ラバースプレーでホイールを手軽に塗装!ラバースプレーの塗装方法を解説! | CARTUNEマガジン
ラバースプレーでホイールを手軽に塗装!ラバースプレーの塗装方法を解説!

2018年10月23日 (更新:2022年11月09日)

ラバースプレーでホイールを手軽に塗装!ラバースプレーの塗装方法を解説!

ホイールの塗装を考えたことはありませんか?ホイールを塗装するだけで、車のイメージは大きく変わります。しかし、ホイールの塗装を業者に頼むといくらかかるのか気になりますよね。それならばDIYで塗装するのはどうでしょうか。今回は、ラバースプレーでのホイール塗装を紹介していきます。ここでは、ホイールを業者に頼んだ場合の値段と、ラバースプレーの特徴とラバースプレーを使って自分で塗装する場合の値段と塗装のやり方を紹介していきます。これを読んで、ホイールをあなた好みに仕上げてしまいましょう。

ホイール塗装、業者に頼むと・・・?

S660ホイールの画像
ホイール塗装
引用元:Rosso cremisi S660さんのS660ホイールの画像

ホイールを塗装してくれる業者があります。業者に頼むといくらぐらいかかるのか見ていきましょう。

業者に頼んだ場合の4本での料金を説明 仕上がりは完璧だかやや値が張る

業者にホイールの塗装を依頼した場合、料金は1本6,000円~21,600円の価格帯が多いです。価格は業者で違ったり、塗装の色の種類で違います。また、タイヤが付いている状態だと、マスキングの手間やタイヤを外す手間などで1本+1,500円~+2,000円かかります。

さらにホイールの傷・歪みも直してもらえるので(別料金)、ホイールを格安で買ったもしくは、ホイールをもらったなどで、傷が付いている、歪んでいる場合は、業者に頼んでキレイにしてもらうのも良いのではないでしょうか。

注意が必要なのが、ホイール用の塗装かどうか確認するところです。業者の中には、ただ色を塗るだけという内容のところもあり、この場合、飛び石などで簡単に剥がれてしまう可能性もあります。値段も気になりますが、業者に耐久性も確認したほうが良いです。

ホイール塗装DIYの味方、ラバースプレー

業者に塗装を頼んだ場合の、価格がわかりました。次は、ラバースプレーを使ってDIYで塗装を行う場合のポイントを見ていきましょう。

AZ(エーゼット) ラバーペイント マットブラック ZEQUE

AZ ラバーペイント ZEQUE 油性 RP-1 マットブラック 400ml ラバースプレー

お勧めするのがラバースプレーです。ラバースプレーとは、液体ゴム塗料が入ったスプレー缶です。普通のスプレー缶の塗料は、吹き付けて、乾くと硬化してしまいます。

ラバースプレーは乾くと、ゴムのようになり、剥がすこともできます。もし、塗装に失敗しても、剥がすことができるので、何度でも挑戦することができます。

しかし、耐久性は低く、使い方や環境にもよりますが早くて3ヶ月、長くて1年ほどしか持ちません。

長時間、太陽光を浴びると劣化し塗装がひび割れてくることもあります。ちょっとしたイメージチェンジに効果的です。価格は500円~1,000円の価格帯が多くあり、販売場所は様々でカー用品店から、ホームセンター、インターネットでも購入することができます。

ホイールのラバースプレー塗装の手順

インプレッサ スポーツワゴンホイールの画像
引用元:ちゃんふくさんのインプレッサ スポーツワゴンホイールの画像

ラバースプレーの特徴や価格帯、販売場所もわかりました。次は、実際に塗装する際のコツや注意点を見ていきましょう。

➊汚れを落とす

塗装をする前に、ホイールをキレイにしましょう。ホイールに汚れやホコリが付いていると、上手に塗装がのらない可能性があります。また、仕上がりが汚れ・ホコリの部分が盛り上がり凹凸ができてしまう場合もあります。

➋脱脂をする

パーツクリーナーやシリコンオフでしっかりと脱脂を行いましょう。脱脂は見た目には変わらないため、行わない方もいますが塗装の下地処理としては重要な工程になるので必ず行うようにしましょう。

➌塗装する部分以外をマスキングテープで保護する

マスキングテープで塗装が付いてほしくないところを隠します。塗装が付いても後で剥がすもしくは、パーツクリーナーで落とすことができるのですが、マスキングテープをしておかないと広範囲に飛び散って後で大変なことになります。

➍塗装を複数回に分けて行う

スプレーするコツは、とにかく「焦らないこと」です。最初から、大量に吹きかけると液だれしてキレイに仕上がりません。なるべく、薄めにスプレーして、乾いたらまたスプレーしましょう。これを4~5回繰り返します。

また、「もったいない」「面倒くさい」などを理由に、重ね塗りの回数を減らすと、剥がすときにキレイに剥がれず、後々苦労をすることになります。仕上がりや剥がすときのことを考えて、厚塗りすることをお勧めします。

また、一度スプレーが終わったらノズル部分をキレイにしておきましょう。次に使うときにノズル部分で塗料が固まってしまい、キレイに塗料が出てこなかったり、噴射角度が変わってしまったりと、上手に塗れない可能性もあります。

➎マスキングテープを剥がすタイミング

マスキングテープを剥がすときには細心の注意が必要です。なぜならば、マスキングテープと一緒に塗装も剥がれてしまう可能性があるからです。また、マスキングテープを剥がすタイミングは、塗装が乾ききる前がベストです。それでも、表面は濡れていても先に塗装した塗料は乾いているので、慎重にマスキングテープを剥がしてください。

ラバースプレー塗装に掛かる料金

ラバースプレーでホイールを塗装した場合、料金はいくらぐらいかかるのでしょうか。ホイールの大きさ、形状によってラバースプレーの必要本数は変わってきますが、多く見積もって1つのホイールにラバースプレーが2本必要とします。マスキングテープは2つ準備します。他には、パーツクリーナーが1本準備します。

価格を調べて計算してみますと合計で8,900円で塗装ができることがわかりました。

単価 X 点数小計
ラバースプレー1,000円 X 88,000円
マスキングテープ300円 X 2600円
シリコンオフ300円 X 1300円
合計8,900円

さいごに

コペンホイールの画像
引用元:NobuさんのコペンL880Kホイールの画像

いかがでしたか?ラバースプレーでのホイールの塗装、とても簡単なことがわかります。しかも、価格もお手頃で、失敗しても簡単に剥がすことができるので、簡単にチャレンジできます。

耐久性は低く、長くて1年ほどしか持たないかもしれませんが、愛車にちょっとした変化を付けたいときは、お手頃なDIYです。あなたも、愛車の足元に変化を付けてみませんか?

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