2019年06月05日 (更新:2020年08月21日)
車のメーターに付けられている各種マークの紹介
車のメーターに付いている各種マークの意味をそれぞれちゃんと説明することは出来ますか?この記事では意外と知らない方も多いかもしれないマークの意味や役割を説明していきます。
マークの役割
車の状態を示すため
車のメーターには、車の状態を示す非常に多くの情報が表示されており、スピードメーターやエンジンの回転計だけでなく、重要な警告も含まれています。普段は意識をしなくても、車の状態に変化が起こった場合はドライバーにそれを伝える為に点灯・点滅するようになっています。
異常事態を伝えるため
車に異常事態が起こった場合、ドライバーに車を停車してもらったり、修理や点検をしてもらう等、速やかに何らかの行動や対処をしてらう為にもマークは重要な役割を果たします。
運転席周りに関するマーク
ドア警告灯
ドアが開いている、もしくは半ドアの状態なので、閉めなおす必要が有ります。
シートベルト警告灯
運転席のシートベルトを締めていない状態なので、締める必要が有ります。
ウォッシャー液警告灯
ウォッシャー液が不足している為、補充が必要です。
SRSエアバッグ
エアバッグシステムの作動に何らかの異常が発生しており、販売店に相談する必要が有ります。
車の走行に関係するマーク
ABS警告灯
ABSが作動状態にある、もしくは何らかの異常が発生しており、販売店に相談する必要が有ります。(一番左オレンジのマーク)
サイドブレーキブレーキ警告灯
パーキングブレーキが作動状態。サイドブレーキを解除する必要があります。(一番左のマーク)
充電警告灯
オルタネータ、ベルトといった充電系統の状態に何らかの異常が発生しており、販売店に相談する必要が有ります。
油圧警告灯
エンジンオイルの量が不足している為、車を停車させ量をチェックし、規定の量より減っていた場合補充しましょう。またオイルが異常燃焼している可能性があるので、販売店での点検をおすすめします。
エンジン警告灯
エンジンの制御系に異常が発生しており、走行をなるべく控え販売店に相談する必要が有ります。
燃料警告灯
燃料の残りが規定値以下、通常10~5リットル以下の残量になった場合表示され、速やかに燃料を補給する必要が有ります。
排気温度警告灯
触媒装置がオーバーヒート状態になっている為、即座に車を停車させ、可燃性のものが車体の下にないか確認し、なるべく走行を控え販売店に相談する必要が有ります。(画像真ん中)
空気圧警告灯
タイヤの空気圧が低下している状態。空気を入れる必要があります。(上段から3番目)
パワーステアリング警告灯
パワーステアリングに何らかのトラブルが発生している状態。早急に販売店に相談する必要が有ります。(ハンドルマークの警告灯)
チェックランプが点灯した際の対処方法
シートベルトや半ドアなどは安全な場所で装着し直す
ドアやシートベルト警告灯が点滅している場合、周りに車が少ない比較的広い、もしくは安全な場所で装着し直すのが安全と言えます。
ディーラーに持っていく
その場での対処や応急処置が困難な場合、販売店(ディーラー)まで車を持っていく必要が有ります。直に車を運転して販売店まで持っていくのが難しい場合、JAFのようなロードサービスに頼むのも対処方法の一つと言えるでしょう。
まとめ
車のメーターに付いている各種マークの役割について説明しました。なかなか表示されることの無いマークも有れば頻繁に表示されるマークも多く存在します。いざという時の為にこれらのマーク一つ一つがどういった意味なのかしっかり頭に入れておくのが重要です。