2018年01月30日 (更新:2022年10月21日)
セリカを中古で買うポイント!買い時は今!
中古車の選び方特集、今回は隠れた平成のFFクーペであるセリカを紹介します。セリカを中古で買う時のポイントは?セリカの相場は?セリカの買い方を見ていきましょう。
トヨタ・セリカを中古で買おう!
トヨタ・セリカとは?
トヨタから販売されていたスペシャリティクーペのセリカ。ダルマセリカに始まり、2006年に40年近い歴史に幕を閉じました。その中で、現在でも手に入れやすいのがフロントライトが丸目のT200系とスタイリッシュなデザインが人気のT230系。90年代と2000年代に製造されていた車種です。CARTUNEではカスタムベースとしても人気のこの2世代について、中古車の選び方を紹介します。
トヨタ・セリカの長所
セリカのT200系とT230系はいずれも5人乗りの3ナンバークーペ。意外に広い室内に、T200系は2リッター、T230系は1.8リッターとトルクも充分。
非常に乗りやすく、使い勝手が良いのが最大の特徴です。車選びで迷いがちな、価格、スポーティな見た目、速さを全て兼ね備えた費用対効果の高い車です。
トヨタ・セリカを選ぶポイント
車種・グレードを選ぼう
セリカのT200系とT230系を見て、どちらかの見た目が気に入った!という方は、次にグレードを選びましょう。T200系ならGT-four→SS-3→SS-2→SS-1といった具合。T230系ならSS-2→SS-1とグレードが用意されています。どちらもSS-1がベースグレードで、エンジンも控えめな仕様。その分燃費が良く、特に走りは気にしないのであれば経済性に優れています。
一方で、SS-2以上のグレードは走りに重きを置いた仕様。エンジンも足回りもスポーティな仕様になり、走行性能が上がる代わりに経済性は下がってしまいます。
その足、スーパーストラット?
グレードの他に、気をつけなければならないのがサスペンション形式。セリカには、この時期のトヨタ車に採用されていたスーパーストラットサスペンションが使われているグレードが混じっています。T200系ではSS-2の一部とSS-3、GT-fourがスーパーストラットサスペンションで、T230系ではSS-1、SS-2どちらも一部に使われています。
スーパーストラットサスペンションは部品点数が多く、また特殊な形状をしているため整備が大変。DIYでやるのも苦労しますし、工賃も高めになります。その分乗り心地や踏ん張りはノーマルストラットのものよりも高くなっているので、ここも自分の使い方と相談しましょう。
点検はされている?
セリカのT200系は20年選手、T230系もそろそろ年季が入ってくる頃です。しっかりと点検された車かを確認しましょう。セリカのエンジンは頑丈で、オイル交換がされていれば故障の頻度は少なくなります。
そのため、オイル点検がされているかをオイルレベルゲージかフィラーキャップの内側で確認してみましょう。オイルがドロドロで真っ黒だったり、スラッジが溜まっていた場合は点検がされていない車両かも。
他にも冷却水が錆びていないか、ブレーキフルードは放置されていないかといったポイントからどのくらい点検されていたかがわかりますよ。
トヨタ・セリカの相場
今回も、CARTUNE編集部が相場を調べてみます。2018年1月現在のセリカの相場になります。主要な中古車市場で、極めて安いか高い個体を除き、平均的な車体価格を計算しました。
- T200系セリカの相場 40~50万円
- T200系GT-fourの相場 80~100万円
- T230系セリカの相場 50~100万円
これらは平均的な相場なので、もっと安い個体も高くて良い個体も見つけられます。セリカGT-fourは20年が経った今でも人気があるようですね。T230系セリカは球数が非常に豊富。予算と相談して決められそうです。
一方でT200系セリカは手に入れやすい価格になってきています。これらのセリカはカスタムベースとして乗るも良し、走りを楽しめるファミリーカーとして、昔を振り返って乗るも良し。運転を学ぶ最初の一台にも良いかもしれませんね。昔ながらの車を楽しめるのは、このくらいの年代が最後でしょう。車選びの参考になったら幸いです。
カーライフを始めたら、CARTUNEで仲間を探してみましょう!たくさんのセリカ乗りも待っています!