セダンの定番カスタム!VIP系ってどんなカスタム? | CARTUNEマガジン
セダンの定番カスタム!VIP系ってどんなカスタム?

2019年05月10日 (更新:2024年08月06日)

セダンの定番カスタム!VIP系ってどんなカスタム?

今も昔もセダンの定番カスタムといえば、VIP系カスタム。徹底したシャコタン・ツライチに迫力のあるエアロパーツ、ホイールを装着したセダンは本当にカッコいいですよね。セダンを所有している若者でVIP系カスタムに憧れているという人は少なくありません。今回はカスタム初心者のために、VIP系カスタムがどのようなカスタムなのか紹介しちゃいます!

VIP系カスタムって?

ひめのさんのクラウンマジェスタUZS186洗車の画像
ひめのさんのクラウンマジェスタUZS186洗車の画像
引用元:ひめのさんの投稿

セダンの定番カスタムである「VIP系カスタム」。カスタムカー界隈でよく耳にする用語ですが、VIP系カスタムとは具体的にどのようなカスタムのことを指しているのでしょうか。VIP型カスタムは、主に国産プレミアムセダンを用いた迫力と存在感、ラグジュアリー感を強調するカスタムのことです。

具体的には、実用性を一切考慮しないローダウン(シャコタン・ツライチ)や大音量のサウンドを奏でるマフラード、派手なエアロパーツなどを纏ったカスタムのことを指します。比較的シンプルなカスタムであっても、国産プレミアムセダンをローダウンしていればVIP系カスタムと呼ぶこともあるようです。

なにをもってVIP系カスタムとするかは人それぞれですが、最低限のカスタムとして足回りにこだわる必要があります。徹底したシャコタン・ツライチやキャンバー角を極端にマイナスにした鬼キャンなどは、VIP系カスタムを名乗る上で絶対必要なカスタムといえるでしょう。

ラグジュアリー系カスタムとの違い

VIP系カスタムと類似しているカスタムカーの方向性といえば、「ラグジュアリー系カスタム」です。確かにどちらも高級車を用いてラグジュアリー感を強調するカスタムなので明確な違いはないのかもしれません。

ただし、VIP系カスタムは日本の若者の文化の中で誕生したのに対し、ラグジュアリー系カスタムは、北米にて誕生したローライダーをベースにしたカスタムスタイル。発祥した地域が大きく異なっています。

また、ラグジュアリー系カスタムは車のボディタイプを問いません。高級車をカスタムしてラグジュアリー感を高めれば、それはラグジュアリー系カスタムと呼ばれます。一方、VIP系カスタムは上記でもお伝えしたように、「国産プレミアムセダンを用いたカスタム」が中心です。

中にはミニバンや軽自動車にVIP系カスタムを施している人もいますが、VIP系カスタムの中心は国産プレミアムセダンであることに間違いはありません。VIP系カスタムとラグジュアリー系カスタムは、方向性が類似しているようにも感じますが、実際は根本的なものから大きく異なっているカスタムなのです。

CARTUNEユーザーのセダンVIP系カスタム事例

VIP系カスタムをもっと分かりやすくお伝えするために、CARTUNEユーザーのセダンVIP系カスタム事例を3つピックアップしました。これを見ればVIP系カスタムがどのようなものなのかわかるはずです。

どれもVIP系カスタムの中では超王道でとってもカッコいいカスタムに仕上がっています。これから愛車をVIP系に仕上げていきたいという人はぜひ参考にしてください。

いんぱくとRさんのカスタム事例

いんぱくとRさんのセルシオUCF31の画像
いんぱくとRさんのセルシオUCF31の画像
引用元:いんぱくとRさんの投稿

まず最初に紹介するのは、いんぱくとRさんのVIP系カスタム事例です。いんぱくとRさんがカスタムベースとして用いているのは、かつてトヨタのフラッグシップセダンを担っていたセルシオ最終モデルUCF31型です。VIP系カスタムの中では比較的シンプルにまとめられています。

フルエアロを装着していますが後付感を覚えるようなものではなく、セルシオのエクステリアにしっかりと調和しています。国産最高峰のプレミアムセダンでもヨーロピアンテイストを感じることができて上質かつおしゃれな雰囲気です。

もちろん足回りもこだわりのあるカスタムが施されています。地面すれすれの車高はまさに VIP系カスタムらしいスタイル。存在感のあるゴールドの5スポークホイールは、セルシオの足元にスポーティー感をプラスしています。ホイールの奥にチラリと見えるレッドキャリパーがアクセントになっていてカッコいいですよね。

