車のカスタムというとエアロやホイールといった外装に目がいきがちですが、おススメしたいのが内装のカスタム。車のインテリアはエクステリアよりもお手軽かつ安価に満足感を与えてくれますし、普段から視界に入る分、愛車への愛着もより一層高まります!とはいえ、そもそも車のインテリアのどの部分がカスタムできるのか知らない、という方も案外多いのではないでしょうか?今回は自分で交換される方のために、作業の「難易度別」にインテリアカスタムの手法をご紹介します!
車のインテリアは自分の部屋と同じ!
自分の部屋を手に入れたら、自分好みに変えたいですよね?同じように、愛車の中も自分好みにしたい!と思われる方が多いのは頷けます。「でも、どこから手を付けたらいいのかわからない・・・。」そんなアナタの為に、今回は車のインテリアにはどんなパーツがあるのか、それぞれ作業の難易度別にご紹介します!
【初級編】工具要らず⁉初心者でもお手軽なインテリアカスタム
シフトノブ
シフトノブの外し方は簡単。シフトノブを持って左回しに回転させるだけでOKです。インテリアパーツのカスタムの中でも、もっともお手頃にできるカスタムなんです。
実はATでも交換可能!
シフトノブというとMTのイメージがありますが、実はAT車でも交換が可能。また、ボタン式でも対応製品なら規格次第で交換できます。見た目だけでなく操作感も変わる、満足度の高いカスタムといえるでしょう!
こちらはハイゼットにムーブのAT用シフトノブを装着した例。共用部品の多い軽自動車なら他車種流用も可能ですね!アナタの車に付けられるシフトノブは案外多いかも?ぜひ、一度調べてみてくださいね。
足元の印象を左右するフロアマット
ドアを開けた時に視界に入るフロアマットは、インテリアの多くの面積を占めるパーツ。交換すると車内の雰囲気は一気に変わります!
フロアマットからフロアパネルに交換したインプレッサ。WRCのラリーカーを彷彿とさせる、スパルタンな仕上がりですね。乗り込むたびにワクワクできるインテリアです!
カスタムでお馴染み、伝統のカロマット!チェックと内装のウッドパネルのコンビネーションがとてもシックな仕上がりです。カロマットはオーダー式なので車種は関係ナシ。ぜひ参考にしたいカスタムですね!
【中級編】ひと手間で雰囲気が激変!仕上がりを決めるインテリアカスタム
カスタム感が一気倍増⁉自作もできるシフトブーツ&サイドブレーキカバー
光沢を抑えた本革バックスキンと赤ステッチで、上品でありながらもレーシーな仕上がりに。ノーマルのシフトブーツ&サイドブレーキカバーは多くが合皮製ですから、カスタムするとここは写真以上に質感の違いが出るトコロ。素材にこだわった大人のワンポイントカスタムですね!
こちらはDIYで作成されたドラゴンボール仕様のシフトブーツ&サイドブレーキカバー!車内がパッと華やかになりますね。誰ともかぶらないというのも、嬉しい魅力です!
そのままでは浮いてしまいがちな色合いですが、チタンカラーシフトノブやサイドブレーキレバーとの組み合わせでバツグンのカラーバランスに。シフトノブとの組み合わせを考えてDIYするのも、カスタムの醍醐味の一つですね!
運転感覚も変わる⁉ アルミペダルカバー
通常の車のペダルには、滑り止めのために黒いゴムカバーが被せてあります。これをアルミ製などの金属ペダルに交換したり、カバーを取り付けることで、高級感がアップ。たかがペダルと侮ることなかれ。その存在感はかなりのものですよ!
ペダルカバーには、スポーティーなスタイルのものや大人っぽいデザインのものなど、様々な種類があります。こちらは滑り止め用のゴムがペダルから出ているタイプ。靴が滑らずしっかりと踏み込めるので、安心感たっぷりのペダルタッチに。
【上級編】カスタムの決定打になるインテリアカスタム
インテリアの顔、ステアリング
ドライバーの目の前にあり、常に操作するステアリングは、インテリアのスタイルを大きく左右するパーツ。触れている時間が長いからこそ、交換すると満足感もひとしお。
その代わりというわけではありませんが、ステアリングの交換作業にはやや複雑な面もあります。いくつか工具が必要で、カスタム初心者の方には少し取っ付きにくいかも。でも、そのぶんカスタム効果は抜群なので、ぜひともチャレンジしていただきたいところです!
伝統のナルディウッドステアリング。シフトノブ・サイドブレーキレバーもウッドでコーディネートすることで、クラシカルな印象を強く感じさせます。
ボディカラーに合わせて内装をトータルコーディネートした、スズキ・ツイン。キャンディレッドの透明感あるステアリングが空間の主役の座を勝ち取っていますね!
さいごに
今回は、インテリアのアイテムに絞ってご紹介させていただきました。ステアリングの交換はすこし作業が必要ですが、フロアマットやシフトノブの交換はとても簡単。ぜひカスタムを行ってみてください!