【謎】解体業者で車の部品やパーツが買える?解体業者の謎に迫ります!

2019年07月24日 (更新:2019年08月26日)

【謎】解体業者で車の部品やパーツが買える?解体業者の謎に迫ります!

label車雑学

自分の愛車をぶつけてしまったり、新たにカスタムパーツが欲しくなった時、まずは車屋さんに相談しますよね。その見積金額を見てビックリ!なんて経験ありませんか?その金額の高さは、もしかしたら新品部品を使っているからかもしれません。実は、中古パーツを使って少しでもお得に修理やカスタムをする方法があるんです。今回は、現役解体業者の私がお得に中古パーツを手に入れるコツを伝授します!

そもそも車の解体業者って何をしている?

車の解体業者とは、文字通り車を解体し処分している業者のことです。しかし、解体業者の多くは周囲を高いフェンスや壁で囲っているため、普段何をしているか見ることができません。そんな少し謎めいた自動車解体業のお仕事について簡単に説明します。

部品の適切な処理を行う

まずは、自動車リサイクル法に従い、使用しなくなった車から「エアコンガスの回収」、「エアバックの適正な処理」、「オイルの回収」、「バッテリーの回収」など様々な項目の処理を行います。

各資源別に分類

処理が終わったら、再使用可能なリサイクル部品の取り外しを行います。重機などを使用して、鉄や銅線、アルミなどの資源別に細かく分類します。解体業車のフェンスや塀が高いのは、このような大掛かりな作業を周囲に迷惑をかけることなく安全に行うため。

解体業はなくてはならない存在

自動車は金属の塊、大切な資源です。解体業者は車を解体&分別することで、この資源を腐らせることなく確実にリサイクルのレールに乗せる、重要な役割を担っています。

重機で車を解体するのは大迫力。見学会を行っている解体業者もあるので興味がある方はぜひ参加してみてください。

解体業者に持ち込んだ時の車の値段ってどうやって決まる?

廃車の買取値段にはいくつかの条件があります。

年式

年式が新しいほど需要のあるリサイクル部品を取り外せるので、値段は高くなります。また、古くても人気のある車種は、希少部品が取れるので高くなります。いわゆる旧車というやつですね。

車体の大きさと排気量

一般的に、自動車は排気量が大きくなるにつれて車体も大きくなる傾向にあります。大きければ大きいほど解体時に回収できる金属の量も多くなるので、値段は高くなります。軽自動車<普通乗用車<大型自動車のようなイメージですね。

もっとも重要なのは金属相場

為替や株のように、金属にも相場があり、日々変動しています。廃車時の相場で決められることが多いので、これには多少の運もあります。

以上のような条件で大まかな金額は決まります。また、車検が残っていたり、社外のカスタムパーツがついている場合はさらに高く買い取ってもらえます。

解体業者はどうやって利益を出しているの?

解体業者といっても、皆さん同じ商売方法ではありません。

金属やパーツに分けて売却する

1日に100台以上も解体し、鉄や銅、アルミなどの金属として売却することで利益を上げている業者もいれば、1日に2〜3台を手作業で丁寧に解体し、取れる部品はすべて取り、それを売って利益を上げている業者もいます。

海外に輸出する

日本車は世界中で人気があり、各国のバイヤーさんによって「外装」、「エンジン」、「タイヤ」様々な中古部品が買い付けられ、世界中に輸出されています。世界に誇れる「made in japan」ですね。

解体業者にはリサイクル料金が支払われる

もう一つ共通している収入源は、リサイクル料金です。車を購入する時にはリサイクル料金を支払いますが、廃車時にはこれが解体業者に支払われます。これは意外と知られていない収入源の一つです。

解体業者で部品を買うには?

ネットを利用して買ってみよう!

中古パーツは意外と簡単に手に入ります。ヤフーオークションやメルカリなどで販売している解体業者もすごく増えていて、中にはネットのみで部品販売をしている業者も存在します。ですが、簡単に買えるだけにメリットとデメリットは知っておきましょう。

メリット

  • 解体業者が出品している商品は事前に適合確認をしてくれる場合が多い。
  • 指定の場所まで発送してくれる。
  • 検査、点検をして出品しているので安心できる。

デメリット

  • 現物確認ができないので色が合わなかった。
  • 送料がかかるので大きな部品は割高になる。

近所に解体業者がない場合は、まずはネットで探してみるのもいいでしょう。

解体業者に直接買いに行ってみよう!

おススメの「お得に中古部品を手に入れる方法」はこれです。はじめて訪れる方は少し勇気がいるかもしれませんが、解体業者には毎週のように来てくれる近所のおっちゃんや若者がけっこういるものです。直接買える部品でもメリットとデメリットは存在するので知っておきましょう。

メリット

・その場で適合確認してくれて在庫があればすぐに持ち帰れる。

・現車から外してくれた部品は、洗浄と梱包の手間が省けるので安くしてくれる。

・送料がかからない。

・解体業者と提携している修理業者があれば工賃も安く済む。

デメリット

・大きな外装部品は持ち帰りに苦労する。

・安く購入できても、修理業者によっては持込み部品は割増しになる場合がある。

まずは「車検証」を忘れずに持参して、気軽に尋ねてみましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は解体業者の知られざる業務内容や、カスタムや修理を安く済ませるための活用方法についてご紹介しました。

昔と違い、メルカリなどが使えることになったことで自動車解体業も身近な存在になってきています。解体業者に部品を直接買いに行ってみるというハードルも少しは下がったのではないでしょうか。何度も通って常連客にさえなってしまえば、「探していたパーツを取り置きしてくれていた」なんてコトも!

日常生活になくてはならない自動車こそ、上手に、お得に乗り続けたいものですね。