まるでスポーツカー!?オデッセイ RB1の魅力!!

2019年06月13日

まるでスポーツカー!?オデッセイ RB1の魅力!!

labelオデッセイ label中古車

それまでのミニバンには無かった低いルーフで誕生したホンダ オデッセイ。歴代オデッセイのなかでもひときわその低さが目立つのが3代目オデッセイです。ホンダの底床フロアによりミニバンの利便性をもたせながら、スポーティな走行性能を発揮する3代目オデッセイの魅力をお伝えします。

RB1オデッセイとは

ホンダ オデッセイは、1990年代から始まったミニバンブームの火付け役。そして、歴代オデッセイのなかでもひときわ異彩を放つ存在が、2003年に登場したRB1型オデッセイです。基本的なコンセプトはそれまでのオデッセイと同じながらも、注目点は低く構えたスタイリング。遠くから見るとステーションワゴンと見間違えそうなほど低いルーフは、立体駐車場に収まる1550mm。それにもかかわらず、ホンダの底床技術の向上により、2代目オデッセイよりも高い室内高を確保しているのが最大のポイント。また、低いスタイリングを強調するかのような、挑発的なフロントフェイスもRB1の魅力をさらに引き立てています。

RB1オデッセイの居住性

3代目オデッセイの室内寸法は、室内長2.790mm、室内高1.535mm、室内幅1.220mmです。先代オデッセイよりも80mm低い全高にもかかわらず、わずか室内高を5mmとはいえ拡大しているのが大きな特徴。3人掛けの2列目シートは大人がくつろぐのに十分な頭上空間を備えながら、ステーションワゴンよりも広い全幅であるため、外観からは想像できないほど、ゆとりある室内空間を備えます。

ベンチシートはクッションのきいた高めの座面に設定されているため、無理に窮屈な姿勢を強いて開放感を演出しているわけではありません。2人掛けの3列目は、リアサスペンションによってフロア高が高くなっているため2列目ほどの開放感は望めませんが、しっかりと座れるシートを備えます。よほど背の高い人でなければ十分な広さといえるでしょう。

RB1オデッセイの積載性

オデッセイのラゲッジスペース床面長は、フル乗車時で505mm。3列目シートを倒した状態で1,265mmで、シートは床下格納が可能なため、フラットな荷室ができあがるように配慮されています。シート2列目も倒すと、大人が足を伸ばして横になれる2,035mmラゲッジスペースが現れますが、フロアはフルフラットにはならないため、車中泊などに用いる場合はスペースマットなどを用意するのがよいでしょう。

RB1オデッセイのパフォーマンス

オデッセイのエンジンは2.4L直列4気筒DOHC i−VTECエンジンのK24A。ミニバンには十分な排気量を備え、2次振動を打ち消すバランサーシャフトが組み込まれた滑らかに回るエンジンです。アブソルートに搭載されるエンジンは、同じK24Aながら、エンジンの圧縮比を高め、200PSを発生するハイオク仕様。トランスミッションは任意の変速を可能とする5ATが組み合わせられます。レギュラー仕様でもホンダエンジンらしく回転フィールは滑らか。ハイオク仕様は、やや硬質なエンジン音をともないながら回る、高回転域の伸びが特徴です

また、3代目オデッセイの低いルーフと低いフロアがもたらす低重心は、高い速度域でもフラフラしないしっかりとした走行を実現。アブソルートではさらに専用サスペンションを装備しています。締め上げられたサスペンションにより、乗り心地はやや硬く感じるものの、ミニバンらしからぬ高い運動性能を発揮します。

エンジン 2.4L直列4気筒DOHC
最高出力 118kW[160PS]/5,500rpm 140kW[190PS]/6,800rpm
最大トルク 218N・m[22.2kgf・m]/4,500rpm 228N・m[23.2PSkgf・m]/4,500rpm

RB1オデッセイのグレードの紹介

RB1 オデッセイのグレード構成は、B(前期型はS)、M、L、アブソルートの4種類。エントリグレードのS、装備を充実させたM、最上級グレードのLには、本革シートや木目調のインストルメントパネル、電動格納式3列目シートなどを搭載。アブソルートは、ブラックでまとめられたスポーティなインテリアにレカロ製バケットシートをオプションで選択可能です。実燃費性能は全グレードが9km/L前後。ただし、B、M、Lに搭載されるエンジンはレギュラー仕様なのに対して、アブソルートはハイオク指定であることには注意が必要です。

グレード B/M/L アブソルート
燃料 レギュラー ハイオク
JC08モード燃費 11.2〜12.2km/L 10.6〜11.0km/L
実燃費 8.5〜9.5km/L 8.5〜9km/L

RB1オデッセイの現在の中古相場

RB1の中古車価格は、最低価格が前期型の走行距離10万kmの個体が20万円。最高価格が後期型アブソルートの走行距離約4万kmの150万円です。物件数が豊富であるぶん、価格やコンディションに大きなばらつきがあります。発売から年月が経過しているため、程度のよい個体は少なく、便利なミニバンだけに走行距離が伸び気味の車両が多い傾向です。購入を考えるなら走行距離5万km前後の60〜70万円前後の個体を中心に探すとよいでしょう。

また、オデッセイを購入する際は、エンジン音をしっかりと確認しましょう。大きなチェーンの音が混じっていたり、アイドリングがばらつくものはエンジンのタイミングチェーンが伸びている場合があります。

RB1オデッセイのカスタム例

RB1 オデッセイのボンネット形状とグリルの一体感は、色分けするとより一層デザインの秀逸さが強調されます。フロントリップとオーバーフェンダーも同色にすることで、車全体のまとまりが生まれています。

スポーティとラグジュアリーがほどよくバランスされたオデッセイです。細部の色づかいと、キャラクターデカールがアクセントになっています。

フルエアロとヘッドライトチューンが施されたオデッセイ。ボンネットルーバーがつくと、まるでサーキットマシンのように見えます。

まとめ

RB1の特徴は、低いボディながら十分にミニバンとして機能する点。しかし、RB1の真の魅力は独特なフロントフェイスのデザインです。一般的にミニバンは、多くの需要があるため万人受けする保守的なデザインにせざるをえません。歴代オデッセイと、実質的にオデッセイの後継モデルとなるホンダ ジェイドは、その時代のホンダの顔と呼べる優れたデザインではありますが、RB1オデッセイに比べるとどれも没個性的に見えてしまいます。

優れたデザインの車は、いくら時が経とうとも古臭くは感じないもの。登場から15年経っても、いまだ斬新さを覚えるRB1 オデッセイは、これからどんどん新型車が登場しようとも、過去もっとも優れたオデッセイとして残り続けるでしょう。