RX-7 FD3Sにおすすめのエアロ 8選！ユーザーのカスタムも紹介！

マツダ・FD3S型RX-7は、初代SA22C型、2代目FC3S型に続く3代目のRX-7として1991年から2002年まで販売されていたスポーツカーです。マツダ渾身のロータリーエンジンをツインターボで武装し、計量コンパクトなFRレイアウトを採用する「ピュアスポーツ」モデルです。

複雑な曲線から構成されるデザインはほれぼれするほど美しく、後継モデルであるRX-8が発売された後も圧倒的な人気を誇っています。イギリスの雑誌による「もっとも美しい車100選」にも選出されています。

1991年から2002年にかけて、マツダが製造および販売を手掛けていたRX-7 FD。カーレースをテーマにした偉大な漫画や映画にも登場する、国産車屈指の名スポーツカーです。今回はそんなRX-7 FDにおすすめのエアロパーツを8つご紹介します。

RX-7 FDには多数のエアロパーツが販売されています。しかし、その品質や価格帯はピンキリです。RX-7 FDのエアロパーツを購入する際は、多少高価でも自分が最もカッコいいと感じたエアロパーツを購入した方がのちのち後悔せずに済みます。

世界的な知名度を誇るカスタムメーカー、VeilSide。同社を代表する製品のひとつが、RX-7 FD用に販売されている「FORTUNE」ボディキットです。同製品を装着したRX-7 FDがワイルドスピードで大活躍したことで、ご存知の人もいるかと思います。

RX-7 FD本来の流麗なスタイリングを一切損なうことなく、欧州スーパーカーのような雰囲気を演出しました。RX-7 FDの大きな特徴であるリトラクタブルヘッドライトは排除されていますが、それでもRX-7 FDらしさを存分に楽しめる逸品です。

• フロントバンパースポイラー
• サイドステップ
• リアバンパースポイラー
• リアウイング
• ヘッドライトキット
• フェンダーキット
• ボンネット
• ドアパネル
• リアゲート

• フロントアンダーウイング ：68,000～128,000円
• サイドアンダーウイング ：58,000～88,000円
• リアダクトフィン ：38,000～48,000円
• リアゲート ：180,000円
• ダッシュパネルフード ：70,000円
• オーディオボード ：150,000円

映画「ワイルドスピード」でハンが乗るFD3Sに装着されていて世界的に有名なのがヴェルサイドのフルエアロ。こちらのエアロは上でご紹介したものと異なり純正のデザインを大きく変えるものとなっています。

大きなヘッドライトやオレンジ×黒の塗り分けが特徴的で、スーパーカーにも匹敵する憧れのルックスを手に入れることができます。

一般的なレシプロエンジンと比べて、取り扱いが難しいといわれているロータリーエンジン。そんなロータリーエンジンのメンテナンスやチューニングを専門としているプロショップが存在します。その中でも信頼性の高さで知られているのがRE雨宮です。

RE雨宮がRX-7 FD向けに販売している「CF MODEL-GP」は、レーシングカーのようなスタイルを実現することができます。元々ロー&ワイドなボディを採用しているRX-7 FDですが、ワイドフェンダーによってその存在感をさらに強調しました。

• フロントバンパースポイラー
• フロントフェンダー
• フロントフェンダーデュフューザー
• サイドステップ
• サイドステッププロテクター
• リアフェンダー
• リアフェンダーデュフューザー
• リアデュフューザー

ingsは様々なモータースポーツに参戦しているチューニングメーカーです。同社はモータスポーツの経験で得たノウハウを、自社製品に積極的に投入しています。RX-7 FD向けに販売されている「N-SPEC」もそのひとつです。

RX-7 FD本来のデザインを犠牲にすることなく、レーシーな印象を高めています。大口径のロアグリルはサーキットだけでなく、ストリートでも強い存在感を放つでしょう。まずは定番カスタムを楽しみたいエアロパーツ初心者におすすめです。

• フロントバンパースポイラー
• サイドステップ
• リアバンパースポイラー

• フロントバンパースポイラー：79,000～95,000円
• サイドステップ ：68,000～78,000円
• リアバンパースポイラー ：77,000～89,000円
• エアロボンネット ：108,000～158,000円
• フロントカナード ：23,000～38,000円
• アンダーパネル ：57,000～65,000円

エアロパーツからフルバケットシートまで、スポーツカーのチューニングに関わるアフターパーツを多数取り扱っているCHARGE SPEED。同社が誇るブランドのひとつである「撃速」からRX-7 FD向けのエアロパーツが展開されています。

スタイリッシュさを強調した造形が、RX-7 FDにしっかりとマッチしていますね。フロントバンパーからリアバンパーまでの繋がり感やサイドステップの絞り込みは見事で、スポーツカー本来のカッコよさを追求していることがわかります。

• フロントバンパースポイラー
• サイドステップ
• リアバンパースポイラー
• D-1 スタイルベントフェンダー
• リアフェンダー

• フロントバンパースポイラー ：48,000円
• サイドステップ ：40,000円
• リアバンパースポイラー ：50,000円
• D-1 スタイルベントフェンダー ：40,000円
• リアフェンダー ：42,000円
• ボンネット ：50,000～98,000円
• リアゲート ：80,000円
• ヘッドランプカバー ：28,000円

R Magicはマツダ車のアフターパーツ開発を中心に手掛けています。その中でもRX-7 FD向け製品は売れ筋なので、特に注力しているようです。「RM FD Armor」はGTマシンと同等の空力性能を目指して開発されたスペシャルな製品になります。

