2018年11月28日 (更新:2024年08月14日)
もしもの時にあったら便利!車の工具で車載するならこれがおすすめ!
車で遠出をするのはとても楽しいものです。しかし、ドライブ中にもしものトラブルに遭遇することもあります。そこで活躍するのが車載工具です。今回は、新車時に搭載されている車載工具から、車に積んでおいたほうが良い工具までを掲載いたします。
車に標準で積まれている車載工具
車載工具の中には、新車購入時にすでに搭載されているものもあります。車種にもよりますが、基本的にはパンクに対応できるものです。パンクはなんの前触れもなく突然起こります。タイヤが摩耗してきた場合はパンクしやすくなりますが、新品のタイヤであっても釘などを踏んでパンクすることもあるのです。パンクしてしまうと走行不可能となりますので、そのための対応工具が搭載されています。
以前はスペアタイヤ、パンダジャッキ、レンチなどが搭載されていました。しかし、現在は車の燃費向上のため軽量化を行う必要が出てきたのでこれらの車載工具は積んでいません。代わりに、パンク修理キットとエアコンプレッサーが搭載されています。これでパンクしてしまった場合でも走行可能となるわけです。また、最近の車であればデザインの特性上牽引フックをかける場所がありません。
その代わりに、牽引フックをねじ込める穴があります。普段は蓋がされていますが、蓋を外すとネジ穴が空いています。ここに車載工具の一つである牽引フックをねじ込めば牽引することが可能になります。なんらかの理由で車が走行不能となった際にも、助けを呼ぶことができれば牽引して整備工場へ搬入することが可能ということですね。
そして発煙筒の存在も忘れてはいけません。雪の降る地域の冬場に起こるケースが多いのですが、踏切内で動けなくなった場合は発煙筒を焚いて知らせるという方法があります。その他にも、見通しの悪いコーナー途中で車が動けなくなった場合にも発煙筒で後続車へ危険を知らせることは大切です。このように、万が一のため、新車購入時からトラブルに対応できるように考えられているのですね!
これがあると便利!な工具たち
元々ある車載工具でも万が一に対応できますが、利便性を考えるとさらに良いものを搭載しておきたいところです。まずはスペアタイヤが搭載してあるタイプの車であれば、クロスレンチと油圧式のパンダジャッキがあると便利です。
イージーパワーレンチ
クロスレンチでは力が必要だった作業もイージーパワーレンチを使用すれば簡単に作業が行えます。また分解して収納できるため車載工具としてもコンパクトに収納できるのでおすすめの工具です!
油圧式パンタジャッキ
油圧式のパンタジャッキは純正パンタジャッキのようなクルクル回す手間が省けます。パンクしてしまった際は精神的にも焦っていますのでいち早く、楽に作業したいものです。万が一を考えると、少しでも楽なこの二つを搭載していれば安心です。
電動エアコンプレッサー
これはスペアタイヤが搭載されていない車には積んでありますが、スローパンクという現象に対応できます。どこかに小さな穴が空いていて、空気がほんの少しずつ抜けていくパンクです。エアコンプレッサーがあれば、こまめに空気を入れながら整備工場まで運べますね。
そして、スペアタイヤを積んでないタイプにも積んであるタイプにも必要なものもあります。また、ビニールテープを搭載することも大切です。何かの拍子で配線が断線してしまった場合、絶縁体としてビニールテープは使用できます。
![](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/plus-market/cabinet/raku010_0059/01-20240511-14500200.jpg?_ex=300x300)
三角板
現在は法律で高速道路で止まる際には三角板を置くことが義務付けられています。しかしこれらは車載工具にはありませんので、高速道路走行の際には必ず車載工具として搭載してください。三角板を置いていない場合は違反となりますが、それ以上に高速道路で停車中に三角板を置かなければ危険です。必ず置きましょう。
ご紹介した工具はカー用品店には必ずと言っていいほど置いてあります。是非、準備できるものから用意してみてください。
まとめ
法律上問題があるものもありますので、安易にどんなものでも車載してしまうのは危険です。しかし、ある程度のトラブルに対応できるものを車載しておくことは大切です。昔の車であればボンネットを開けてある程度整備はできました。近年発売される車に関してはほとんどがコンピューター制御されていますので、道中で対応できる場合は少ないです。
トラブルに見舞われた際には、安全に整備工場に搬送できるだけの最低限の装備は必要です。万が一のために準備は行いましょう。