イニシャルDファン必見!登場車種の現在の価格をご紹介! | CARTUNEマガジン
イニシャルDファン必見!登場車種の現在の価格をご紹介!

2019年06月21日 (更新:2022年08月04日)

イニシャルDファン必見!登場車種の現在の価格をご紹介!

車がテーマの漫画の中で圧倒的な知名度を誇るのがイニシャルD(頭文字D)。そのイニシャルDに登場するキャラクター達が駆る車の紹介と、現在の車の中古相場価格について紹介していきます。

イニシャルDとは?

がっちん ~群馬の妖精~さんのRX-7FC3Sの画像
がっちん ~群馬の妖精~さんのRX-7FC3Sの画像
引用元:がっちん ~群馬の妖精~さんの投稿

イニシャルDは、しげの秀一氏により1995年から2013年まで週刊ヤングマガジンにて掲載されていた漫画作品です。内容は群馬県を舞台に主人公である藤原拓海が数々のライバルと峠レースを繰り広げ、公道最速を目指していくストーリーとなっており、「イ二D」の愛称で広く知られています。

今までに幾度となくアニメ化、ゲーム化、そして2005年には香港制作で実写映画化もされており、世界規模でその知名度と人気を誇っています。また、土屋圭一や織戸学といった著名なレーシングドライバーが愛読者として知られており、土屋圭一はアニメ版の監修を務めました。

イニシャルDの主要登場人物と愛車の紹介!

【イニシャルD】藤原拓海 - AE86 スプリンタートレノ GT-APEX

keroyosoさんのスプリンタートレノAE86の画像
keroyosoさんのスプリンタートレノAE86の画像
引用元:keroyosoさんの投稿

主人公の藤原拓海が駆るのが通称「ハチロク」と呼ばれるAE86前期型のスプリンタートレノで、GT-APEXは最上級グレードにあたります。発売当時から軽量かつFRという駆動方式は貴重だったということもあり、古くからドリフトに適した車種として走り屋やレーサー達から大きな人気がありました。それによってここ数年は程度の良い車両が稀少になり、中古市場では100万円~250万円で売られていることが多いのが特徴です。

【イニシャルD】藤原文太 - GC8 インプレッサ WRX STIバージョン5

てっちゃん@いのさんのインプレッサ WRX STIGC8の画像
てっちゃん@いのさんのインプレッサ WRX STIGC8の画像
引用元:てっちゃん@いのさんの投稿

主人公拓海の父である文太が所有するのがインプレッサのSTI社製によるコンプリートカーのWRX STIバージョン5です。チューンが突き詰められたEJ20型エンジンに、大型リアスポイラー、倒立式ストラット等を採用することで動力性能が大幅にアップしたのがバージョン5の特徴ともいえます。中古相場は45万円~160万円と、比較的安めの傾向にあります。

【イニシャルD】池谷浩一郎 - S13 シルビア K’s

Lucifer さんのシルビアS13マフラーの画像
Lucifer さんのシルビアS13マフラーの画像
引用元:Lucifer さんの投稿

拓海のアルバイト先の先輩であり、秋名スピードスターズのリーダーでもある池谷が駆るのはS13のシルビア。5代目にあたるS13型は歴代シルビアの中で最も販売台数が多いことで知られるモデルでもあり、AE86同様当時既に稀少だったFRを駆動方式として採用していたこともあり、チューニングベースとしての需要が高いです。中古相場は40万円~160万円と、安めの車両もあるものの、程度の良い車両は少々高めの値段が掲げられている傾向にあります。

【イニシャルD】武内樹 - AE85 カローラレビン

K'sさんのカローラレビンAE85の画像
K'sさんのカローラレビンAE85の画像
引用元:K'sさんの投稿

拓海の親友である「イツキ」が所有するのがAE86型の廉価版モデルのAE85型のカローラレビン。DOHCエンジンを搭載するAE86とは違い、SOHC型エンジンを搭載するAE85は、作中でもその非力さを指摘されていますが、ドリフト用車両として酷使されがちAE86とは違い、比較的程度の良い車両が多く、チューニングベースとして使用されることも多いです。相場は60万円~200万円と、AE86より少々安めの傾向にあります。

【イニシャルD】高橋涼介 - FC3S サバンナRX-7

がっちん ~群馬の妖精~さんのRX-7FC3Sの画像
がっちん ~群馬の妖精~さんのRX-7FC3Sの画像
引用元:がっちん ~群馬の妖精~さんの投稿

高橋兄弟の兄・涼介が駆るのが、ロータリーエンジン搭載で知られるサバンナRX-7。RX-7としては2代目にあたり、ポルシェ944に影響を受けたモデルともいわれています。オーバーステア気味な足回りのセッティングが特徴で、リヤサスペンションにはトーコントロールハブ付きのセミトレサスを採用することで直進安定性も得ました。中古相場は45万円~300万円の車両まで揃い、要応談の車両も見受けられます。

