2020年03月24日 (更新:2024年02月09日)
アルファードのリコール情報まとめ!オーナーのリコールに関する投稿も紹介!
リコールは軽微な物から重要な物まであります。リコールの修理を行っていないと車検が通らない場合もあります。また、リコールのお知らせは現オーナーに届くため中古車の場合は手元にメーカーからの通知が来ていない場合もあります。 そんなトラブルを防ぐためにも定期的にリコールがかかっていないか確認しておきましょう!
自動車のリコールについて
リコール制度
自動車のリコール制度は規定されている保安基準に適合していない事が判明した場合や適合しなくなる可能性がある場合に、保安基準に適合させるために必要な修理や部品交換を行うことをいいます。
リコールの対策は有料?無料?
自動車メーカーがリコールを実施する際、それは車両に発生した欠陥や問題の修復を目的としています。そのため、その対策は車両の安全性と機能の確保を促進するための一環として無償で提供されます。
リコールの中には重大な事項が含まれる場合もありますのでなるべく早く対策を行ってもらうのがおすすめです。
リコールの確認方法
リコールに関しては重要で早期の対策が必要な場合もあるため、基本的にはメーカーや販売店などから電話やDMが来る場合がほとんどですが、住所変更などによりユーザーに届かない場合もあるので、自動車の購入方法別に確認してみましょう!
メーカー販売店で購入した場合
新車をディーラーで購入した場合やメーカー系の中古車販売店で購入した場合は、店舗側から電話やDMが来る場合が多いようです。この場合は店舗側の指示に従って動けば対策完了までスムーズに進められます。
中古車販売店で購入した場合
一般的な中古車販売点で購入した場合は電話連絡等はなく、車検証に記載の住所へメーカーからDMが届きます。そのため引っ越しを行ったが車検証の住所変更を行っていない場合などはDMが届いていない場合などがありますので注意が必要です。
中古車を購入して間もない時などは前オーナーが対策を実施してもらったか不明なため、車台番号で検索できるメーカーのウェブサイトで確認を行いましょう!
リコール対象だった場合の対応
リコールの対象であった場合は購入方法に関わらず、ディーラーにてリコールの対策を行ってもらえます。
❶ディーラーへ連絡
まずは、DMと車検証を準備して最寄りのディーラーへ連絡を行いましょう!リコールの案内があった旨を伝えれば直ぐに対応してくれます。
❷整備工場の予約
ディーラーへの連絡の際に施行日の予約を行いますが、大型のリコール等の場合は混雑や部品調達に時間がかかるなどの理由で数ヶ月先になることもあるため時間的に余裕のある時期に予約を行いましょう。
また、リコールの内容によっては自動車が預かりとなる場合もあり代車をお願いしたい所ですが、ディーラー側で代車が出る場合はあまり多くないようですので、ディーラーへの交通手段も確認をおすすめします!
❸対策の実施
対策は数十分で終わるものから数日かかるものまで様々。予約時にしっかりスケジュールを確認して対策を行ってもらいましょう!
ここまでリコールに関して確認してきましたので実際に自分のアルファードがリコールに該当するかリコールを一覧にまとめていますので確認してください。
アルファード30系のリコール一覧10件
2023年11月2日 / 2020年10月28日 / 2020年3月4日
燃料ポンプが作動不良となり、走行中エンストに至るおそれ
・不具合の概要
低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあります。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあります。
・対策
低圧燃料ポンプを対策品と交換
車台番号 |
---|
AGH30-0229257~ AGH30-0260161 |
AGH35-0021636~ AGH35-0035612 |
AYH30-0064474~ AYH30-0088022 |
AGH30-0209458~ AGH30-0229483 |
AGH35-0030124~ AGH35-0032504 |
GGH30-0020054~ GGH30-0033653 |
GGH35-0006439~ GGH35-0010316 |
AYH30-0071723~ AYH30-0079579 |
GGH30-0020908~ GGH30-0030108 |
GGH35-0006721~ GGH35-0009358 |
2021年9月22日
緊急通報装置において音声通話ができない
・不具合の概要
緊急通報装置において、車載通信モジュールの制御プログラムが不適切なため、音声データと通信データ間の相互変換ができない場合があります。そのため、緊急時に音声通話ができず、保安基準第43条の8(事故自動緊急通報装置の基準)に適合しません。
・対策
車載通信モジュールの制御プログラムを対策仕様に修正
車台番号 |
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AGH30-0378451~ AGH30-0386112 |
AGH30-9032954~ AGH30-9037777 |
AGH35-0049911~ AGH35-0050982 |
GGH30-0041441~ GGH30-0041826 |
GGH35-0012808~ GGH35-0012948 |
AYH30-0128852~ AYH30-0132321 |
2021年7月7日
不適切な制御プログラムによりアイドリングストップ後、再始動できなくなるおそれ
・不具合の概要
アイドリングストップ搭載車の制御プログラムが不適切、かつバッテリの断熱が不十分なため、長時間のアイドリングによってバッテリー温度が高い状態で使用を繰返すと、劣化抑制の再生充電が不足、バッテリが異常に劣化する場合があります。そのため、アイドリングストップ後、再始動できなくなるおそれがあります。
