2018年11月11日 (更新:2024年08月13日)
ポリッシャーでワックス掛けしてピカピカに!ポリッシャーの選び方やユーザーレビューも紹介!
時間と体力を使う愛車のワックスがけ。機械を使って素早く施工できたらいいのにと思うことはありませんか?そのようなときに役に立つポリッシャー。ポリッシャーを使うメリットデメリットや、使用方法をご紹介します。
ポリッシャーって何?
ポリッシャーは、モーターで円形のブラシやパッドを回転させて効率良く洗浄や研磨などを行う機械のことを言います。ハンドルが2本ついているタイプと1本のみのタイプがありますが、初心者はハンドルが2本ついているタイプのほうが安定しやすくじっくりと磨きこめるのでおすすめです。回転するパッド部分にはスポンジなどのバフを装着して作業を行います。
このバフには様々な種類があり、一般的なスポンジタイプでも色や素材によって目の細かさが異なります。初めてワックスがけに使用する際は、付属のスポンジパッドでも十分です。バフは慣れてきてこだわりが出てきたらいろいろと試してみるとよいでしょう。
ポリッシャーを使用したワックスがけのメリットデメリット
ポリッシャーをワックスがけに使用することで生じるメリットやデメリットを確認しておきましょう。いい面もあれば不便な面もあるものです。両者を踏まえたうえで導入するか検討していきましょう。
ポリッシャーを使うメリット
ポリッシャーを使うことによって得られるメリットには以下のようなものがあります。
- 時間と体力を大幅に節約できる
- 手作業よりもムラなく塗りこめる
- ワックスだけでなくコンパウンドやコーティングもできる
時間と体力を大幅に節約できる
最も大きなメリットは時間と体力の節約でしょう。軽自動車でも手作業でのワックスがけは1~2時間かかるでしょうから、車体の大きいミニバンオーナーの方は休日の午前中は洗車とワックスがけで終わってしまうということも。そんな時にポリッシャーでワックスがけを行えば高速でパッドが回転することでワックスがどんどん塗り込まれて行きます。腕をぱんぱんにして作業をする必要もなく、ポリッシャーを車体の上に滑らせていくだけで完了します。
手作業よりもムラなく塗りこめる
ポリッシャーでワックスがけを行えば、均一な力加減で磨きの向きも均一になるので手作業で磨きこむよりもムラになりにくく仕上がりもきれいです。さらに、古いワックスを除去する際や小傷・水垢の除去のために車全体にコンパウンドをかけて磨きたいというときにもポリッシャーが活躍します。手で磨くよりも広範囲を高速で均一に磨いてくれるのでとても効率がよく、その上からポリッシャーでコーティングやワックスをかけなおすことで新車のような輝きを取り戻すことも可能です。
ポリッシャーを使うデメリット
ポリッシャーを使うことによるデメリットには以下のような点があります。
- 力の入れ具合によって塗装の劣化や傷などをつけてしまう恐れがある
- 湿気やほこりのある環境では仕上がりに差が出ることがある
- 使用する機種により100V電源が必要
力の入れ具合によって塗装の劣化や傷などをつけてしまう恐れがある
初めて使用するときは恐る恐るの作業になると思いますが、力が入りすぎたり力加減が変わることで仕上がりに差が生じてくる場合があります。何事も慣れではありますが、均一に表面にワックスを塗りこんでいけるように力加減をつかんでいく必要があります。
使用する機種により100V電源が必要
作業を行うには機種により電源が必要です。ご自宅の駐車場やガレージなどで延長コードを使って電源を確保できる場合は問題ないでしょう。電源から離れた場所であっても、インバーターを使用して車のバッテリーから電源を取ることも可能です。
機種による電源の違いがありますので事前に確認しておきましょう。
- 100V電源タイプ
- 12Vシガーソケットタイプ
- コードレスタイプ
ポリッシャーの選び方
アクション方式を確認
ダブルアクションポリッシャー【初心者向け】
回転だけでなく上下に振動する動作の2つを連動させることで、車体にバフ目が付きにくくなっているのが最大の特徴です。回転数は遅い為、研磨能力は高くないのですが、修正しやすく扱いやすいので、初心者におススメのポリッシャーです。また、プロの方が仕上げ工程にダブルアクションを使用している場合もあります。
ギアアクションポリッシャー【中級者向け】
