ハンドルロックについてのあれこれ！ロック解除やその目的を解説します！

ハンドルロックとは、クルマの盗難防止のためにハンドルを回すことができないようにロック状態にする機能です。エンジンが切れていて、かつキーが抜かれた状態でハンドルを回そうとすると、「ガチッ」といったような音とともにハンドルロックが作動し、ハンドルの操作ができなくなります。

車両盗難防止が目的ですので、一度ハンドルロックが作動してしまうと、キーを差し込んだりエンジンスタートボタンを押しても、エンジンを作動させることすらできなくなってしまいます。

では解除方法を解説していきます。（※車種によってはこの方法で解除できない場合があります。このような場合、お乗りの車種の取扱説明書を参照してください。）

まずは、キーを差し込み回すことでエンジンを作動させるクルマの場合の手順です。

1. キーを差し込みます。
2. 差し込んだキーとハンドルを同時に回します。この場合、ハンドルは右回し、左回しの両方を試してください。
3. 差し込んだキーが回ると同時に、ハンドルロックが解除されます。

最近ではキーを差し込まずに、エンジンスタートボタンでエンジンを始動させるクルマも多いですよね。こうしたクルマの場合の手順です。

1. シフトレバーがPの位置にあることを確認します。
2. ハンドルを左右に動かしながら、エンジンスタートボタンを押します。
3. ステアリングロックが解除されます。

ハンドルロックは盗難防止を目的としていますが、車種によってはハンドルロック機能が無いものもあります。このような場合、外付けハンドルロックを装着するとよいでしょう。また、もともとハンドルロック機能が付いている車種でも、外付けハンドルロックを装着することにより、視覚的に盗難を防ぐことができます。

窃盗団は上記で紹介したハンドルロック解除方法を知っている可能性が高いです。古典的な外付けハンドルロックの方が解除に手間がかかるため、窃盗団も外付けハンドルロックを装着したクルマはターゲットから外すでしょう。

5桁のダイヤル式ハンドルロックです。重量感があり、どんな車種にも装着可能となっています。5桁の暗証番号は自由に設定できます。

ハンドルロックのあれこれを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか？皆様の参考に少しでもなれば幸いです。