【イニシャルD】高橋啓介 - FD3S アンフィニRX-7

RE雨宮さんのRX-7FD3S 前期の画像
RE雨宮さんのRX-7FD3S 前期の画像
引用元:RE雨宮さんの投稿

涼介の弟・啓介が駆るのは涼介のFC3Sの次世代モデルにあたる3代目のRX-7です。シーケンシャルツインターボが搭載され、新開発の4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションが採用されたことで更にパフォーマンスに磨きがかかり、エンジンの出力が1999年のマイナーチェンジにて国内規制上限である280psに達しました。中古相場は90万円~650万円と、生産期間が長かったことも有り台数も多く、ノーマルからフルチューンの車両まで揃っています。

【イニシャルD】中村賢太 - S14 シルビア Q’s

stance女子さんのシルビアS14 前期の画像
stance女子さんのシルビアS14 前期の画像
引用元:stance女子さんの投稿

赤城レッドサンズのメンバーの中村が乗るのは池谷のS13の次世代モデルにあたる前期型のS14型シルビア。S13よりもボディは肥大化し人気は落ちたものの、ターボ搭載エンジンのSR20DET型は220psにまでパワーアップし、チューニングベースとしても確かな需要があります。中古車相場は30万円~300万円と安値・高値の車両が揃い、比較的新しい後期モデルが高めの傾向です。

【イニシャルD】中里毅 - BNR32 スカイラインGT-R V-spec2

もっつさんのスカイラインGT-RBNR32の画像
もっつさんのスカイラインGT-RBNR32の画像
引用元:もっつさんの投稿

妙義ナイトキッズのリーダー、中里が駆るのが通称R32と呼ばれるスカイラインGT-R。伝説であるGT-Rのグレードを16年ぶりに復活させたこのモデルは、当時全日本ツーリングカー選手権で猛威を振るっていたフォード・シエラ RS500を倒す為に開発されたもので、販売するやいなや日本国内だけでなく海外の自動車レースでも大活躍しました。中古相場は230万円~驚きの1060万円となっており、海外からの需要も急激に高まっていることを考慮すれば、今後は更に値上がりする可能性が高いです。

【イニシャルD】庄司慎吾 - EG6 シビック SIR2

しょしょ丸さんのシビックEG6の画像
しょしょ丸さんのシビックEG6の画像
引用元:しょしょ丸さんの投稿

ナイトキッズのメンバーで、「ガムテープデスマッチ」のエピソードも印象深い慎吾が駆るのは通称「スポーツシビック」とも呼ばれる5代目EG型シビック。スポーツモデルであるSIR2には新開発であるVTEC-Eエンジンを搭載、そして先代にも採用されていたものの、大幅に改良された4輪ダブルウィッシュボーンサスペンションにより操作性は以前より向上、優れたハンドリングを実現させました。中古相場は25万円~160万円と比較的安く、既にある程度チューンが施された車両が多く見受けられます。

【イニシャルD】須藤京一 - CE9A ランサーエボリューションⅢ GSR

ドルテスク・バルクさんのランサーエボリューションⅢの画像
ドルテスク・バルクさんのランサーエボリューションⅢの画像
引用元:ドルテスク・バルクさんの投稿

エンペラーのリーダー、京一が駆るのは通称エボⅢと呼ばれるランサーエボリューションⅢ。エボⅡの発展型であり、出力は270psまで向上、そして大型のリアウイング、開口部の大きいフロントバンパーが目を引きます。また、WRCでチャンピオンを取ったこともあり、Ⅲまでの第1世代のランエボの完成形と呼ばれています。中古車相場は100万円~250万円で、限定生産ということもあり他の車種と比べると極端に在庫が少ないのが特徴です。海外でも人気が高いため、購入を検討している方は早めの決断が必要かもしれません。

【イニシャルD】岩城清次 - CN9A ランサーエボリューションⅣ RS

ぽーるうぉーかーさんのランサーエボリューションⅣの画像
ぽーるうぉーかーさんのランサーエボリューションⅣの画像
引用元:ぽーるうぉーかーさんの投稿

エンペラーのナンバー2、清次が駆るのは京一のエボⅢの次世代モデル・通称エボⅣと呼ばれる、生産台数が多いランサーエボリューションⅣ。ベースモデルのランサーがフルモデルチェンジしたのに合わせてボディも変わり、アクティブ・ヨー・コントロール(AYC)の採用で迂回性が大幅に向上。また、鍛造ピストンやツインスクロールターボ等の採用で規制上限の280psまで出力は達しました。中古車相場は40万円~210万円と、決して数は多いというわけではないものの、値段の割に程度が良い車両が目立ちます。