ダブルアクションとシングルアクションの中間にあたる製品で、シングルアクション並みの回転数と研磨能力を持ちつつ、ダブルアクションの上下に振動する動作をします。ダブル、シングルの両方の能力を持っている為、作業時間を大幅に短縮する事が出来きます。また作業者の技量やメーカの技術で、ギアアクション1本で全ての工程を行えることも出来るのが最大のメリットです。しかしダブルより高価である為、初心者には導入しにくいのが難点です。研磨能力はシングル並にある為、中級者におススメです。
シングルアクションポリッシャー【上級者向け】
同一方向に回転するのみで、回転数が一番速く研磨能力は非常に高い為、磨き過ぎなどによる傷が入りやすいです。また回転数が早い事により発熱量が多い、暴れるなど扱いづらい、バフ目が残りやすいなどの理由から熟練者の中、上級者におススメです。
電源方式を確認
シガーソケットタイプ
シガーソケットタイプは電源が12Vとなるため比較的力の弱い安価な初心者向けの製品に多いタイプとなります。ポリッシャーを使用する目的がワックスがけのみの方などには初期投資も少なく済むのでポリッシャーを使って見たいと言う方はこちらの選択もおすすめです。
100V電源タイプ
100V電源タイプは何と言っても研磨力が魅力となります。ただし、研磨力が強いため初心者の方はなれるまでは低速でゆっくり使う様にしましょう!プロも使用するレベルの機種も多いため塗面の状態によっては磨きすぎてしまう事もあります。
また、このタイプは電源コードがあるため電源コードの取り回しにも注意が必要です。磨くのに夢中になり電源コードで擦り傷を付けてしまう事も考えられます。おすすめの電源取り回し方法はプロも行っている肩にコードを掛ける方法です。電源コードの長ささえ問題なければこの方法を行うだけでも、電源コードによる傷を防ぐ事が出来ます。
コードレスタイプ
バッテリー性能の向上によりコードレスタイプが急速に普及しています。100V電源タイプと比べるとパワーは劣りますが電源コードの取り回し等も考えると初心者から中級者まで最もおすすめ出来るタイプになります。本体の重量とバッテリーの容量はトレードオフになるため、どちらを優先するかなど購入前にしっかり調べて購入することをおすすめします。
ポリッシャーを使用してワックス掛けをしよう!
ポリッシャーのメリット・デメリットが分かったところで、ポリッシャーを使用したワックスがけの方法をご紹介していきましょう。まずは全体の流れを把握しておきましょう。
洗車→ワックスがけの場合
- 流水で砂やほこりなどの汚れを洗い流す
- たっぷりの泡・水を使い、スポンジで車体全体を洗浄する
- 流水で泡をしっかりとすすぎ流す
- 吸水セーム等を使用し、水気を拭き取る
- ポリッシャーのパッド面にスポンジをセットする
- スポンジ面にワックスをつける
- 車体の平らな面に均一に力をかけながら滑らせていく
- 最後にマイクロファイバータオル等で磨き仕上げる
ポリッシャーのスポンジ面に固形タイプや半練りタイプのワックスをつける際、ポリッシャーのパッドサイズによってはワックスの缶に直接スポンジを入れることができません。その場合は、パッドに装着する前にスポンジにワックスをつけておくか、ヘラなどを使ってスポンジに掬い取ったワックスをつけて対処しましょう。液体タイプやスプレータイプの場合は、スポンジ面もしくは車体にワックス材をつけてポリッシャーで伸ばしていきましょう。
おすすめポリッシャー紹介
PROSTAFF シャインポリッシュ【100V】【ダブルアクション】
お手頃価格でワックスがけ用2枚、仕上げ用1枚のバフが付属した電動ポリッシャーの入門機的な存在。2本のハンドルで安定感もよく、軽量で騒音も少なめなので住宅街でも使用できます。10mの電源コードで、取り回しもしやすく初心者でもプロの方でも満足できる商品です。
商品仕様
電源 | 100V |
---|---|
動作 | ダブルアクション |
パッドサイズ | 直径152㎜ |
電源コード | 10m |
最大回転数 | 3800/分 |
CARTUNEユーザーレビュー
軽く水洗いでホコリを落としたあと、ポリッシャーの出番です。軽めに当てただけなので、ガッツリ研磨されてませんが、一皮剥けた感じです。 これはありかも。
鉄粉取りシャンプーの後、プロスタッフのポリッシャーで磨きました。コンパウンドはウィルソンの液体微粒子コンパウンド(0.5μ)のメタリック用でコーティング剤はプロスタッフのX-MAL1(スプレータイプ)です。結構、細かい傷が取れてツヤと映り込みがはっきりして綺麗になりました!
