2018年11月06日 (更新:2024年08月09日)
LEDヘッドライトは明るさが決め手、オススメLEDバルブを紹介します!
ヘッドライトのバルブといえばハロゲンですが、今では多くの新型車がLEDヘッドライトを標準装備するようになりました。ヘッドライトをLEDに交換するメリットや、よく聞く「ルーメン」に関する知っておきたい知識や注意点、そしてオススメのLEDヘッドライトバルブをご紹介します!
LEDヘッドライトにするメリット!
ヘッドライトをLED化すると得られるメリットには、次のようなものがあります。
- 消費電力が少なくなる
- レスポンスが良くなる
- 純白に近くスタイリッシュ
- 長寿命で交換が簡単
消費電力が少なくなる
LEDはハロゲン、HIDに比べて消費電力が少なく、結果的に燃費が僅かに上がるという付随効果もあります。
レスポンスが良くなる
LEDはHIDよりも点灯が早く、パッシングのメリハリが良くなります。また、テールランプでいうと、急ブレーキの際に素早くブレーキランプを点灯させられるため、後続車に早く危険を知らせることができます。
明かりが純白に近く、現代的
ハロゲンランプは言うまでもありませんが、原理的にLEDライトはHIDライトよりもさらに白く発光できます。
長寿命で交換が簡単
LEDヘッドライトは約15年もつと言われ、一度交換すれば、最後まで交換しなくてもいい場合が多いです。先に車が壊れるか、乗り換えてしまうでしょう。
また、HIDのバルブとは違ってLEDのバルブはポン付けが可能。特にハロゲンからの交換はスムーズです。
明るさのメーター、「ルーメン」とは?
ヘッドライトバルブのパッケージや説明などで「ルーメン」という単位を目にしたことのある方も多いと思います。「ルーメン」とは、「電球が発する光の総量」を表した単位で、どのくらい強い光を放つことができるかを数値化することができます。
ここで注意が必要なのですが、「ルーメン」というのはあくまでもライト自体の性能であるということです。
ルーメンが高いからといって前方を明るく照らせるとは限らない
実は、ルーメンが高いことと、実際にヘッドライトとして使用することで前方を明るく照らせることは別のことになります。これには、ヘッドライトユニットのリフレクターの構造などが影響を与えます。
光源の位置の微妙な違いで内部での反射の具合が変わり、光が拡散してしまうとライト本体の性能を十分に発揮できない場合があります。ヘッドライトの本当の性能を知るためには、「ルクス」と「カンデラ」という単位について理解しなければなりません。
ルクスとカンデラ
実際に照らされたものが反射した光の強さを「ルクス」と言います。ルクスは光源が近づくと高くなり、遠ざかると低くなってしまうので、あくまでも相対的な値です。
それに距離の2乗を掛けたものを「カンデラ」と言います。この値は光源の距離に左右されず、ヘッドライトの絶対的な性能を示すことができるため、車検の検査項目の一つになっています。
カンデラが高いほど、よく見えるヘッドライトということになります。また、カンデラの計測はカットラインの位置によって決まるので、そもそもカットラインが出ていないと車検を通すことができないという点も注意が必要です。
オススメの明るいLEDヘッドライト
同じルーメン数のヘッドライトでも、組み込むヘッドライトユニットによって、さきほど説明した「カンデラ」数が変わってきます。また、バルブの規格やカットライン、光軸が決まるかなどの車種ごとの相性の問題も考慮しなければなりません。
そのため、一概にルーメン数が高いほど良いヘッドライトとは言い切れない面もあるのですが、それでもLEDヘッドライトバルブのルーメン数は明るいほうが良いに越したことはありません。
Briteye LEDヘッドライト 6500K
- 色味:6500K
- 対応規格:H4/H7/HB4/HIR2/H8/H9/H11/H16
fcl. LEDヘッドライト バルブ ホワイト 白 7200lm
- 色味:6500K
- 対応規格:H4/H7/HB4/HIR2/H8/H9/H11/H16
17880ルーメンのLEDバルブ
- 色味:6500K
- 対応規格:H4 Hi/Lo H1 H3 H3C H7 H8 H11 H16 H10 HB3 HB4 HIR2 PSX24 PSX26
LEDバルブは豊富な種類がある
なにかと注意点が多いLEDヘッドライトですが、車にあったものを選ぶことができれば、問題なく使用することができます。ヘッドライトのLED化を検討されている方は、同じ車でLEDに交換した人の口コミを参考にするなどすることで、失敗せずにLEDヘッドライトを楽しむことができるでしょう。
とはいえ、ハロゲンランプにはハロゲンの魅力があり、HIDもまた然り。ドレスアップの世界には、あえてハロゲンランプを装着する方もいます。それぞれの良さを生かせるよう、使い分けられるといいですね。