2019年06月21日 (更新:2024年08月21日)
爆発的な人気を誇ったホンダ・フィットGD1ってどんな車?
初代フィットとして販売されたGD1ですが、爆発的な人気と販売数を誇っていました。受注台数は販売後1ヶ月で歴代の月販売台数の記録を塗り替えるほどの人気を誇っていたのです。この人気は一体どこにあったのでしょうか?その魅力をご紹介します。
ホンダの大人気コンパクトカー フィット(GD1)
「今だ!思い立ったが吉日生活」というキャッチコピーのもと販売が開始されたGD1ですが、グッドデザイン賞、日本カーオブザイヤー、RJCカーオブザイヤーを受賞するなどの功績を残すほど人気の高い車だったのです。
何と言っても、2002年には33年間販売台数トップだったトヨタカローラを抜いて年間販売台数1位になるほどだったのです。低燃費であることと居住空間の広さから、日本のコンパクトカーブームに火をつけた車でもありますね。
マイナーチェンジを繰り返し、GD4まで基本的な形を維持してきました。2001年に販売された時からすでに人気に火がつき、2代目が販売される2007年まで、高い人気を保ち続けてきた車でもあるのです。
初代フィット(GD1)ってどんな車?
では、一体GD1のスペックや特徴はどのようなものだったのでしょうか?まずは、コンパクトカーにも関わらず、居住空間の広さに注目が集まりました。ガソリンタンクを運転席の下に移動させることにより、後部座席の足元を広くしたのです。
そのことから、2列目シートを畳んだ際には足元に収納することが可能となり、小さいボディにも関わらず積載量が多い車としても人気を誇っていたのです。
さらに低燃費であることも魅力的でした。カタログ燃費23lm/Lは、ハイブリッド車のない当時はものすごい低燃費だったのです。小回りもきくことから、人気が集中したのですね。グレードは標準装備の異なるY、A、Wの3つのモデルに分けられました。それでは、気になるスペックを見ていきましょう。
型式 | GD1 |
---|---|
排気量 | 1,339cc |
外寸(全長×全幅×全高) | 3,830×1,675×1,525(mm) |
車両重量 | 980kg |
最高出力 | 86ps |
最大トルク | 119N・m |
カタログ燃費 | 23.0km/L |
実燃費 | 15.03km/L |
初代フィット(GD1)の中古車相場
それでは、初代フィットであるGD1の価格を見ていきましょう。2001年に販売された車ということもあり、どれだけ高くても現在のところ車両価格は50万円未満です。安いものであれば10万円を切る車両も見られます。
総額 | 走行距離 | ミッション | |
---|---|---|---|
事例① | 46.8万円 | 4.9万km | MT |
事例② | 18万円 | 3.0万km | CVT |
走行距離もバラバラですが、50万円近いものであれば1万キロから3万キロ近辺で購入することは可能です。また、走行距離が少なくても古い車という理由で安く販売されている車両もあるため、探してみると掘り出し物がある可能性が高いですね!
フィット(GD1)はカスタムベースとしても人気
GD1はカスタムベースとしても非常に人気の高かった車両です。そこで、どんなカスタムがあるのかをご紹介していきましょう。
赤のフィットは販売されていましたが、なんとこのフィットはフィアットの赤にオールペイントしてあります。バンパーも加工してつけており、エンブレムはホンダではなく海外仕様のJAZZになっています。ここまでカスタムすると、雰囲気もガラリと変わりますね。
グリルやバンパーをメッシュにし、その後ろを赤にすることで良い差し色になっていますね。また、コンパクトカーに似合う牽引フックも社外のものを取り付けてありますので、統一感が生まれて良いですね!
カーボンボンネットやエアロチューンも素晴らしいですが、なんといっても注目すべきはガルウイングですね。このように、フィットでもガルウイングにすることは可能です。注目度があっぷすることには間違いありません。
フィット(GD1)におススメカスタムパーツ
では、カスタムしていく上でどんなパーツがあるのかをご紹介していきます。好みの車に仕上げることがカスタムの醍醐味ですので、気に入ったパーツがあれば是非ともつけたいところですね!
柿本改 GTボックス06&S
マフラーに定評のある柿本改です。テール部分のチタンが現代風のマフラーですね。驚くのが価格です。なんと4万円以下で購入することが可能なのです。現在の車は電子制御打等がありますので、それと比較すると価格も安く抑えられることが嬉しいですね。
BLITZ車高調 ダンパーZZ-R
タイヤとフェンダーの間を狭めたい場合は車高調が欠かせませんね。もちろん減衰力調整も32段階ついていますので、サーキットなどで攻めた走りをする方にもぴったりのセッティングが出せることは間違いありません!
カーボンボンネット
フロント部分の印象を変えたいのであれば、カーボンボンネットがオススメです。ドライカーボンとFRPで作られたボンネットは、走りの性能にも違いが出ること間違いなしですね!
フィット(GD1)まとめ
大ヒットを記録したGD1ですが、カスタムにも適した車だったのですね!まだまだ街でも見かける理由は、大人気の車種だったからと言えます。現在は安く購入することが可能なため、気になる方は是非とも購入を考えてみても良いかもしれませんね。