リョービ サンダポリシャー RSE-1250【100V】【ダブルアクション】
電動工具の人気メーカーRYOBI。インパクトやドリルドライバーなど、DIY好きな方はRYOBI製品をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。バフの種類が豊富で車の磨きだけでなく木工加工などにも使用できます。強力なモーターを搭載し、研磨性能に優れています。
プロから初心者まで使用されており、磨き用の定番ポリッシャーです。
商品仕様
電源 | 100V |
---|---|
動作 | ダブルアクション |
パッドサイズ | 123mm |
電源コード | 2m |
最大回転数 | 12,000/分 |
CARTUNEユーザーレビュー
①値段・・・★★★★★ まず決め手でしたね、一万円でお釣りが来ます。 ②操作性・・・★★★★★ パッド径が125mmなのでポリッシャーの中では、小さめですし軽量な方です。あとダブルアクション型なので実際に手で磨くような動きをしてくれるので疲れにくいです。 ③機能性・・・★★★☆☆ パワーは十分ですが回転数が6段階あるうち1段階目で6,000rpm……。速すぎる。こんなもんなんでしょうか?音が大きくて住宅街で使うには少し躊躇ってしまう…。あとコードが短すぎるので延長コード必須です。 そんなこんなで総評価は★★★★☆くらいでしょうか。
軽い小傷は消えて〜ツルピカ✨🚙✨🤣👍 深めの傷は薄くはなりますが〜消えません(笑)秋になったら〜ちゃんとしたコンパウンドで気合い入れてしばきます⁉️🤣👍
BATOCA コードレスポリッシャー【コードレス】【ダブルアクション】
様々なポリッシャーをリリースしているBATOCAの小型コードレスタイプのポリッシャーです。6段階でのスピード調整が可能で予備バッテリーもついているので大型のクルマでも一気にワックス掛けが可能です。またコードレスながら本体重量も1kgに抑えられており、取り回しの良さもあり人気となっています。
商品仕様
電源 | 12Vバッテリー |
---|---|
動作 | ダブルアクション |
パッドサイズ | 150mm |
最大回転数 | 5,000/分 |
まとめ
いつまでもきれいな愛車にするために欠かせいない洗車とワックス・コーティングがけ。もちろんプロショップにお願い出来れば安心ではありますが、プロに頼み続けるのは費用がかかります。また車好きなら自分で車を磨きたいという方も多いのではないでしょうか?
ワックス掛けは腕が筋肉痛になる程、作業量も多いためついつい敬遠しがちになります。そんな方は是非この機会にポリッシャーを導入して下さい。辛かったワックス掛けが楽しくなります。今まで休日を洗車とワックスがけでとられていた方や、磨き作業で腕が疲れ切ってしまっていた方にとってはとても画期的なアイテムです。
あなたもポリッシャーを導入して楽にきれいな愛車を維持していきましょう。