®さんのカスタム事例

®️さんのクラウンマジェスタUZS186の画像
®️さんのクラウンマジェスタUZS186の画像
引用元:®️さんの投稿

続いて紹介するのは、®さんのVIP系カスタム事例です。®さんがカスタムベースとして用いている車種は、こちらもトヨタの最高級セダンであるクラウンマジェスタのUZS186型、いわゆる18マジェスタです。

まず目に入るのは迫力のあるブリスターフェンダー。その内側には、とてつもなくワイドなタイヤホイールがツライチで収まっています。キャンバー角にも一切の妥協は感じられない鬼キャンに仕上がっていますね。

車高も地面にベタベタで地を這うようなスタイリングはお見事です。足回りの完成度を突き詰めている®さんですが、®さんの18マジェスタはフロントマスクもカッコよく仕上がっています。スポーティー感を強調したフロントバンパーの形状はまるでハイパフォーマンスセダンのようです。

タグローノ・サクリファイスさんのカスタム事例

タグローノ・サクリファイスさんのIS-FUSE20の画像
タグローノ・サクリファイスさんのIS-FUSE20の画像
引用元:タグローノ・サクリファイスさんの投稿

最後に紹介するのは、タグローノ・サクリファイスさんのVIP系カスタム事例です。カスタムベースとして用いている車種は、国産高級車ブランドのレクサスがかつて販売していたIS-F。国産セダンの中でもトップクラスの動力性能を誇るハイパフォーマンスセダンです。

タグローノ・サクリファイスさんのIS-Fは非常にシンプルなカスタムを施していることがわかります。足元は見事なシャコタン・ツライチがキマっていて、コンケーブした2×7のクロススポークホイールは存在感がありますよね。

それ以外はVIP系カスタムらしいカスタムが施されていないのですが、ベースのISと比べて拡大されたIS-Fのワイドフェンダーやスポーティーなフロントバンパーなど、ノーマルの時点で強い迫力があります。素性の良さを存分に活かしたうえで、足回りで魅せるカスタムに仕上がっています。

セダンのVIP系カスタムパーツを紹介!

KAZUプレさんのプレジデントの画像
KAZUプレさんのプレジデントの画像
引用元:KAZUプレさんの投稿

CARTUNEユーザーのVIP系カスタム事例を3つ紹介しました。どれもVIP系らしい迫力のあるカスタムに仕上がっていましたね。

今回紹介したVIP系カスタム事例のように、愛車をカッコよくカスタムしたいと感じた人は多いのではないでしょうか。そこで、セダンのVIP系カスタムパーツをいくつかピックアップして紹介したいと思います。

今回ピックアップしたカスタムパーツは、VIP系カスタムのカスタムベースとして用いられることの多い人気国産プレミアムセダンのものが中心です。もし愛車に適合するカスタムパーツがない場合はCARTUNEをチェックして、自分の愛車と同じ車種をCARTUNEユーザーがどのようにカスタムしているか勉強してみてください。

エアロ

kaazuu63さんのクラウンアスリートGRS180の画像
kaazuu63さんのクラウンアスリートGRS180の画像
引用元:kaazuu63さんの投稿

車の性能を向上させる役割を持つエアロパーツ。本来はスポーツカーなどスポーツ走行を楽しむ人が愛車の運動性能を向上させるために装着するのですが、昨今はドレスアップパーツとしての意味合いが強くなっています。

実際にデザイン重視で走行性能を考慮していないエアロパーツも多いです。VIP系カスタム向けに販売されているエアロパーツはデザイン重視のものが多く、空力性能はあまり考慮されていません。

その代わり、愛車の外観をより迫力のあるものへとイメチェンすることが可能です。今回はおすすめのエアロパーツを3種類ピックアップしました。

AIMGAIN

まず最初に紹介するのは、国産セダンに限らず様々なジャンルの車種のエアロパーツ製造を手がけているAIMGAINの「UCF30/31セルシオ用ボディキット」です。マイナーチェンジ後のUCF30/31セルシオに適合するエアロパーツとなっていて、スポーティーさと上品さを両立することができます。

AIMGAIN製のボディキット装着すれば、セルシオにヨーロピアンテイストを取り入れることができ、欧州サルーンのような上質感とおしゃれな印象をプラスすることが可能です。 こちらのボディキットの中心となるのは、フロントバンパースポイラー、サイドステップ、リアバンパーの3点。

