2019年01月10日 (更新:2024年04月22日)
スカイラインV36型のおすすめマフラー完全ガイド!ユーザーレビューとマフラーサウンドも紹介します!
スポーティーセダンのスカイライン。そのまま乗ってももちろん魅力的な車ですが、ノーマルマフラーでは音量や音質に物足りなさを感じるオーナーもいることでしょう。昔は、マフラー交換すると爆音で低速トルクが無くなり、街乗りがしにくくなるといったデメリットもありましたが、現代のマフラーは、消音してもスポーティーなサウンドと全回転域で乗りやすい仕様となっています。そこで、V36スカイラインにおススメの、心地よいサウンドと乗りやすさを両立したマフラーをご紹介して行きます。
スカイラインV36型のマフラーを選ぶうえでの注意点
マフラーを交換する理由と言えば、スタイリングや迫力のサウンド、そしてパワーアップなどがほとんどではないでしょうか。たしかに、それらの実現にはマフラー交換が有効ですが、注意しなければならない点もあります。マフラーの中には、アイドリングでも爆音となる製品もあり、近所迷惑となってしまうこともありますし、競技部品のマフラーを購入してしまうと、車検に通らなくなってしまうことも。
そういったことを防ぐためには、デザインや音量などだけで選ぶのではなく、車検対応の製品になっているか確認して選ぶことが重要です。最近では、音量を押さえて音質に拘ったマフラーで、パワーアップまで狙える車検対応のマフラーも多くあるので、十分カスタマイズが可能です。
そこで、マフラーに関してはいくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう!
■音量に関する規制
マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB(デシベル)以下、軽自動車の場合で97dB(デシベル)以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。
■最低地上高に関する規制
保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。
■装着位置に関する規制
マフラーのテールエンドが車両のバンパーから飛び出していたり、尖っていたりする場合、車検には通りません。
■排気ガスに関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
車検も安心の車検対応品は?
上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。
- JASMA認定品
- JQR認定品
- 保安基準適合品
- 車検対応品
ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。
スカイラインV36型のマフラーおススメ9選!
ZEES Gramble Ti-W
ZEESはマフラーを中心に製作販売するメーカーで、車種別専用設計のマフラーで定評のあるブランドです。
Gramble Tiシリーズは大口径115φのスラッシュカット、ブルーヒートグラデーションを採用した迫力のあるデザインが特徴でリアピースマフラーです。
ストレート構造の採用により、高排気効率を実現しながら音量は保安基準的適合で、安心してマフラーカスタムが楽しめます。
- 保安基準適合(車検対応品)
WALD DTMスポーツマフラー
WALD D,T,Mスポーツマフラーは、アイドリングから低速域では低音を奏でますが、4,000rpmを超えると「ファーン」といった高音を奏でながら加速していきます。吹け上がりは3,000rpmを超えたあたりから、ノーマルより力強く加速します。大きな特徴は、低音と高音の両方のエキゾーストノートを楽しめること。リアビューは4本出しとなり、音質に負けない迫力があります。
HKS LEGAMAX Premium
ストレートの時に比べたら音量は下がりましたが、上品で絡まった時の音が最高です🙆♂️ 中間はストレートですぅ^_^
音的には大人な感じの純正+αくらいのジェントルな音ですね♬ 街中じゃほぼ違い感じないくらい 笑 立駐とかや住宅地で違いがわかるくらい?
リーガマックスプレミアムは、加速騒音規制に対応しているので、車検も問題ないスポーツマフラーです。排気音量は純正と同等でありながら音質では低音を強調させており、新基準に対応しつつも、しっかりスポーツマフラーとしての存在感を誇ります。デザインもインパクトあるテールエンドでありながら純正バンパーとのバランスを考えたレイアウトと造りになっています。
柿本改 KRnoble Ellisse
柿本改 KRnoble Ellisseは、新基準である加速騒音規制対策モデルなので、排気音は純正と同レベルの音量となります。しかし音量は同じでも、音質はスポーティーな低音を強調したサウンドを奏でます。静かなマフラーは排圧がかかりすぎる問題がありますが、柿本改では全域でパワーとトルクアップを実現。見た目にもこだわり、伝統の2重ディフューザーテールに特殊チタンコーティングが施されています。
柿本改 HYPER FULLMEGA N1+ Rev.
V36スカイライン用、柿本改FULLMEGA N1+Rev かち上げ斜め出し😁 NISMOのスポーツマフラーのリアピースのみ取り替えできるよう、現車合わせで作って貰いました。
NISMO S-tuneマフラー
低回転時はややトルクが出た気がするのと、3000回転超えてからは明らかに加速が良くなりました、抜けが良くなったというか。見た目も純正より大きいですし、音も運転していると心地よいレベル(同乗者は確実に気づかないレベル)でさすが安定のニスモブランドです。ただ、お値段がやや高め。。。
純正OPのNISMO S-tuneマフラーです。 音は純正とそこまで変わらず低音が強調される感じですね。34は規制前柿本で乗ってるのでもう少しうるさくていいかも...。 燃費良く乗って行くつもりだったのに...気が向けばエアクリも変えようかな 見た目はかなり好みになってきました🐟 (何かコールドスタートからしばらくは良い音になりました)
ニスモスポーツマフラーは、迫力あるエンジン始動音と共に目覚めますが、アイドリングは極めて静かなのが特徴です。しかし、ひとたびアクセルを踏めば、心地よい高音のエキゾーストノートが響き渡ります。低中速域は、体感的にはノーマルマフラーとさほど変わりませんが、高回転まで回した時の吹け上がりは、ノーマルより良くなっています。マフラ―エンドが太くなったことで、リアビューをスポーティーに演出します。
FUJITSUBOオーソライズ A-R
オーソライズはフジツボを代表するマフラーシリーズ。フジツボだからこそできる、保安基準適合内で低~中回転域での実用的なパフォーマンスを重視し、独特の管楽器のような音色で、スポーティさを演出してくれます。
オーソライズA-Rは全回転域でのパワー&トルク向上と車種に合わせたサウンドのバランスを実現させたモデルで、運転がより楽しくなるマフラーです。
- 保安基準適合(車検対応品)
MEGAN RACING
MEGAN RACINGはドリフト用パーツの「開発」「製造」「販売」を目的として2001年アメリカ・カリフォルニア州に設立されました。競技に使用されるだけに妥協をしない開発を行った高品質のパーツを数々リリースしています。
IMPUL BLAST MUFFLER
IMPULの『ブラストⅡ』は、全回転域で追求された排気効率と、エレガントなサウンドを響かせるマフラーです。耐久性にも優れており、ハイクオリティな作りこみでコモリ音も抑えクリアでスポーティーなサウンドを実現しています。
- JASMA基準(車検対応品)
まとめ
V36スカイライン用のおすすめマフラーをご紹介してきましたが、車検対応でありながらスポーティーなサウンドとパワーアップを狙えるマフラーが、多くのメーカーから販売されています。ここで紹介したマフラーは、いずれもデザイン、排気音、そして排気効率が非常に良い製品ばかりです。
人は他人と違った車に乗りたいと思うもので、印象ががらりと変わるマフラー交換は、そういった点でも魅力的なカスタムです。音質やエンジンの吹け上がりの特徴の中から、自分の好みに合わせて選ぶのも良いですし、魅力的なテールパイプデザインから選んでも良いでしょう。