【イニシャルD】秋山渉 - AE86 カローラレビン GT-APEX

ぐっさんのハチロクさんのカローラレビンAE86の画像
ぐっさんのハチロクさんのカローラレビンAE86の画像
引用元:ぐっさんのハチロクさんの投稿

秋山兄妹の兄、渉が乗るのは同じAE86型でも拓海がトレノであるのに対しカローラレビンのGT-APEX。漫画では後付けでターボが搭載されています。スペックはトレノとほぼ同じで、トレノとの違いはフロント周りのデザイン。トレノがリトラクタブルヘッドライトであるのに対し、レビンは固定型ライトが採用されています。中古車相場は100万円~350万円と、トレノより少々高め。ノーマルに近く程度が良い車両程高い傾向があります。

【イニシャルD】小柏カイ - SW20 MR-2 G-Limited

しばおさんのMR2SW20の画像
しばおさんのMR2SW20の画像
引用元:しばおさんの投稿

いろは坂を本拠地とする、小柏カイが操るのはトヨタを代表するミッドシップモデルのMR2の2代目にあたるSW20型です。セリカ・カリーナ・コロナベースとなったW20型は、ターボモデルはセリカと同じ直列4気筒の2000ccにターボチャージャーを追加した3S-GTE型で、1993年の2度目のマイナーチェンジでは245psに達し、それと同時にスポーツABSの採用され、ボディ剛性はより向上しました。中古車市場は30万円~290万円と、生産期間が長いため在庫が多く、安値・高値の車両どちらも多く見受けられます。

【イニシャルD】末次トオル - NA6CE ロードスター

イノンドさんのロードスターNA6CEの画像
イノンドさんのロードスターNA6CEの画像
引用元:イノンドさんの投稿

「セブンスターリーフ」の末次が駆る車は、マツダを代表するライトウェイトスポーツカーである初代NA系のユーノス・ロードスター。マツダ・ファミリアのB6型エンジンを改良したものを搭載し、マツダ初となるダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用、徹底された軽量化で車重は僅か950kg前後に抑えられているのが特徴です。中古車相場は20万円~270万円と、かなり安値で購入出来る車両が目立ちます。ノーマルはもちろん、チューンされた車両に関しても台数が多く、様々なチョイスが可能です。

【イニシャルD】二宮大輝 - EK9 シビックタイプR

シビクマさんのシビックの画像
シビクマさんのシビックの画像
引用元:シビクマさんの投稿

「東堂塾」現役生徒として登場する二宮の愛車は庄司慎吾のEG型の次世代モデルにあたるEK型のシビックで、通称「ミラクルシビック」と呼ばれています。スポーツモデルであるタイプRは1997年に追加されたもので、搭載されたB16B型エンジンは185psを発揮し、エアロパーツ、バケットシート等充実の装備が特徴といえます。中古車相場は90万円~270万円と、EG型よりも高めで、改造車も多かったEG型と比べるとフルノーマルの車両も目立ちます。

【イニシャルD】酒井 - DC2 インテグラタイプR

すけさんのインテグラタイプRの画像
すけさんのインテグラタイプRの画像
引用元:すけさんの投稿

二宮と同じく「東堂塾」塾生の酒井が駆るのは3代目インテグラのDC2型のスポーツモデルであるタイプRです。搭載されたB18C Spec-R 直4 1.8L DOHC VTECエンジンには徹底的なチューンが施され200psを発揮し、軽量化の為に標準ではエアコン、オーディオ類、リアワイパー、遮音材等が省かれているなど、かなりスパルタンで硬派な作りなのが特徴といえます。中古車相場は70万円~280万円と、シビックタイプRとほぼ同じ位の相場で、こちらもノーマルに近い車両が未だに多く存在することが伺えます。

まとめ

澪さんの86の画像
澪さんの86の画像
引用元:澪さんの投稿

イニシャルDに登場する一部の車種を紹介してみました。主に80年代から90年代の車ブームが熱かった時代の車種が多く、現在高値で取引されているものもあれば、比較的安値のものもあったので、いろいろと選択肢がありそうですね。しかし、海外からの人気が高まっている高値の車両はもちろん、今現在安値の車両もあと数年経てば値段が高騰する可能性は高いです。購入を検討する場合は今のうち、ということも頭に入れておきましょう。

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