フロントバンパースポイラーは、フェンダー付近に設けられたダクトがレーシーさを強調します。全体的にはそれほどアクが強いわけでもなく、UCF30/31セルシオのもとの良さを損なうことなくイメチェンすることが可能です。

サイドステップも非常にシンプルな造形を採用しています 前後にはフタのような溝を設けることで欧州車のような雰囲気に、サイドステップ中央にはキャラクターラインを入れることでスタイリッシュな印象を強調しています。

画像では確認できませんが、リアバンパーは程よくスポーティーかつ上品で、左右4本出しのマフラーがよく似合うデザイン。リアバンパー下部は重厚感を感じさせるデザインを採用することで、リア周りの存在感を高めています。

AIMGAINの「UCF30/31セルシオ用ボディキット」の価格は、フロントバンパースポイラーが9万円、サイドステップが7万円、リアバンパースポイラーが8万円です。これらを3点キットで購入すると22万円で購入することができます。

admiration

続いて紹介するのは、こちらもAIMGAINと同様、様々なジャンルの車種のエアロパーツ製造を手がけているadmirationの「LS600/460用フルキット」です。2017年まで販売されていた先代LS600/460の後期モデルに装着することができます。

LS600/460は国産車最高級のセダンなので、ノーマルの時点で迫力のあるスタイリングを採用しています。特に大型のフロントグリル(スピンドルグリル)が演出する存在感とプレミアム感はなかなか真似できるものではありません。

そんなLS600/460のデザインを崩すことなく、スポーティー感を見事に取り入れたのが admirationの「LS600/460用フルキット」。フロントハーフスポイラー、サイドステップ、リアハーフスポイラーの3点で構成されています。

フロント、リアともにフルバンパータイプではないので、LS600/460のイメージをそのままに外観にアレンジを加えることが可能です。フロントハーフスポイラーはLS600/460のフロントマスクにスポーティー感と若々しさを、リアハーフスポイラーはLS600/460のリア周りに圧倒的な存在感をプラスしてくれます。

サイドステップは、フロントからリアにかけてスタイリッシュなキャラクターラインが入っているので、LS600/460のサイドビューにスポーティーな印象をプラス。良い意味で純正アクセサリーのような、一体感がこちらの製品の魅力です。

フロントハーフスポイラーの価格は68,000円(FRP+カーボンは104,000円)、 サイドステップの価格は74,000円(FRP+カーボンは126,000円)、 リアハーフスポイラーの価格は7万円(FRP+カーボンは122,000円)となっています。 上記のすべてがセットになったフルキットの価格は202,000円(FRP+カーボンは342,000円)です。

K.BREAK

最後に紹介するのは、VIP 系カスタムのエアロパーツ製を造得意とするK.BREAKが販売している「日産・F50シーマ用エアロパーツ」です。 2001年から2010年まで日産のフラッグシップセダンとして製造および販売がなされていたF50シーマの前期モデルに装着することができます。

当時の国産セダンの中では大柄なボディを採用していたこともあり、ノーマルの時点でその存在感は抜群のF50シーマ。曲線を描いた特徴的なヘッドライトをどう感じるかは人それぞれですが、その丸みを帯びたスタイリングは、当時のトヨタ車では感じることのできない魅力が備わっています。

そんなF50シーマ独自の魅力をさらに引き出してくれるのがこちらの製品です。K.BREAKが販売している「F50シーマ用エアロパーツ」の中心となるのはフロントバンパー、サイドステップ、リアバンパーの3点になります。

フロントバンパーは、ややおとなしい印象を受けるF50シーマのフロントマスクに迫力と存在感を与えるスポーティーなデザインです。サイドステップの造形はとてもシンプルですが、フロントバンパーのリップ部と連続するデザインを採用しています。

リアバンパーは洗練された美しさを感じるデザイン。その控えめのデザインはVIP系カスタムとしては好みが分かれるかもしれませんが、F50シーマが放つ魅力を一切損ねていません。一体感は非常に高く、これがノーマルのデザインだといっても違和感がないほど。

「VIP系カスタムはかっこいいけど、派手すぎるのはちょっと…」という人におすすめのエアロパーツだと思います。フロントバンパーの価格は88,000円、サイドステップの価格は68,000円、リアバンパーの価格は78,000円です。上記のフルセット価格は23万円となっています。

