2018年02月23日 (更新:2022年08月04日)
【ランエボⅢ・インプレッサ編】まるで現実の頭文字(イニシャル)D?!原作を忠実に再現したカスタム大紹介!
言わずと知れた超有名走り屋漫画、頭文字D。今回はそんな頭文字Dに登場するランエボ・インプレッサ達とその実際のカスタム例を紹介します!
頭文字Dとランエボ・インプレッサ
クルマ好きなら知らない人はいないであろう超有名走り屋漫画、頭文字D。FRスポーツカーが多く登場する同作品ですが、物語の要所要所で圧倒的な走行性能を持つ4WDスポーツカーが登場し、物語の展開上でも重要な役割を果たしています。
そんな頭文字Dに登場する4WDスポーツカーの中でも代表的なのが、三菱のランサーエボリューションとスバルのインプレッサWRX STIです。
WRC参戦を目的として開発されたこの2車種は、峠でも抜群の運動性能を発揮します。今回は頭文字Dに登場するランエボ・インプレッサの中でもランエボⅢとGC8型インプレッサについて振り返りながら、実際のカスタム例も紹介します。
「ハイパワーターボプラス4WD。この条件にあらずんばクルマにあらずだ」須藤京一のランサーエボリューションⅢ
日光いろは坂を拠点とするランエボのワンメイクチーム、エンペラーのリーダーが須藤恭一です。
徹底した合理主義者である彼は、滅多なことでは取り乱さず派手なアクションを好まない、基本に忠実な職人気質の人間として描かれています。
FC3S型RX-7に乗る高橋涼介に並ぶドライビングテクニックを持つとされ、頭文字Dシリーズ全体でも最強クラスの実力を持っているとされる彼が駆るのは、ピレネーブラックパールのランサーエボリューションⅢです。
ターボエンジンと4WDシステムが生み出す圧倒的な戦闘力、そしてそれを操る須藤の卓越したテクニックのレベルの高さは、シリーズ全体のラスボス的存在である藤原文太(後述)を除き、唯一主人公藤原拓海を事実上打ち負かしたということからも伺えます。
須藤のエボⅢは純正のOZ製ホイールを黒く塗って装着していること以外は外見上はほぼノーマルそのままです。
ノーマル維持なSugitaさんのランサーエボリューションⅢ
免許を取ってからずっとこのクルマに乗られているというSugitaさんのランエボは、須藤のエボⅢと同じく基本的にノーマル外装です。もともと機能的で派手なエアロパーツを纏っているランエボの場合は、少し社外品を装着するよりもむしろこのように基本ノーマルで仕上げるほうがカッコいいのかもしれませんね。
「心臓が縮み上がるような瞬間を幾つも飲み込みながら、走り屋は成長していくもんだ」藤原文太のGC8型インプレッサWRXタイプR STI
頭文字Dの主人公、藤原拓海の唯一の家族にして、かつて「伝説の走り屋」と呼ばれた男、藤原文太。
シリーズ全体でのラスボス的存在である彼は、物語序盤では拓海のAE86トレノの本来のオーナーとしてときたまそれを運転していましたが、AE86を「半分拓海のもの」として拓海が自由に使えるようにした後に、「実用的でラクなクルマ」としてクーペボディを持つGC8型インプレッサWRXタイプR STIを購入します。
セダンが圧倒的に有名なインプレッサですが、GC8型では途中からこのクーペボディでWRCにも参戦していました。STI製のオプションパーツであるWRカータイプバンパーを装着したこのインプレッサのボディカラーは、原作ではクールグレーメタリックでしたが、アニメ版でソニックブルーマイカとして登場して以降は基本的にはブルーとして扱われています。
モデルライフの途中で細かな改善が頻繁に行われたことでも知られるインプレッサですが、文太のインプレッサはその中でも5世代目となるバージョンⅤです。
限定車な豆電球 林太郎さんのインプレッサWRX タイプR
藤原文太のインプレッサと同じソニックブルーマイカをまとった豆電球 林太郎さんのインプレッサは、WRXタイプRリミテッドという限定モデルで、シリアルナンバーが与えられているほどの希少グレードです。この他にもタイプRAやSTI S201、22B STIなどインプレッサシリーズには様々な希少グレードが存在しています。
終わりに
いかがでしたでしょうか。このように頭文字Dの劇中で様々に活躍したランエボ・インプレッサですが、本物のランエボ・インプレッサもラリー仕込みの走行性能と迫力のルックスを持つ優れたスポーツセダンです。皆さんもぜひ頭文字Dの様々な名シーンを思い出しながらランエボやインプレッサのカスタムを楽しんでみてください。