・対策
プログラムを対策仕様に修正とともに、一部車両にてバッテリ断熱カバーを対策品に交換。また、バッテリーに異常がある場合は新品に交換。
車台番号 |
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AGH30-0157364~ AGH30-0378877 |
AGH30-9000002~ AGH30-9033255 |
AGH35-0023190~ AGH35-0050602 |
GGH30-0020908~ GGH30-0041705 |
GGH35-0006721~ GGH35-0012899 |
2020年9月19日
燃料ポンプが作動不良となりエンストするおそれ
ハイブリッド車の燃料ポンプへかかる電圧が高く、モータブラシの組付けが不適切なため、ブラシが傾いて過大なスパークが発生し異常摩耗することがあります。そのため燃料ポンプが作動不良となりエンストするおそれがあります。
対応策は燃料ポンプを対策品に交換。
車台番号 |
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AYH30-0001001~ AYH30-0064484 |
不適切なシートリクライニング機構によりシートバックが倒れるおそれ
運転者席・助手席のシートリクライニング機構のリクライニングロック用のスプリングを取付けるスプリングスペーサ成形時の端部形状が不適切なため、リクライニング操作の繰返しによりスプリングがスプリングスペーサから外れる場合があります。そのためシートバックが保持できなくなり、リクライニングレバーが戻らないことに気づかず走行すると、シートバックが倒れるおそれがあります。
対応策はリクライニングロックスプリング外れ防止のためのブッシュを追加。既に外れている場合はスプリングを新品に交換。
車台番号 |
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AYH30-0001001~ AYH30-0064484 |
2019年12月11日
後部座席シートベルト組付が不適切でロックしないおそれ
・不具合の概要
後部座席シートベルトの組付設備の調整が不適切なため、ベルトリトラクタロック機構部スプリングが屈曲して組付けられたものがあります。そのため、当該スプリングが構成部品と干渉、シートベルトが素早く引き出された際にロックしない場合があります。
・対策
後部座席シートベルトの良品と交換。
車台番号 |
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AGH30-0275549~ AGH30-0279204 |
AGH35-0037793~ AGH35-0038171 |
GGH30-0034673~ GGH30-0034922 |
GGH35-0010615~ GGH35-0010703 |
AYH30-0093128~ AYH30-0094102 |
2019年10月31日
不適切な充電制御プログラムによりアイドリングストップ後、再始動できなくなるおそれ
・不具合の概要
エンジン制御用コンピュータの充電制御プログラムが不適切なため、長時間のアイドリングを頻繁に繰返した場合バッテリが異常劣化することがあります。また、そのためアイドリングストップ後にエンジンが再始動できなくなるおそれがあります。
・対策
エンジン制御用コンピュータのプログラムを対策仕様に修正。また、バッテリーに異常がある場合はバッテリーを新品に交換。
車台番号 |
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AGH30-0157364~ AGH30-0257512 |
AGH35-0023190~ AGH35-0035245 |
GGH30-0020908~ GGH30-0032655 |
GGH35-0006721~ GGH35-0009974 |
2018年5月23日
電動パーキングブレーキのプログラムが不適切なため作動しないおそれ
・不具合の概要
電動パーキングブレーキの制御用コンピュータ電源回路の異常検出プログラムが不適切なため、バッテリが劣化している場合アイドリングストップから再始動する際の電圧低下を異常と判定。その場合、警告灯が点灯、電動パーキングブレーキが作動しないおそれがあります。
・対策
制御プログラムを修正。
車台番号 |
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AGH30-0001005~ AGH30-0178640 |
AGH35-0001001~ AGH35-0025649 |
GGH30-0020908~ GGH30-0022937 |
GGH35-0006721~ GGH35-0007290 |
2018年1月31日
不適切なエアバッグ制御システムによりエアバッグが正常に作動できないおそれ
・不具合の概要
エアバッグ制御システムの加速度センサの製造条件が不適切なため、IC内部で断線することがあります。その場合エアバッグ警告灯が点灯し、エアバッグが正常に作動できないおそれがあります。
・対策
該当する場合は良品と交換。
車台番号 |
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AGH30-0022877~ AGH30-0048179 |
AGH35-0004668~ AGH35-0008116 |
AYH30-0010907~ AYH30-0022545 |
GGH30-0004365~ GGH30-0009377 |
GGH35-0001930~ GGH35-0003375 |
