怪物ハイブリッドカー「パナメーラ」の魅力を徹底解剖!

2019年08月19日

怪物ハイブリッドカー「パナメーラ」の魅力を徹底解剖!

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パナメーラは、ポルシェ史上初の4シーターサルーン。その優雅なデザインのエクステリアには注目が集まります。美しくありながらも、ハイパワー。そんなパナメーラハイブリッドの魅力を徹底解剖します。

ポルシェ・パナメーラってどんな車?

引用元:https://www.porsche.com/japan/jp/models/panamera/panamera-e-hybrid-models/panamera-turbo-s-e-hybrid-sport-turismo/

2009年に誕生したパナメーラは、スポーツカーでありながらも高級サルーンの快適さを兼ね備えた珍しいモデル。

ポルシェらしいスポーティーなルックスと実用性がうまく合わさっているため、ポルシェマニアのみならず、ファミリー層からも人気の高い車です。

車名である「パナメーラ」は、1950年代のメキシコで行われていたレース「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」からきているそう。

2016年にフルモデルチェンジが行われた2代目パナメーラは、デザインとパワーユニットが一新され、より美しく・より速く生まれ変わりました。

このターボ仕様モデルは、ニュルブルクリンク北コースにおいて同社の「911 GT3」を超えるタイムを叩き出したことが話題に。

2017年には新しく「シューティングブレーク」と呼ばれるステーションワゴンタイプモデルが追加されました。

ハイブリッドモデルのスペック

2代目パナメーラハイブリッドが搭載するV型8気筒ツインターボの排気量は、初代の4.8Lのものから約800ccダウンしているものの、ツインターボの恩恵によって、結果的にそのパフォーマンスを向上させることに成功しました。

今回ご紹介するハイブリッドモデルの場合、モーターの補助によってさらなるエンジンパフォーマンスが発揮されます。

パナメーラ4Eハイブリッド パナメーラターボS・Eハイブリッド
エンジン種類・排気量 V型6気筒ツインターボ2,955cc V型8気筒ツインターボ3,996cc
最高出力/最大トルク 243kW(330PS)/450Nm 404kW(550PS)/450Nm
モーター最高出力/最大トルク 100kW(136PS)/400Nm
総合出力/統合トルク 340kW(462PS)/700Nm 500kW(680 S)/850Nm
最高速度 278km/h 310km/h
0-100km/h加速 4.6秒 3.4秒

グレード・価格

引用元:https://www.porsche.com/japan/jp/models/panamera/panamera-e-hybrid-models/panamera-turbo-s-e-hybrid-sport-turismo/

日本仕様のパナメーラハイブリッドには、大きく分けてパナメーラ4Eハイブリッド、パナメーラターボS・Eハイブリッドの2グレードが用意されています。

さらに、それぞれのグレードの中でも、4ドアサルーンタイプとシューティングブレークタイプから選ぶことが可能です。

グレード名 メーカー希望小売価格
パナメーラ4Eハイブリッド 14,360,000円
パナメーラ4Eハイブリッドスポーツツーリスモ 15,213,000円
パナメーラ4Eハイブリッドエグゼクティブ 15,580,000円
パナメーラターボS・Eハイブリッド 28,310,000円
パナメーラターボS・Eハイブリッドスポーツツーリスモ 29,073,000円
パナメーラターボS・Eハイブリッドエグゼクティブ 30,440,000円

パナメーラハイブリッドの魅力って?

多くのバリエーションが用意されているパナメーラですが、その最大の魅力はやはりハイブリッドシステムそのものでしょう。

このモデルのハイブリッドシステムは、ただ単に低燃費を実現する為のものではありません。

むしろ、エンジンの性能を向上させる目的で搭載されています。

V型8気筒4.0Lツインターボに最大出力136hpのモーターが加わることで、システム全体で680hpの出力を記録。ハイブリッドカーとは思えない性能を発揮します。

この部分だけを見ると、肝心の燃費性能はあまり良くないのではないかと感じてしまうかもしれませんが、問題ありません。

パナメーラハイブリッドには、リチウムイオンバッテリーを搭載したプラグインハイブリッドが採用されているため、電力のみで走るEパワーモードが使用可能です。

このEパワーモードでは最高速140km/hでの走行が可能で、欧州複合モード燃費40km/l、CO2排出量56g/kmという環境性能を実現しました。

走行性能

パナメーラの走行性能を知りたいのなら、最高速度と加速性能のデータを参考にすると良いでしょう。

パナメーラターボS・Eハイブリッドの場合、システム全体で680 PSの出力、850 Nmものトルクを誇り、最高速度310 km/h、0

  • 100 km/h加速3.4秒という驚くべき性能を発揮します。

また、パナメーラ4Eハイブリッドにおいても、最高速度278 km/h、0

  • 100 km/h加速4.6 秒となっており、スポーツカーの名に恥じぬ性能を持っているといえるでしょう。

全モデルに搭載される8速PDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)は、高速走行時でも低いエンジン回転数を維持するシステムです。それによって安定した長距離ドライブができるので、頻繁に遠出をする方にはうれしいですね。

そして、現行パナメーラには、4WSシステムのリアアクスルステアリングと呼ばれる新機能が搭載されています。

これは、低速走行中にフロントホイールとは反対方向にリアホイールを操舵(逆位相)することで、コーナーでの回頭性や取り回しやすさを向上させるシステム。

また、高速走行時にはフロントホイールと同じ方向にリアホイールを操舵(同位相)し、車線変更時などでも安定した走行が出来るようになっています。

実用性

引用元:https://www.porsche.com/japan/jp/models/panamera/panamera-e-hybrid-models/panamera-turbo-s-e-hybrid/

これまでパナメーラの優れた走行性能を紹介してきましたが、このモデルは実用性を備えた4ドアサルーンであるということを忘れてはいけません。

後部席は40対20対40の分割可倒式で、ラゲッジスペースは通常状態が495L、後席を倒せば1304Lという荷室容量を確保することができるため、荷物の置き場に困ることはないでしょう。

インテリア類に関しても、実用性の高い装備が充実しています。

スイッチ類がタッチパネルと高解像度ディスプレイに置き換えられた、ポルシェ・アドバンストコックピットが高級感を演出。

空調のルーバーやオプションで装着可能なエアコン・インフォテントオプションはタッチセンサーで電子制御されており、車内をより快適な空間へと変化させています。

まとめ

今回はポルシェ・パナメーラについて、ハイブリッドモデルを中心に紹介しました。その他にも、5mを越える全長・2mに迫る車幅を持った迫力あるボディなど、多くの魅力がこの車にはあります。

ポルシェは、これまで築き上げてきた「スポーツカーメーカー」というブランドイメージを利用して新たな領域に挑戦し、成功を収めました。伝統と変化が融合した結果、誕生したのがこのパナメーラなのです。この車を通して、ポルシェの新たな姿を垣間見ることが出来るかもしれませんね。