サスペンション交換って大変なの?サスペンション交換について解説! | CARTUNEマガジン
サスペンション交換って大変なの?サスペンション交換について解説!

2019年04月16日 (更新:2020年08月24日)

サスペンション交換って大変なの?サスペンション交換について解説!

車の足回りの要となるサスペンションは、路面からのショックやスポーツ走行によるダメージで劣化が進んでいきます。乗り心地や走行性能が低下してしまうので、サスペンションを交換する人も少なくはありません。そこで今回はサスペンションの交換時期や交換にかかる費用をわかりやすく解説したいと思います!

サスペンションに交換時期ってあるの?そもそもサスペンションってなに?

ゴーゴさんのA4 アバント8KCDNの画像
ゴーゴさんのA4 アバント8KCDNの画像

車をカスタムしているユーザーにとっては馴染み深いパーツのひとつであるサスペンション。そもそもサスペンションとはどのようなパーツなのでしょうか。

サスペンションは車のボディとタイヤの間に備わっている部品のことで、路面からの衝撃を吸収して乗り心地を良くしたり車の運動性能を向上したりする効果があります。

サスペンションは複数の部品で構成されていますが、一般的にはダンパー(ショックアブソーバー)とスプリングの2つが組み合わさっているものを指していることが多いです。

あまり消耗品というイメージのないサスペンションですが、走行距離の増加やスポーツ走行を繰り返すことでへたりが生じてしまい、衝撃を吸収するクッションの役割が失われていってしまいます。

いわゆるサスペンションが抜けるという現象です。サスペンションが抜けると、本来の性能を発揮することができず、乗り心地の悪化や走行性能の低下というデメリットが発生してしまいます。

サスペンションは車の構造に大きく関わっている部品なので、こまめに点検することは難しいかもしれません。しかし、定期的な点検を実施したりオーバーホールしたりすることで、新車当時の快適な乗り心地や高い運動性能を維持し続けることが可能です。

サスペンションの交換時期は、走行頻度や車の保管状況、乗り方などによって違いはありますが、目安としてよく挙げられるのが「新車登録から10年が経過していること」や「5万 km以上そうこうしていること」。

もちろん、どちらかに該当していたとしても新車当時に近い性能を維持しているサスペンションは存在します。しかし、念のためにもどちらかに該当している場合は、点検もしくは交換を検討した方がいいかもしれません。

サスペンション交換の工賃っていくらぐらいするの?

人によっては交換する機会のないサスペンション。サスペンションの交換はとてもお金がかかってしまいそうなイメージがありますが、実際のところサスペンション交換はどのくらいの工賃が発生するのでしょうか。

サスペンション交換をどこで実施するのかによって工賃は増減しますが、車用品店の最大手であるオートバックスはサスペンション交換工賃を2万円~に設定しています。

整備工場でサスペンション交換を行った場合、車用品店と同じくらいか、やや高い程度になると思います。ディーラーでサスペンション交換行う場合は車用品店や整備工場よりも工賃が高額になることが多いです。

もちろん、サスペンション交換の具体的な工賃は車種や車の構造によっても大きく異なっているので注意してください。

プリウスのサスペンション交換費用

SoraさんのプリウスZVW51サスペンションの画像
SoraさんのプリウスZVW51サスペンションの画像

今回は、トヨタの代表的な車種でありカスタムベースとしても人気を集めているプリウスを例に挙げて、サスペンション交換費用を解説してみたいと思います。サスペンション交換にかかる時間は2時間から3時間程度です。

1時間あたりの工賃を平均的な8000円とすると、サスペンション交換にかかる工賃は16000円から2万4000円ということになります。当たり前の話ですが、サスペンションを交換するには現在装着しているサスペンションとは別のサスペンションが必要になりますよね。

サスペンションの価格は製品によって大きな差があります。プリウスで人気の車高調整式サスペンション(以下、車高調)であれば、8万円から13万円程度で販売されていることが多いです。

仮に車高調の価格が10万円とすれば、サスペンション交換にかかる費用は116,000円から124,000円程度ということになります。

あくまで一例にすぎないので、実際のサスペンション交換費用は大きく異なる可能性もありますが、サスペンション交換を検討している皆さんの参考になれば幸いです。

サスペンションをグレードアップさせたい!おすすめサスペンションを紹介!

サスペンションを交換して乗り心地や走行性能を向上させたいと考えている人のために、乗り心地重視・走行性能重視・ローダウン重視の異なる魅力が備わったサスペンションを紹介したいと思います。サスペンションは車種やメーカーによっておすすめの製品が異なりますが、こちらもあくまで一例として参考にしてください。

乗り心地重視

引用元:www.airforce-sus.jp

現在よりも優れた乗り心地を実現するためにサスペンションを交換したい、という人におすすめのサスペンションがエアフォースの「ボルトオンエアサスキット スーパーパフォーマンス」です。

エアサスの導入はややとっつきにくい印象がありますが、こちらの製品なら車高調を交換する感覚で取り付けることができます。フルタップ式車高調と減衰力調整機能付きなので、自分の思い通りの乗り心地やストロークを実現することが可能です。

エアサスは一般的な車高調よりも乗り心地がふわふわしている傾向にあるので、好みは分かれるかもしれません。しかし、柔らかい乗り心地が好みな人はエアサスへの交換をおすすめします。

公式サイト

走行性能重視

引用元:www.blitz.co.jp

走行性能を重視したサスペンションといえばスーパーオーリンズなどが頭に思い浮かびますが、今回はあえて「ブリッツ ダンパー ZZ-R」をピックアップしました。

ダンパーZZRは全長調整式・32段減衰力調整が備わった車高調でありながら、比較的リーズナブルな価格を実現しています。ストリートからサーキットまで幅広いシーンに対応可能です。

ダンパーZZRを構成している部品の一部にアルミ製を採用することで、耐久性と軽量化の両立を実現。単筒式サスペンション構造はシンプルな構造かつ剛性面で有利なため、よりスポーツ走行向きの車高調となっています。

カスタムユーザーから人気を博している車高調ということもあって、適合車種が幅広いのも魅力的なポイントです。

公式サイト

ローダウン重視

引用元:leon-car.jp

普通乗用車に比べ、迫力のあるローダウンを実現しにくい軽自動車。よりかっこいい足回りを実現するために四苦八苦している軽ユーザーは多いと思います。軽自動車でも徹底的なローダウンを施して足回りをかっこよく魅せたいという人におすすめの車高調が「レオン 低王 車高調キット」です。

こちらの製品は車高を極端にローダウンするために設計されています。低王車高調キットであれば、四苦八苦することなく簡単にかっこいいローダウンを実現することが可能です。車高を上げた状態でもノーマル車高にはならないため、イベントもしくは競技用品として販売がなされています。

公式サイト

まとめ

マサ☆BDF86🐬☆さんの86ZN6イベントの画像
マサ☆BDF86🐬☆さんの86ZN6イベントの画像

サスペンションを交換する機会はそう多くありませんが、車を構成しているほかの部品と同様、サスペンションも消耗品であることがわかりました。もちろん定期的なメンテナンスやオーバーホールを施すことで、サスペンションの寿命は大きく向上します。

必ずしも交換する必要があるわけではありません。ですが、カスタムパーツのひとつとしてサスペンションを交換しているユーザーは多いです。CARTUNEには愛車のサスペンションを交換してカッコよくカスタムしているユーザーがたくさんいるので、気になる人は是非1度CARTUNEを利用してみてくださいね。

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