったのではなく、エコという部分にこだわっています。そのため、最大出力は98PS、最大トルクは14.5kgfmです。ガソリンで走行することが可能で、エコにこだわっているので燃費は30.8~37.2km/Lと低燃費を実現しています。
他の車で37.2km/Lを達成している車はなく、スズキのアルトも37km/Lです。価格は安いもので326万円、高いもので422万円です。安くても燃費は変わりません。低燃費を考えれば、高額なグレードも安く見えてきてしまいます。車体サイズは4645×1760×1470mmです。
少し大きめかな?と思うかもしれませんが、搭載されているエンジンやモーターのことを考えれば、仕方ないのかな?といった感じです。EV走行が68.2kmできるのはハイブリット車の中では過去最大です。やはり、エコを求めるのであれば、プリウスPHVのZVW52がオススメです。
プリウスPHVのカスタム例
プリウスPHVのZVW52をカスタムして乗っている人もいます。では、どのようなカスタムをしているのか?を紹介していきます。
プリウスPHV ZVW52
赤いラインが目立ちますね。GRエアロに合ったエアロを付けています。スポーティーな印象を受けますね
プリウスPHV ZVW52
マフラーを変え、リアにエアロを付け、重みがある見た目でとてもかっこいいです。
プリウスPHV
ホイールを交換し、フロントスポイラーをつけるだけで印象が違います。シンプルでカッコいいカスタムです。このようにカスタムを楽しんでいます。どの部分をカスタムしてもいいでしょうし、1箇所だけシンプルにカスタムするのもオススメです。
まとめ
プリウスPHV・ZVW52はお客様の声が反映された、環境に優しいエコカーです。燃費もよく、エコな走行をするには申し分ありません。カスタムも自分なりに楽しむといいでしょう。ぜひ参考にしてみてください。