2015年5月27日
不適切なアンチロックブレーキシステム(ABS)によりABS作動時に走行安定性を損なうおそれ
・不具合の概要
アンチロックブレーキシステム(ABS)の油圧調整装置において、構成部品の形状が不適切なため、圧入組付け時に樹脂製の異物が発生する場合があります。そのため当該異物が油圧制御弁などに噛み込んでABS作動時に調圧が遅れ、走行安定性を損なうおそれがあります。
・対策
ABSの油圧調整装置の製造番号を確認、該当する場合は良品と交換。
車台番号 |
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AGH30-0001029~ AGH30-0001726 |
AGH35-0001010~ AGH35-0001271 |
GGH30-0001008~ GGH30-0001118 |
GGH35-0001007~ GGH35-0001020 |
アルファード20系のリコール一覧 3件
2018年3月28日
エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれ
運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)のガス発生剤吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しにでガス発生剤が劣化する場合があります。このためエアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれ。
対応策はエアバッグインフレータまたはエアバッグアッセンブリを代替品と交換。
車台番号 |
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ANH20-8260043~ ANH20-8357925 |
ANH25-8042804~ ANH25-8057990 |
ATH20-8025150~ ATH20-8047405 |
GGH20-8069825~ GGH20-8096778 |
GGH25-8021854~ GGH25-8025230 |
2017年3月30日 / 2016年10月26日
エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれ
・不具合の概要
助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがあります。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあります。
・対策
予防的措置としてエアバッグインフレータまたはエアバッグアッセンブリを改良品と交換
車台番号 |
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ANH20-8093094~ ANH20-8166382 |
ANH25-8016660~ ANH25-8028322 |
GGH20-8031084~ GGH20-8045273 |
GGH25-8012115~ GGH25-8017308 |
ANH20-8166116~ ANH20-8260197 |
ANH25-8028323~ ANH25-8042806 |
ATH20-8000003~ ATH20-8025163 |
GGH20-8045192~ GGH20-8069891 |
GGH25-8017309~ GGH25-8021857 |
ANH20-8000000~ ANH20-8094105 |
ANH25-8000000~ ANH25-8016673 |
GGH20-8000001~ GGH20-8031088 |
GGH25-8000001~ GGH25-8012141 |
リコールに関する投稿を紹介
良さんのアルファードの投稿
先日、走行しているとオイルの警告灯が点灯し、ノッキングのような…症状が出ました。 翌日、オイル点検をするとゲージにオイルがつかず… オイル交換から6000kmでの出来事に唖然としました…∑(ºωº`*) リコール対象の年式だったので、購入前にリコールを行ったか確認したところリコール済との返答だったけど、今回の症状で購入店が信用出来なかったので再度ディーラーに確認するとリコール未実施とのこと… 危なくエンジンをお釈迦にするところでした
リッキーさんのアルファードの投稿
フードトップモールの対策品取り付けてもらいました。 自分のはボンネットの酷くなかったのでタッチアップで済みました😃 ついでに、 アルファード、ヴェルファイア アイドリングストップ搭載車のリコールも同時にやって貰いました。
🅈🅄🄺🄸さんのアルファードの投稿
リコールの手紙が来てたので早速ディーラーへ💡 アイドリングストップのリコールでバッテリー新品交換と、その他諸々交換対策品に代わってました👌
その他のユーザーの投稿
今日はDラーへ6ヶ月点検に来てます✨ アイドリングストップのリコールもあるらしく 作業時間は3時間とのことで別日に予約しました。
数日前にリコールが出ていたので、車検と一緒に処理して貰いました。😅アイドリングストップ機能システムの不具合だそうで、コンピュータの書き換えで終了だそうです。
リコール対応は早めがおすすめ!
ある日突然知ることになるリコールはオーナーとしては欲しくないお知らせですが、安全に乗り続けれるためにはなるべく早く対策を行ってもらう必要があります。
この記事ではリコールを知ってから実施までも含め解説してきましたので、リコールについて初めて知った方などはこれを機会に是非一度調べる事をおすすめします。
CARTUNEではリコールに関する投稿などもアルファードオーナーから寄せられていますのでオーナーの投稿も是非御覧ください。