ホイール

おっちーさんのスカイラインクーペCKV36の画像
おっちーさんのスカイラインクーペCKV36の画像
引用元:おっちーさんの投稿

VIP系カスタムを施すのであれば、社外ホイールへの交換は避けて通れません。純正ホイールはボディとの一体感を重視してデザインされているため、完成度は非常に高いです。しかし、社外ホイールには純正ホイールで感じることのできない存在感や、圧倒的な存在感を演出することができます。

VIP系カスタムに用いられる社外ホイールはジャンルを問いません。スポークやメッシュ、フィン、ディッシュまで様々なタイプのホイールを使ってVIP系カスタムを施しています。ただし、純正品よりも大径の社外ホイールを装着することは絶対です。

BBS SUPER-RS

引用元:bbs-japan.co.jp

まず初めに紹介する社外ホイールは、ドイツの名門アルミホイールメーカーであるBBSの「SUPER-RS」です。「SUPER-RS」は1983年の発売から変わらない美しさとラグジュアリー感を醸し出しているBBSのロングセラーモデルとなっています。

採用されている17本のクロススポークデザインは、クラシカルな雰囲気を放つと同時に足元に上質感をプラス。どんなセダンの足元であってもバッチリとキマッてくれるでしょう。 アグレッシブすぎないディープリムは程よい存在感を演出してくれます。

「SUPER-RS」のサイズ展開は20インチのみです。リム幅は8.5~10.0Jまで用意されています。1本あたりの価格は178,200円~184,600円です。決してリーズナブルな価格ではありませんが、VIP系カスタムを施したセダンの足元に個性をプラスしてくれます。

WORK ZEAST ST1

引用元:www.work-wheels.co.jp

続いて紹介する社外ホイールは、スポーツホイールからドレスアップホイールまで多種多様なホイールデザインをラインナップしているWORKの「ZEAST ST1」です。SUPER-RSほどの歴史はありませんが、発売以来、常に高い人気を誇っています。

人気の秘訣は間違いなくデザイン性の高さでしょう。 「ZEAST ST1」は硬質感のある6スポークデザインを採用。ホイールの中心からリムまですらっと伸びたスポークは、高い上質感とスポーティー感の両立を実現しています。

また、カスタムカー界隈で人気が高い3Dコンケイブデザインを採用していることも人気の理由のひとつです。昨今のトレンドをふんだんに盛り込んだことで、強い存在感とスタイリッシュな印象を足元にプラスしてくれるアルミホイールとなっています。

「ZEAST ST1」のサイズ展開は18インチから21インチ。リム幅は7.5Jから11.5Jまで幅広くラインナップされています。1本あたりの価格は63,000円~126,000円です。カラーバリエーションも豊富に用意されているので、愛車の足下に強烈な個性とスタイリッシュさをプラスしたいのであれば、うってつけのホイールだと思います。

Amistad KLAUD

引用元:www.amistad.ne.jp

最後に紹介する社外ホイールは数々のラグジュアリーホイールを手掛けているAmistadの「KLAUD」です。上記ではメッシュホイールとスポークホイールをピックアップしましたが、「KLAUD」はVIP系カスタムの定番であるディッシュホイールとなっています。

9ホールのディッシュデザインは、ディッシュホイールとしての存在感とスポークホイールとしてのスタイリッシュさを両立。どんなドレスアップカーの足元にも強い存在感と重厚感をプラスしてくれる魅力的なアルミホイールです。

「KLAUD」にも複数のカラーバリエーションが用意されていますが、最も定番のブラックポリッシュはディッシュ部にダイヤモンドカット加工を、それ以外にはブラック塗装×ポリッシュ加工を施すことで、立体的な奥行き感を表現しています。個性的なラグジュアリーホイールなので似合う車種は限られますが、VIP系カスタムを施した車にはとても相性が良いです。

「KLAUD」のサイズ展開は18インチから20インチ。リム幅は7.5Jから11.5Jと幅広いラインナップです。1本あたりの価格は69,000円から130,000円となっています。 「KLAUD」のようなディッシュホイールはVIPカーの足元でこそ真価を発揮するホイールです。

サスペンション

LS@S.KさんのLSUSF40の画像
LS@S.KさんのLSUSF40の画像
引用元:LS@S.Kさんの投稿

VIP系カスタムにはローダウンが必要不可欠です。極端な話をすれば、ローダウンを施したセダンならVIP系カスタムとみなされるほど、VIP系カスタムにはローダウンが重要なポジションを担っています。

