GRIPMAX PureGrip RS Z-1の255/40R17を9Jのホイールに履かせてみた | CARTUNEマガジン
GRIPMAX PureGrip RS Z-1の255/40R17を9Jのホイールに履かせてみた

2023年12月23日

GRIPMAX PureGrip RS Z-1の255/40R17を9Jのホイールに履かせてみた

グリップマックスのピュアグリップRS Z-1の写真レビューをご紹介します。

タイヤ実写レビュー

GRIPMAXといえば4WDやSUVにお乗りの方なら少し馴染みがあるのではないだろうか。A/TタイヤやM/Tタイヤを中心に展開する中国発のアジアンタイヤメーカーである。スタッドレスタイヤも展開しており、冬シーズンにお世話になっている方もいるかもしれない。

今回は2023年6月にリリースされた同社初のスポーツタイヤPureGrip RS Z-1(ピュアグリップ アールエス ゼットワン)の写真レビューをご紹介していきたい。

2023年12月時点では装着レビューどころか実際の装着写真もほとんど無くまだまだ謎多きタイヤだが、気になっている方も多いハズ。あいにく街乗りしか行なっていないため性能的な面でのレビューがないのは申し訳ないが、タイヤの実写画像をたくさん載せるのでデザインや形状などをぜひ参考にしてほしい。

まずはタイヤラベル。黒背景に白文字、RSのみ赤文字となりスポーツ感を演出したシンプルでかっこいいデザインだ。

本記事執筆時点で展開されている全サイズはXL規格(エクストラロード)となっているため、装着時の空気圧には注意したい。

今回用意した255/40R17のロードインデックスは98、速度記号はYとなり300km/hまで対応とスポーツタイヤらしい性能だ。

タイヤパターンはいかにもハイグリップタイヤらしいデザインとなっていてかっこいい。中央の2本の溝がジグザグ形状になっているのが特徴的である。

新品時の溝の深さはセンターの太い部分で約6mm、ショルダー付近の溝(赤丸のあたり)で約5mmだった。

トレッドウェアは全サイズ共通で200となっている。

続いてはサイドウォールを見ていきたい。文字などの凹凸は最低限で、フラットですっきりとしたデザインが採用されている。

GRIPMAXおよびPureGrip RS Z-1の文字部分は、やや凹んで縦の細かい溝が入ったデザインだ。

公式サイトの情報では255/40R17の外径は636mm、幅は260mm。片手でメジャーを押さえながら撮影しているので画像上は数mmの誤差があるとして、実物を計測した限りは外径・幅ともにしっかりと公称値通りのサイズとなっていそうだ。

こちらは交換前のタイヤ「DUNLOP DIREZZA ZIII 245/40R17」との比較。公式サイト上の数値は外径630mm、幅248mmとなっている。ベースのタイヤサイズも異なる上、すでに山はかなり減っているため単純な比較とはならないが、一回り大きいことがご確認いただけるだろう。

タイヤの角張り具合もZIIIに引けを取らず、装着時の形状も期待ができそうだ。

ホイールに組み込んでみた

ここからは実際にホイールに組み込んだタイヤの写真をご紹介していく。改めてそれぞれのサイズを確認すると、タイヤが255/40R17、ホイールのリム幅は9インチだ。

ホイールのリムよりもタイヤがしっかりと外側に出ていて、サイドウォールもややむっちりとしている。

ショルダーも角張っており、いかにもハイグリップタイヤらしい見た目。こういうデザインのタイヤが好きな方も多いのではないだろうか。

以下、さまざまな角度から撮影したので参考にしてほしい。

デザイン良し、価格も良し!

2023年12月21日時点で255/40R17は1本あたり¥16,100(税込)。4本で¥64,400(税込)となる。

街乗りをした限りでは、交換前がZIIIだったからかもしれないが、パターンの見た目とは反対に耳障りなノイズもなく非常に静かだった。段差を乗り越える時の突き上げ感も少なく高速道路も安定して走ることができ、少なくとも街乗りは非常に快適だ。

サイズ展開は15インチから19インチまでの22種類(※2023年12月時点)と多くの方に当てはまるのではないだろか。

ナンカンのNS-2Rやアクセレラの651sportと比較するとやや単価は上がってしまう点、また摩耗具合やサーキットでのグリップ感は未知数なものの、PureGrip RS Z-1はそのパターンデザインと形状だけを考えても選択の価値はありそうだ。

新着記事

おすすめ記事