跳ね上げ形状のカナードやエアロフェンダーが最大の特徴です。高速域でのダウンフォースをしっかりと確保するだけでなく、アグレッシブさにも大きく貢献しています。この製品ならドレスアップと走りを両立できること間違いなしです。

• フロントフェンダー
• サイドステップ
• サイドカナード
• リフェンダー

• Armor用マンタリップスポイラー ：100,000～170,000円
• ベンチュリーアンダーパネル ：36,000～42,000円
• アッパー&ロワアーム ：295,000円

幅広い車種に向けて、スタイリッシュなワイドボディキットを開発しているRocket Bunny。昨今のボディキットブームの先駆け的存在です。同ブランドは大半の車種のエアロパーツに共通の意匠を持たせていますが、RX-7 FDに関しては異なる意匠を採用しています。

ムダを削ぎ落として、RX-7 FD本来の曲線美を追求しました。ワイドボディはどうしても複雑な造形になってしまいがちですが、こちらの製品はとても洗練されていることがわかりますね。シンプルさとこだわりを両立したい人におすすめです。

• フロントバンパースポイラー
• フロントリップスポイラー
• サイドステップ
• リアディフューザー
• フロントフェンダー
• リアフェンダー
• リアウイング
• ターンシグナル

• フロントバンパースポイラー ：64,000円
• フロントリップスポイラー ：20,000円
• サイドステップ ：42,000円
• リアディフューザー ：38,000円
• フロントフェンダー ：42,000円
• リアフェンダー ：42,000円
• リアウイング ：42,000円
• ターンシグナル ：15,000円

ドリフト用アフターパーツを中心に開発しているORIGIN Labo.。ドリフト競技の最高峰であるD1グランプリに部品供給を行うなど、高い実績を誇るメーカーです。そんなORIGIN Labo.がRX-7 FD向けに販売している製品がこちら。

「Stylish Line」は大口径のロアグリルおよびサイドダクトをウリにした製品です。冷却性能を最大限高めるとともに、ドリフト走行中に存在感をアピールできる仕上がりとなっています。RX-7 FDでドリフトを楽しんでいる人におすすめです。

• フロントバンパースポイラー ：30,000円
• サイドステップ ：26,100円
• リアバンパースポイラー ：30,000円

最後にご紹介するのは、WEBER SPORTSがRX-7 FD向けに販売しているエアロパーツになります。幅広い車種のエアロパーツ開発で実績のあるWEBER SPORTSはRX-7 FDの魅力を存分に活かすために、同製品でスポーツ性とデザイン性を両立しました。

大口径のフロントバンパーデザインには整流効果と冷却効果が備わっています。サイドやリアにはダクトやフィンを採用してスポーティーさを演出。走りもドレスアップも妥協したくない人におすすめの製品に仕上がっています。

• フロントバンパースポイラー ：55,000円
• サイドステップ ：51,000円
• リアバンパースポイラー ：52,000円
• エアロボンネット ：88,000円

人気イベント"Stance Nation"で注目を集めたのが竹やんさんのFD3Sです。オリジナルのブラウン色は光の当たり具合で色が変わって見えるそうです。あえて選択したであろうウイングレスのスタイルがFDの曲線美を引き立てています。

エアロの主張は強くないものの注目度は抜群！竹やんさんのセンスの良さが光るカスタムですね。

サーキットを走るLmesさんのFD3Sを捉えたのがこの写真。疾走感にあふれていますね。LmesさんはFD3Sでドリフト走行会に参加しているそうです。大型ディフューザーや牽引フックが競技車感を漂わせています。

レッドブルのステッカーもレースシーンをイメージしたものでしょうか。ピュアスポーツであることを追求し続けたFD3S。サーキットで映えます！

続いてご紹介するのはしゅう@RX7SpiritRさんのFD3Sです。FD3Sはサーキットや峠だけでなく高速ステージも似合う車ですね。人気の漫画「湾岸ミッドナイト」でも、ロータリーエンジンと設計思想に魅せられた男たちがFD3Sを改造し首都高バトルに挑む様が描かれています。

こちらの写真はアンダーネオンの効果でRX-7がまるで映画や漫画の世界から飛び出してきたかのように見えます。

RE雨宮はロータリーエンジン"RE"を搭載するマツダ車のチューニングを得意とするメーカーです。

このエアロの最大の特徴は空気抵抗を減らし最高速を稼ぐためヘッドライトを固定式にしている点でしょう。RE雨宮のイメージカラーである鮮やかなブルーが独特の存在感を放っています。このエアロをまとったFD3SはスーパーGTのGT300クラスに出場しており、ルックスと性能を両立したエアロといえるでしょう。

大ヒット漫画「頭文字D」の劇中で高橋啓介が使用していたエアロとしても有名です。

官能的なサウンドと病みつきになる加速感を味わえるロータリーエンジン。いくつかの欠点を抱えながらもそれを補って有り余るエンジンは、RX-7 FDをはじめとする数少ない車種でしか味わうことができません。

その中でもRX-7 FDは比較的、ロータリーエンジンの魅力を堪能しやすいスポーツカーだといえるでしょう。今回はそんなRX-7 FDにおすすめのエアロパーツを8つご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

RX-7 FDのデザインはノーマルの時点で完成していますが、そこにエアロパーツを装着することで強烈な個性を放つことができるはず。自分が最もカッコいいと思うRX-7 FDを目指して、カスタムを楽しんでみることをおすすめします。