車をローダウンするには、サスペンションの交換もしくはスプリングの交換が必要になります。一般的によく用いられるのは車高調かローダウンスプリングです。しかし、ローダウンスプリングは車高の落ち幅が少ないため、VIP系カスタムを施すのであれば車高調一択でしょう。高額な費用がかかるので一般的ではありませんが、エアサスを装着する人も少なくはありません。

一部のセダンには純正でエアサスが導入されている車種もあります(UCF31セルシオ、18マジェスタなど)。エアサスが既に導入されている車種は、エアサスコントローラーで車高を自在にコントロールすることが可能です。

今回は2種類のおすすめ車高調をピックアップしました。これからVIP系カスタムを愛車に施していきたいという人はぜひ参考にしてください。

BLITZ Damper ZZ-R

BLITZ ブリッツ 車高調 DAMPER ZZーR BB 92205 GS/クラウン UZS190/GRS180/GRS182

まず最初に紹介するのは、車高調の定番メーカーのひとつであるBLITZが製造している「Damper ZZ-R」です。ピックアップした製品は、レクサスGS、18クラウン、20クラウン向けの車高調ですが、「Damper ZZ-R」は国産車であれば大半の車種に適合する製品が用意されているので安心してください。

「Damper ZZ-R」は車の運動性能を犠牲にしない単筒式を採用した全長調整式ショックアブソーバーです。全長調整式なので幅広い遮光に対応することができます。32段減衰力調整機構が備わっているおかげで自分好みの乗り味に設定することも可能です。

VIP系カスタムではあまり重要視されない部分ではありますが、「Damper ZZ-R」はサーキットからストリートまであらゆる走行シーンに対応してくれます。また、台形ピストンを採用することでしなやかな乗り心地と高い路面追従性を実現。ローダウンできるだけで乗り心地も運動性能も考慮していないものとは訳が違います。

どんな車高調でも長く使用しているとだんだんへたってしまい、いわゆるショックが抜けるという症状に陥ってしまうこともありますが、「Damper ZZ-R」はオーバーホールにも対応しているのでたとえショックが抜けてしまっても安心です。

このように車高調としては魅力的な製品でありながら、非常にリーズナブルな価格帯を実現していることが「Damper ZZ-R」の最大のウリになります。Amazonでは104,470円という非常にリーズナブルな価格で販売されているのでチェックしてみてください。

RS-R Black i

【RSR】 シーマ 等にお勧め Black☆i 車高調整サスペンションキット アールエスアール ブラックアイ Black・i 型式等:GF50 品番:BKN186M

次に紹介するのは、BLITZと同様、様々な車種のローダウン製品を手がけているRS-Rの車高調「Black i」です。ピックアップした製品は日産シーマ向けの車高調ですが、「Black i」も様々な車種に適合する製品が用意されています。

「Black i」の魅力はスタイル重視の圧倒的なローダウンを実現できることです。ローダウン第1に設計されているため、超ショートストローク、超ショートケース仕様のショックアブソーバーを採用した全長調整式サスペンションとなっています。

もちろん、単筒式数減衰力36段調整機構が備わっているため、運動性能や乗り心地を損なうことはありません。それでいて地を這うような迫力のあるローダウンを実現することができるようになっています。

一部車種に適合する製品を除き、アッパーマウントを採用しているのでキャンバー角を付けるのも難しくありません。仮にショックが抜けたとしてもオーバーホールに対応しているため、車高調を購入しなおす必要がなく安心です。「Black i」の価格は225,180円となっています。

まとめ

タグローノ・サクリファイスさんのIS-FUSE20の画像
タグローノ・サクリファイスさんのIS-FUSE20の画像
引用元:タグローノ・サクリファイスさんの投稿

今回は、国産プレミアムプランの定番カスタムであるVIP系カスタムについて徹底解説しました。昨今はカスタムジャンルの境目が曖昧になっているということもあり、一概にこのカスタムは「〇〇だ!」とカテゴライズすることが難しくなっています。

極端な話をすれば、どんなカスタムであってもオーナーがVIP系カスタムだといえば、それはVIP系カスタムなのです。カスタムの方向性や考えは人それぞれなので、ジャンルにとらわれず自分が最高にカッコいいと思うカスタムを追求していくのがベストだと思います。

CARTUNEには、愛車にVIP系カスタムを施しているEユーザーがたくさん存在します。大勢の人が愛車の画像を投稿しているので、ほかの人がどのようなVIP系カスタムを施しているのかチェックしてみたいという人は、ぜひCARTUNEを利用してみてください。

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