2020年11月05日 (更新:2022年08月04日)
キャンプサイトレイアウト実例集、クルマを最大限活用する配置例を紹介
テントなどのキャンプサイト設計で度々悩むのが車の置き場や活用方法。車をキャンプで効果的に使用するにはどうしたら良いのか、そのヒントを集めました
キャンプでの車の活用方法はたくさんある
キャンプ場での主役はもちろんテントやタープ、その他諸々のキャンプギアたちですが、車も立派なキャンプギアのひとつ。
キャンプでの車の活用方法には、次のようなものがあります。
- 車を風除けに使う
- 車を作業台として使う
- 車を収納として使う
- 車をテントの一部として使う
- 車をアトラクションとして使う
車を風除けに使う
ミニバンなどの高さのある車は、風上に配置することで風除けとして使用できます。風向きを考慮して車を配置することで、テントの設営や火起こしなどあらゆる作業が一気にラクになります。
しかし、狭いキャンプ場などではテントを張った後に車を出せなくなることもあるので、車の導線を考えながら設営を行いましょう。
また、近くで火起こしやBBQなどを行う場合は、火の粉が飛ばないよう注意しましょう。車の塗装を焼いてしまうほか、燃料に引火する可能性もゼロではありません。
火を使う時は、空気の流れや車の周囲がガソリン臭くないかなど、十分な確認が必要です。
車を作業台として使う
車種によっては、荷台の扉がトランクから飛び出るようになっているものもあります。ただでさえアイテムが限られているキャンプでこのスペースを利用しない手はありません。
車の荷台は非常に安定しているため、料理や木工を行う際はガンガン使っていきたいですね。
車を収納として使う
車は移動式倉庫のようなもの。車をサイトに横付けすることで、トランクやスライドドアの開口部から簡単に荷物を取り出すことができます。
財布などの貴重品も、頑丈で安全な車の中に保管しておきたいですね。
半屋外のスタイルで設営する
車とテントを直接接続し、居住空間の一つとして使用するのも良い活用方法です。
特に雨天などの天候の悪化が予想される場合は、確実に濡れない空間にすぐアクセスできるのはメリットしかありません。小さいお子さんや寒さに弱い方がいる場合にはこのスタイルがおすすめ。
車をアトラクションとして使う
ピックアップトラックなどの車は、アトラクションとしての楽しみ方も兼ね備えています。
周囲の林道を散策したり水辺を走ってみたりと、アウトドアシーンは普段発揮できない車の性能を楽しむ絶好の機会です。
また、ハイブリッドカーやPHEVなどの場合は、車の電源を使用して映画を楽しむことなども可能。
大型のバッテリーやモーターを備えているため、災害時などでも電源供給が可能な頼もしい車です。
キャンプサイトレイアウト実例集
テントと車を直接繋ぐ
テントに直接車をドッキングさせているサイトレイアウト。
車内へのアクセスが良いため荷物を全て外に出す必要がなく、手軽に楽しめるのがメリットです。突然の強風などでもすぐに車内へ避難することができます。
車とテントで居住空間を囲い込む
車を横付けするだけだと圧迫感が生まれがちですが、他方向も同じようにテントで囲い込むように設営することでまとまり感が生まれています。
雨風も効果的にふせぐことができるサイトレイアウトです。
車が邪魔にならないように空間を確保
車と対角の位置にテントを配置することで、サイト全体に奥行き感をプラス。
少々特異な形状のキャンプ場でも対応できるレイアウトです。
車を使って手軽に設営
カーサイドタープをトランクドアに取り付けることで、ルーフレールに装着するよりも広々とした空間を確保。
時短かつ手軽にアウトドアを楽しめるスタイルです。
簡単かつ確実なテント設営
ピックアップトラックなどの荷台のある車に多いのがルーフテント。
サイトコーデやレイアウト変更は楽しめませんが、簡単かつシステマチックに設営できるメリットは魅力です。車ならではのキャンプの形ですね。
車をうまく活用して、より快適なキャンプライフを
キャンプギアの一つである車、活用次第では様々な方法があります。まずは自分の目指すアウトドアスタイル、サイトレイアウトを決めて、そこから理想に近い車を探してしてみましょう。
CARTUNEには、キャンプシーンで車を活用するためのヒントがたくさん投稿されています。車を使ってアウトドアを楽しんでいるオーナーたちと繋がってみませんか?