2018年10月24日 (更新:2024年08月13日)
車の塗装は劣化する!そうなる前とそうなってしまってからの対策方法を解説します
車の劣化といえば、浮かぶのはエンジンやその他機械類の故障等が思い浮かぶかもしれません。しかし、それだけでなく塗装も劣化するのはご存知でしたか?このトピックでは塗装の劣化の原因、そして対策方法を解説していきます。
車の塗装の劣化の原因
車の塗装が劣化する原因、それは紫外線です。
特に生産から10年以上経過した昔の日本車・外車は紫外線の影響を受け易い傾向にあるようです。
紫外線が塗装に当たると、色の元になっている樹脂の分子結合を破壊してしまいます。
そして、徐々に塗装が破壊され粉化現象が起こり、それがボディの深部までに達すことでボディの光沢が失われ劣化してしまうのです。
他にも、鉄粉や鳥のふんも塗装を剥がす原因になります。
車の塗装を劣化から守るポイント
紫外線から車を守るには、単純に屋外に車を駐車する事を避け、車庫に保管するのが一番です。
屋外に長時間駐車せざるを得ない場合、ボディカバーを被せるのが妥当です。他にも業者に車をコーティングしてもらうのも良いでしょう。
コーティングは色あせや劣化を防ぎ長期間車を艶のある良い状態に保つ事を可能にします。また、汚れや水滴をつきにくくする効果も有ります。
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タッチアップペン
下地が見えている傷の場合、それが錆の原因に繋がる事が有ります。タッチペンで錆を防止しましょう。リンク先はトヨタ用ですが、自分の車に合ったタッチペンを選びましょう。
ワックス
ワックスを定期的にする事で塗装の上にワックスの保護層を作る事になり、塗装の劣化を防げます。これも自分の車の色に合ったものを選びましょう。
コーティング剤
ガラスコーティングはボディ表面にガラス質の硬質な被膜を作り、化学物質による酸化や傷から塗装面を長期に渡り保護してくれます。
もし、塗装が劣化してしまったら?
自分で劣化したボディを直すなら、コンパウンドの入ったワックスをかけましょう。
コンパウンドが入ったワックスで磨く事で、艶が戻ってくるはずです。また、業者に磨きやコーティングを頼むのも劣化したボディを直す方法の一つです。費用はそれぞれの業者によりますが、磨きのみで1~3万円、磨き、コーティングで3~5万円かかると見込んで良いでしょう。
車の劣化が酷い場合、全塗装(オールペイント)を施す方法が有りますが、車の構造や色によってそれぞれ値段が大きく違う事を考慮に入れておきましょう。
最後に
車を長く大事に保管していても、塗装の劣化は避けるのが難しい問題の一つに成り得ます。劣化が進行する前に自分なりに対策を施して、常に車を良い状態に保つ事を心がけましょう!